徳川事件(とくがわじけん)とは、1928年に水平社と徳川家との間に起こった一連の事件をさす。徳川幕府の子孫である徳川家達公爵に対し、水平社は部落差別の原因は徳川家が作ったとして辞爵を要求。家達側はこれを拒否。後に、暗殺を企てたとして水平社のメンバー数名が逮捕され、1名が獄死。戦後に参議院議員や部落解放同盟委員長となる松本治一郎もこのとき逮捕され、これに怒った松本の知人・浜嘉蔵が徳川邸(900坪)に放火し、全焼させた。
関連項目
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最終更新:2008年10月27日 20:13