写真関係の用語集です。


赤目(あかめ)

人物をストロボ炊いて撮ると目が赤くなって映る現象。いきなり明るくなると目の瞳孔が開いてどうたらこうたら
赤目軽減モードでなんとかならないこともない。最近は画像処理でなんとかなったりする。
別に被写体の人がギ○スや中二病患者、能力者使いと言うことではない。

アスペクト比

写真の縦横の比率の事。一般的なデジタル一眼レフは横3:縦2になっている。コンデジとオリンパス・パナソニックのデジイチは横4:縦3。多くのカメラで画素の一部を使わないことで他のアスペクト比が選択可能となっている。フィルムの種類によっては16:9や1:1(6:6)、5:4も存在する。

アンダー

露出不足・暗い事。撮影者が意図として行う場合もある。

一段(いちだん)

露出の2倍分or1/2倍分の事を指す。
例:シャッタースピードを1/100から一段遅くする→1/50
  感度を一段上げる→ISO100>ISO200
  絞りを一段開ける→F5.6>F4
1/3段や1/2段という言い方もする。これを覚えると、露出を決める際の計算が楽になる。

色温度(いろおんど)

画像が赤くなったり青っぽくなるのはこいつのせい。K(ケルビン)で表され高いほど青く低いほど赤い。
タングステン光(蛍光灯)下では設定に注意

xDカード(エックスディカード)

オリンパスとフジのデジカメで対応するメモリーカード。結構異端扱い。かわいそうな子
SDカードに普及を取られている。あまり普及していないので割高で単価が高い。最近のそれらの企業製のデジカメはSDと2つのスロットルが付いてるのが多い。

SDカード(エスディカード)

最近の大抵のデジカメで使われているメモリーカード。メモリーカードの中で一番普及していて一番安価に手に入りやすいカード。
テレビなどにも挿入でき、大きさによってmini-、micro-、の規格があり携帯に挿入できるのもある。
4G以上のはSDHCカードと呼ばれSDカードと大きさが同じだが少し規格が違うので旧製品には対応していない場合があるので使用するには注意が必要だ。

エンジン

デジカメでは大抵は画像処理エンジンとよばれるLSIの事を指す。いわば旧世代?のフィルム部分。
デジタルカメラでは機械の事もさることながらこちらの方も重要視される。自動車などのエンジンではない(広義の意味では同じだが)。

AF

オートフォーカスの略。ア○ルファ○クではない。カメラのピント合わせを自動化した物。MFの逆
手動でピント合わせをしなくて良いので便利であるが調節が下手な被写体や機械があるので注意

APS-C(エーピーエス・シー)

多くの入門機・中級機に使われている画像素子のサイズ。フルサイズの約半分の面積。レンズの焦点距離は35mm版用に書いてあるがこれをAPS-Cで使うと焦点距離は約1.5倍(1.6の場合も)になるので注意。フィルムカメラで慣れていると違和感があるかもしれないが慣れるしかぬぁい!

オーバー

露出過多・明るい事。撮影者が意図として行う場合もある

画角(がかく)

写せる範囲の事、単位は度。ややこしい事に、同じレンズを使っても、カメラの機種(映像素子のサイズ)によって画角が異なる場合がある。一般的には35mm版(一般的なフィルムサイズ)で撮影した場合の画角を指す。

クモリ

レンズ クモリとも。レンズやファインダーにカビが生えたりすること。こうなると結構お金がかかり、なおかつまずきれいにならない。こうなる前に手入れをよくしておきましょう

広角(こうかく)

焦点距離が小さい事を言う。人の視界よりも広い範囲が一枚の写真に写せるので風景などによく用いられる。魚眼レンズはスゲー広角と思ってもらえばいい。ズームレンズなどの一番広角側を「ワイ端」なんて言う。収差や像の歪みが激しいので使い方次第。風景写真でで好まれる。

コンデジ

「コン」パクト「デジ」タルカメラの略で、コンデジ。デジタル一眼レフカメラ・デジタルビデオカメラと区別するためにこう呼ばれる。

CF(コンパクトフラッシュ)

デジタル一眼で一般的なメディア。シーエフカードとかも言われたりする。転送速度が速いので大きなデータを連続で撮影するデジタル一眼では一般的。しかしサイズが大きいのでコンデジではあまり見られなくなった。最近はデジタル一眼の入門機にはSDカード、中級機以上にはこれが使われるものが多い。

合焦(ごうしょう)

「がっしょう」と読んでも可。ピントが合うこと。

焦点距離(しょうてんきょり)

レンズなどに書いてある○○mm(ミリメートル)のこと。数字が大きいほど望遠、小さいほど広角になる。人がボーっと見ている時の視界がだいたい50mmと言われているので50mm前後が標準レンズと言われる。初心者はまずここから練習。

絞り優先 AE(しぼりゆうせんエーイー)

自分で絞り値をセットするとカメラがシャッタースピードを勝手に決めてくれるモード。

シャッター優先AE(シャッターゆうせんエーイー)

絞り優先AEの逆でシャッタースピードを決める代わりに絞り値をカメラが決めるモード。

単焦点レンズ(たんしょうてん―)

焦点距離が固定のレンズ。ズームが出来ないため利便性は少ないが、明るく小型・軽量・安価・画質が良い・歪みが少ない傾向がある。

適正露出(てきせいろしゅつ)

ぶっちゃけた話、見せたいところが暗すぎず、明るすぎなければ適正露出。

デジイチ(デジ1)

「デジ」タル「一」眼レフ(カメラ)の略で「デジイチ」。コンデジやデジタルビデオカメラと区別するためにこう呼ばれる。

トイカメラ

その名の通り、おもちゃのようなカメラ。プラスチックで作ったレンズを使用していたり、レンズコーティング(レンズ性能を上げるためにレンズに張った薄い膜)を簡単なものにしてあったりする。そのため、写りが幻想的になったり、普通のカメラでは撮れない写り方をする。最近、女性中心に人気がある。トイレンズの項目も参照。

トイレンズ

その名の通り、おもちゃのようなレンズ。デジタル一眼でもトイカメラのように撮影出来る。超高価なレンズでないと付いていない機能があったりして面白いものもある。基本的にとても安い。

ニ眼レフカメラ(にがん―)

その名の通り、レンズが2つ付いているカメラ。デザインが古めかしいためアンティークとしてもファッションとしても人気があり、トイカメラ等も発売されている。

バルブ

Bで表されるシャッタースピード。用途としては長時間露光に。夜景や花火、天体写真など暗い所で使ったりする。

被写界深度(ひしゃかいしんど)

写真のピントが合っているように見える領域の広さ(深さ)のこと。F値が小さいほど浅く大きいほど深い。重要なので覚えておくといい。
ピントの合わせる被写体に対してピントの合っている撮像素子(フィルムなりCCD/CMOS)は2次元平面なので異なるので絞り調節が必要だ。(?)

望遠(ぼうえん)

焦点距離の大きいことを言う(-レンズ)。ズームとは違う。用途はスポーツ、動物、のz・・・等。ズームレンズの一番望遠側を「テレ端」なんて言う。逆はワイド
バズーカ並みのとても大きいのがあったりで腕の力が必要。一脚、三脚を併用するのが主だったりする。初心者にはまずオススメできない。航空祭の会場の最前列や、珍しい列車が走ったりすると沿線にこの砲列が並ぶのがしばしば見られる。

プログラムAE

構図以外全部、つまりシャッタースピードと露出をカメラに任せてしまうモード。

MF

マニュアルフォーカスの略。カメラのピント合わせを撮影者が自らの手で行う方式。置きピンとかマクロ撮影で使う・・かもしれない。
ファインダー目視で決めるので目の悪い人には少し厳しいかも。

メモリーカード

プレステのを思い浮かべがちだけどカメラでは記憶媒体のことを言います。
ちょっと違うけどフィルムみたいな物(フィルムは撮像素子でもあるのでパトローネと言うべきか)。画像を記憶しておく装置。
容量が大きいほど枚数が取れるけど小さくて薄いので扱いには注意。なくしたり壊したりしないように。

メモリースティック

ほぼソニー製品で使われていたメモリーカード。ソニー製デジカメだと使われたりする。
DuoだかPROだかの規格もある。PSPで刺さるアレですアレ。


RAW(ロー)

画像の形式。撮ったままのデータだと思っていい。メディアにjpg形式で保存されていてもカメラ内で画像素子→RAW→jpgという変換が行われている。
RAWの利点としては生のデータなので情報の欠損が無いこと。欠点としては容量が大きいこと、扱えるソフトに制限があることなどが上げられる。
デジタル一眼などではこの形式で保存出来る。PCにRAW現像ソフト(たいていカメラに付いてくる。フォトショでも扱える)があればRAWで保存しておき、必要に応じてPCで変換する方が自由度が高く、PCの画面で見ながら出来るので色や細部の確認がしやすい。
また、RAWからjpg等の一般的な形式に変換する事をフィルムのそれになぞらえて「RAW現像」と言う。

露出補正

適正露出を0とし、-方向や+方向に露出を調整する事。意図として撮影者が行うことが多い。
暗くしたいときは-、明るくしたいときは+など。露出についてを参照のこと


数字

35mm(版)(さんじゅうごみりばん)

一番普及しているフィルムの大きさの規格。デジカメでは「フルサイズ」と言ったりする(殆どのデジカメはこれより画像素子=CCD/CMOSが小さいため)。でもフルサイズでも35mmと全く同じ大きさではなかったりするので注意。

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最終更新:2010年02月03日 23:19