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アクトペディア 9


81.満詠村(みえいむら)
都心から離れた山間にある小さな村。人口は200人に満たない。
森に囲まれた小さな村で、その様は自然の中に忽然と現れた村といった雰囲気。
自然に囚われた村という感じのため、逃げ場もなく、世の中からそこだけ切り抜かれたような閉鎖的な印象を与えている。

代表となる大家が村を総括し、仕切らなければならないという掟がある。
十代以上続いた一族に代表権が与えられ、昨年より『七月家』から『紡花家』にその権利が与えられた。

宗教的な集まりであり、月を極限までに信仰している。
そのため、七月家から紡花家へ代表権が移された際は、誰もが猛反対した。

数年前、村人全員が大虐殺されるという『満詠村大虐殺事件』が起き、地図からも消える廃村となった。
犯人は捕まらず、なぜ起きたのか、何が起きたのか、すべてが闇に葬られてしまっている。
そんな中、『まきひへ』と書かれた謎の封筒が近くの森で見つかり、唯一の手掛かりとなるも、未だに真相は掴めていない。

事件は、紡花家の娘である紡花紗重が、村人全員への復讐を形にして起こしたもの。
『汝は人狼なりや?』に則り、夜には惨殺を、昼間には公開処刑を行って村人たちを大虐殺、村を破滅に追い込んだ。
公開処刑から逃げようとした者もいたが、森の中で紡花家の使用人に捕獲され、あえなく虐殺された。

82.城地大学(じょうちだいがく)

83.まきひへと書かれた封筒
満詠村を囲む森の中で見つかった封筒。唯一の手掛かりとして警察の手元に渡るも、真相は掴めていない。
中身は、サファイアの埋め込まれたペンダントが和紙に包まれた状態で入っていて、手紙などは添えられていなかった。
送り主不明、持ち主不明、宛先不明と、何を意味するのかがわからないものだが、満詠村の村人のものかと考えられている。
"まきひ"という人間へ宛てたものなのか、"まきひへ"という暗号なのかも解読されていない。

『紡花家』に代表権を奪われた『七月家』の当主が、村の外へと出ていた自分の娘に宛てた贈り物である。
女児が生まれたら間引くという掟に逆らい、娘をあらかじめ外へ逃がしておいたため、当主は贈り物だけでもと森をさまよった。
しかし当然『紡花紗重』の命令で囚われ、虐殺。贈り物は開封されることもなく届くこともなく、落ちていた。

七月家の娘は『氷上未梨椏』。氷上家へ養子入りし、『満詠村大虐殺事件』を逃れた。
当主が氷上家のことを"まきひ"と呼んでおり、これは"氷上"をローマ字にして並び替えたものであると思われる。

84.紡花家(つむはなけ)

85.七月家(ななつづきけ)
昨年、『紡花家』に代表権を奪われるまで『満詠村』で大家の代表権を持っていた一族。
名字に"月"が入っていたこともあり、月を信仰する村人たちからは相当な支持を得ていた。
しかし男児の血が途絶えてしまい、代理当主が子どもを産むことが不可能と診断されたため、代表権は剥奪、紡花家へ奪われた。
死産とされたが、実は女児が生まれており、当主の意向で彼女は村の外へと逃がされた。
















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