【星崎真琴の日常 『食事』】


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真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ  息抜きショート


星崎真琴の日常 ①


『食事』


――7月土曜の某日、17時半。
真夏の埋め立て地は、かくも暑いものだ。
午後4時を過ぎてもブレザーが汗まみれになり、ブラジャーもビチョビチョになって気持ちが悪い。
定期的に病院も兼ねている異能研究所内クローン研究所に女性の生理的な検査と、これまでの経過などの検査に行った後、食事のことを思い出してはっとして急いで戻る。

“真琴、今日は私印刷所に行って帰りは友達とご飯食べてくるよ。貴女は好きなものを食べてくると良いよ、お金は置いておくから”

私が女子寮に帰ってくると私の机に3千円と姉である美沙の書き置きがあった。この時期と11月には決まってこんな事がある。
何時もは姉と二人で学園や寮の食堂やカフェテリアで済ませるのだが、この日は食堂自体の事情により朝以外やっていないのと、夕食時までカフェテリアは開いていない。
ただ私は女になってからも精神自体変わりがない所為か食欲は男の時のままで、普通に食べてしまうのでそれなりにがっつりと食べられる店を探さないといけない。
喫茶店「ディマンシュ」と言うかなりセンスの良い、初老のおじさんが経営している店があるが、私がゴスロリ着て紅茶を飲みに行ったところ、操り人形みたいな銀髪のウェイトレスが私の胸を見てかなり残念な顔をしたのと、やはりそこは喫茶店である。
軽食レベルなのはちょっとばかり厳しい。紅茶や珈琲は勿論、フレンチトーストやナポリタン等もかなり美味しいのだけれど物足りないのだ、夕食ともなると。
仕方がないのでそれなりの店を知っているであろう千鶴を誘って見ようと先に千鶴の部屋に行く。
ノックをしてはいると部屋はクーラーが効いていて涼しい……いや寒いくらいか。クーラーを点けていることは勿論、彼女自身が涼を取るために氷の膜を張っている。この為にクーラーの温度より3度ほど涼しいのだ。
「千鶴、今日食堂やってないのだよね。一緒にご飯食べに行かない?」
「うっそ真琴ちゃん……あー……嬉しいけど、今日はパスだ」
私がこう誘うと、千鶴は実に残念そうな顔をしてこう答えた。
「今日ね、プロレスの生中継があるんだよ。私『双葉プロレスリング』が好きでさ、今日メインでDHCタッグチャンピオン戦『スペランカー先生&アルテマドラゴン組 対 彦星&権兵(ごんべ)組』がやるんだよ。チケット手に入らなくてさ、『ディマンシュ』で幾つかサンドウィッチ買って来ちゃった」
千鶴はこれこれと指を差して買ってきたであろうサンドウィッチの束と瓶で買ってきたのかアイスコーヒーが置かれていた。多分見ながら食べるのだろう。
双葉プロレスは七夕の時に醒徒会が主催で招いたことがあり、千鶴のプロレス好きに付き合って見に行った事がある。最近では『双葉だけはガチ』と言われるくらいの団体にまでなった。噂では学園の関係者がトレーニングや部活を兼ねて参加しているらしい。
因みにDHCとは双葉プロレスのタイトルで『ダイナマイト・ヒーローズ・クラウン』の略称。シングル・タッグ両方に加えてヘビー・ジュニアヘビーの階級別が有り、タッグのタイトルにも関わらずアルテマドラゴンが最年少で挑戦することでも話題となった。
「真琴ちゃんは、先にお風呂入ってきた方が良いよ。ブラが透けて見えてるよ、黒いの」
「……マジだ」
ブレザーで半分以上隠れてはいたが、汗塗れになっているブレザーは意図も簡単に透ける。
「黒って! 黒はやばいでしょ。もしかして、下も?」
「うん。セットで買っているから、バラバラって事は無いでしょ」
私は色のことは余り気にせず使っているが、下着の色は色々と意味が有るのを思い出した。
「ここは女子寮だから良いけどさ、真琴ちゃんは女子にも人気有るからねぇ。『お姉様~♪』とかさ?」
千鶴の一言にゾクゾクっとした。時折出る三浦にも接したことの有るような『姉御』的な対応は決して少なくない。この為私のことを『お姉様』とか呼んでいる女子は居る。
「この部屋の涼しさとは別の涼しさを感じたよ千鶴、お風呂行ってくるわ」
「はいはい♪」

千鶴に半分遊ばれた私は、いそいそと下着と着替えを持って浴場に向かう。
うう、私は女の子に興味ないのだ……元は男でも、女の子と組んず解れずめくるめく百合展開だけは勘弁願いたい。だって女の子じゃ子供が作れないでしょ?
私はちょっと悪寒を感じつつも、誰もまだ入っていないであろう今の内に風呂に入ってこようとする算段だ。
「……」
誰も居ないと思ったが浴室に入ると、シャワースペースにかなり場所を取りリラックスしながら身体を洗う他称『外道巫女』神楽二礼が居る。大きく股をM字に開くように椅子に座り、水の光の反射で更に弾力を感じさせそうな豊満な胸を露わに、石鹸を泡立てて気持ちよさそうに身体を洗っている。
神楽とも結構浴室で顔を合わすが、此程までリラックスして入っている事は見た事無い。
「う~っす星崎さん」
「くつろいでるなぁ」
挨拶された以上離れて座るのも気が引けるので、私は横に座ってマイペースに身体を洗い始める。
「神楽さんは確か風紀『見習い』委員でしょ、今日はもう終わったの?」
「見習いを強調するんすね……今日は非番っすよ。一風呂浴びたら、行きつけの店にチャーハン食べに行くっすよ♪」
何、チャーハン? この辺りに中華料理店なんかあるのか?
「ねぇ神楽さん、その中華料理屋って近いの?」
「んん? うっそ、星崎さん知らないんっすか? あそこは安い美味いでこの学園の生徒に有名な中華料理店っすよ?」
神楽二礼はちょっと信じられないと言わんばかりの顔で私のことを見る。
何だよ悪いかよ、知らねぇんだよ。殆ど姉と食べているから、この周囲に中華料理店があってもピンと来ないんだよ。
「知らないわ。何時も姉と一緒にご飯を食べるから、この辺りで知っている店はディマンシュしか知らないんだよ。外で食べるときは大体双葉区の外に出て行ってしまうからね」
「うわ、外食で双葉区から出るんすか」
「行ったことがある場所は、何の迷いもなくテレポートで飛べるからね」
そう言い置くと、いいなぁって顔をする。私のテレポーテーションは便利すぎると言われてはいるけど、それ程良いことばかりでもない。ここではあまり語らないけど、コストにリスクは常に背負っているのだからね。
それに電車嫌いなのだよ、言葉通りの意味で死にかけたしな。
「今日食堂が休みで、姉が新宿に出かけてご飯食べなきゃいけないのだけれど良かったらさ、その中華料理店に案内してよ。食べに行くのでしょ?」
私の提案に神楽は一瞬あんぐりと口を開き、ちょっと驚きながらこう言い置く。
「そ…そりゃあ良いっすよ、ええ。でも、意外な人に誘われちゃったすよねぇ」
「有り難う。帰りはテレポートで送るから、お風呂出たら寮の前で待ち合わせね」


――午後19時、女子寮前。
「お待たせ、神楽さん行きましょうか」
「……黒いワンピースに扇子……」
神楽は如何にも女の子の私服という感じで寮の入り口で待っていた。私は暑いので涼しげなワンピースにハンドバッグ、鉄扇を持って待ち合わせ場所に行く。
「星崎さん、なんかエッチっぽくないっすか?」
「ん? どうして? ただのワンピースよ?」
「胸の谷間が見えるっすよ……それにその扇子が年齢相応の雰囲気じゃないっす」
「暑いからよ。貴女も着ればいいじゃない、スタイル良いんだからさ」
こう言い返してみても、神楽は胸に腰回り、そして尻を撫で回すように見る。
「うん。高校生のスタイルじゃないことは分った」
「……同性でも、セクハラになるわよ」
だめだ、この軽いノリはちょっとついていけないかもね。でも嫌いじゃないタイプなのだが。
「うっ……セクハラっすか、きついっすね……そうだ、中華料理店はそれ程遠くはないっすよ」
「私は体力に自信がないから、その方が助かるよ」
それにしてもこの『外道巫女』、男の子みたいだよな。元気一杯で本人は全くその気はないのだろうけど、はしゃいでいる姿を眺めているのは悪くない。
千鶴のタイプの友達が多いのは、やっぱり私の性格からなのかも知れない。しかし、どこをどう踏み外したら、『外道巫女』なんて呼ばれるようになるのだろうかな。

「ここっすよ、星崎さん」
到着すると外見はかなり綺麗な作りの中華料理店だった。
「ねぇ、ここ作り新しいじゃない。有名有名って言うから、てっきり年季の入った店かと思ったわよ」
「ああ、それは前にダンプが店に突っ込んだからっすよ。再建するまでは屋台引いていましたけど、再建した後は学園のイベント以外は店中心に営業してるっすよ」
「ふぅん……なるほど。もう夕刻ですし、中に入りましょうか」
私は神楽からそれとなく聞くと、彼女を連れて店の中に入る。店に入るとドラマとかでよく見るカウンターに、ソファーのボックス席、座敷席と広く作られており、掃除も行き届いており綺麗な店だった。
しかも、中華料理店としては何とも似付かわしくない、超が付くほどの大画面のテレビが置いてある。
まだ時間帯的なのか客は疎らだが、神楽が言うには時間がこれ以上遅くなると混雑して息苦しくなるのだという。だがそれよりも何よりも目に入ったのが、
「……拍手君」
「ほ…星崎……」
まさか同じクラスの、何時も私の胸を見る拍手敬がここで働いているなんて思いもしなかった。驚いた様子だが、それでも明らかに私の胸を見て頬を赤らめている。
神楽も私達のリアクションを見て思わずこんな事を聞く。
「あれ、知っているんすか?」
「知っているも何も、同じクラスよ。オッパイ好きで有……」
「良いから! マジで良いですから、好きな席に座って下さい……」
ちょっとからかえると思ったけど、おかしな対応で仕事のクオリティ下げられても嫌だからな。
私と神楽はボックス席に陣取り、出された氷水を口に含みながらメニューを眺める。確かに神楽の言うとおり全般的に値段が安い。下手なラーメン専門店よりも遥かに。
ラーメンを除けば一品モノの値段が500円を切っており、餃子に至っては一皿180円とかなり破格だ。
満貫・ハネ満・倍満と麻雀みたいな盛りつけ量の言い方だが、それでも都心のラーメン屋とかに比べれば学生向けで安い。
「……うーん、悩むっす」
だが、神楽はメニューを眺めながら唸っている。
「何を悩んでいるの?」
「うーん、チャーハン決めましたけど量を悩んでいるんっすよ。満貫盛りかハネ満盛りか……懐の相談もありまして」
にははと笑いながらこんな事を言う。
「何だそんな事か、貸してみろ」
「えぇ?」
私は神楽からメニューを取り上げると私は拍手を呼ぶ。
「ちょっ……星崎さん?」
「えーっと、ネギ味噌チャーシューの満貫サイズにトッピングで更にチャーシューにバター、チャーハンのハネ満盛り、餃子2皿。注文は以上よ」
注文を受けた拍手は唖然とした表情で注文を受ける。そしてこの光景を見ている神楽も、唖然として見ていた。
「量も決められてしまったっす……餃子二皿食べるです?」
「まさか、一皿は貴女が食べるんだよ。気にしない気にしない、神楽さんは何時も通りにチャーハン食べればいいのよ」
半ば無理矢理注文を済ますと、氷水を飲みながら店内を色々と眺めていた。結構可愛い感じの男の子や女の子が注文取りや、出前の準備をしている姿が見える。
あの拍手は、私の注文を取った後は注文取りを他の子に任せて、店長と思しき男性と厨房で右往左往していた。
しかし客が入ってきてはいるが、存在感を見せつけているテレビは消灯されたままだ。これでは何のためのテレビだろうか?
それに千鶴との会話の時にプロレスの話を聞いたのもあって、右往左往している店員さんに話を掛けてみる。
「お兄さん、お兄さん、テレビつけないの?」
「え? はい、好きなチャンネルを見て大丈夫ですよ」
私はリモコンを渡されると好きなモノを見ろと進められる。何だよ、フランクだなぁ……。
リモコンを渡された私は迷うことなく、千鶴の言っていた『双葉プロレス』の生中継している番組に合わせた。
「星崎さんプロレス好きなんすか?」
「友達がプロレス好きでね、私も付き合ってこの間七夕スペシャルを生で見たのでちょっと興味が出てね」
そう言うと神楽はちょっとだけ悲しそうな表情を浮かべる。
「なんでそんな顔をするのよ」
「私、その時風紀委員の警備やっていて、まともに見られなかったっす……」
そう言えば神楽は風紀委員の見習いだったか。あの時は風紀委員が主体になって会場整備やっていたから、役得で見られる場所を除くと会場の外だったのよね。
「風紀委員は大変だものね。今日は何もないのだし、チャーハン食べながら見ればいいさ」
「生で見たかったっす」
「なら風紀委員辞めればいいじゃないか」
「嫌っす」
もう、子どもだなぁ。あれこれと表情を変える様は中々ユニークだが妹みたいで可愛かったりする。
「姉ちゃんチャーハンハネ満盛りと餃子お待ち。ああ、そっちのお姉ちゃんネギ味噌チャーシューはもうちょっと待ってな?」
店長と思しき男性は、かなりフランクな接客でチャーハンを神楽の目の前に配膳する。かなりの常連なのだろうな。
「先に食べて良いよ」
「では、いただきます」
神楽は挨拶こそ礼儀正しかったが、いざ食べ始めると口が早い。私はそれを眺めながら小皿に醤油にラー油・酢を入れ、餃子をつけて口を付ける。
そして餃子を一つ・二つと口を付けた後、私の注文した満貫盛りのネギ味噌チャーシュー麺、更にチャーシューとバターのトッピングのラーメンが配膳された。麺は太麺でシコシコとしており、食感も良く美味しい。
「ハネ満盛りの上に餃子……食べられるっすかねぇ」
「ははは食べておきなさい……食べられるときに美味しいものを食べる、これが幸せよ。死んだら食べられないじゃない」
そんな言葉はしおらしいが口は男並みの『合っていない』状況に微笑みながら、私はラーメンを食しつつプロレスが放映されているテレビに視線を送る。

 テレビでは既に何試合か終了しており、セミファイナルも終わっていた。幾つかのイベントが終わるとメインの試合の選手入場が始まっていた。
軽快なリズムと共にインターネット上では今でも有名な『スペランカー』のテーマと共に、赤いヘルメットと青いTシャツに赤いオーバーオールを来たレスラーが入場してくる。
入場中はずっと『先生』や『スペランカー先生』と言った声援が飛ぶ。生でもこのレスラーを見た事あるが、完璧なベビーフェイスで人気が高い。
昔は殆ど勝てなかったようだが、アルテマドラゴンとタッグを組むと破竹の快進撃を始めた。
 スペランカーの入場が終わると、次にリングアナウンサーから次の入場レスラーの紹介が始まり、それが済むと会場が暗くなりアルテマドラゴンの入場テーマである『エージェント夜を往く』が会場内に鳴り響く。
アルテマドラゴンはヘビー級では珍しい覆面レスラーで、その体格に似合わず軽快で飛べる事でも知られており、年齢はかなり若いようなのだが色々な団体からも評価が高いレスラーだ。
千鶴はこのスペランカーとアルテマドラゴンが好きらしく、ディマンシュに行って持ち帰りのサンドウィッチとアイスコーヒーを買って観戦するのが楽しみなのだという。
普段は深夜に放映されているのだが、声を出してテレビを見るため上級生や寮母から洒落にならない説教を受けることも多い。

試合は18分に動く。アルテマドラゴンがボディスラムで権兵をポストの近くに落とすと、そのままトップロープに登ってムーンサルト・プレスで体固めに入る。
その時点ですでに権兵が体固めを返せない状況だったが、彦星がギリギリでカットに入った。
この時にスペランカーがリングに入って彦星を場外に落としてタッグを分断、スペランカーが文字通り捨て身のプランチャ・スイシーダで彦星を追撃。
アルテマドラゴンは首を斬る仕草をしてボディスラムに抱え上げ、そのまま自ら体を捻りながら横方向へ倒れ込み、同時に権兵を頭部からマットへ叩きつけ、そのまま体固めに入って3カウントを奪った。


DHCヘビータッグチャンピオンタイトル戦
  挑戦者         21分      チャンピオン
 スペランカー       体固め        彦星
○アルテマドラゴン  ノーザンライト・ボム    権兵×


「さて、プロレスのメインも見たし、お腹も膨れたし、帰りましょうか。柏手君、全部のお勘定お願い」
柏手から注文書を受け取ると、そのまま支払おうとする。
「ちょっ……星崎さん良いですって、悪いですって」
「無理矢理付き合わせた上に、年下の分くらい払えないでどうする。しかも今日は奢るつもりで誘った訳なのだから、遠慮しないで欲しい」
そう言い置いて神楽を無視して勘定を済ましてしまう。
「それに今日は新鮮な気分なのよ? 私の顔を立ててよ、ね?」
笑って彼女の目を見てこう言うと、何故か頬を赤らめて頭を縦に振る。まて、なんで顔を赤らめるのよ。
「……『外道巫女』がしおらしくなっている……」
多分違うと思うぞ、拍手よ?
「ごちそうさま。じゃあね柏手君、月曜にまた会いましょう。帰りましょうか、神楽さん」
私は神楽と店の外に出ると、そのままテレポートで女子寮に帰る。鈍い音と共に転移された時に音に気になった拍手は思わず店の外を覗く。
「星崎の『テレポーテーション』か……いいよなあ……飛んでいけるのは」
白衣の袖で顔の汗を拭いながら、拍手は私達の姿が見えない外を見て呟いた。


――午後21時、女子寮前。
「いやぁ~悪いっすねぇ星崎さん、ゴチになってしまうなんて」
「いや、私からも礼を言うよ神楽さん。久しぶりに楽しく食事をさせて貰ったよ」
『外道巫女』神楽二礼は、私に頭を下げながらこんな事を言う。私も久しぶりに姉以外の人と食事をして、結構良い気分転換になって良かった。
「それにしても星崎さん、何というか……姉御チックで気持ちよかったすよ。注文するときの気前の良さとか……女の子に人気なのも頷けるっすよ」
……しっかり確認していたか。
「『お姉様』御馳走様でした」
「おいっ!」
「ふふふ、御馳走様でした星崎さん。今日は有り難うございましたっす♪」

最後の最後にしてやられた感が凄いな……でもまあいいか、私も良い気分転換になったわ。
私は鉄扇を扇ぎながら、神楽の行く方向を眺めていた。


星崎真琴の日常 ① 完




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