放送における禁止用語について、調べたことをまとめておきます。
■放送禁止用語の定義
テレビやラジオを視聴していると、音声の間に「ピー」等の音がかぶさり、聞き取れないようにしてる場面を見かけます。
固有名称を伏せるなどの演出的効果もありますが、放送でタブーとされている語句に使われることが良くあります。
よく考えてみると、いくら音をかぶせようが、その場面を考えれば何を言っているのか大体わかりますよね。
ここから出てくる結論は
「各放送局が自粛しているだけ」
というのがわかります。
結局のところ、公序良俗をふまえて発言すればいいだけです。
■法的に問題のある用語
用語では特にありません。
放送内容次第では法的に抵触する部分もありますので、改めて説明します。
■放送内容で見た放送禁止用語
いくら用語(単語)で罰則を受けることはないと言っても、好き勝手いっていいわけではありません。
使い方です。例えば
- 財産的秩序に反する行為
- 倫理的秩序に反する行為
- 自由や人権を害する行為
などは民法の「公序良俗」に該当します。
他にも政治的発言や思想的なものは、法的に処罰が無くても、他団体から抗議や嫌がらせなどがある場合もあります。
放送局や出版社が天皇制度について批判したりしないのもこういった背景があるからですし、漫画「燃えるおにーさん」の用務員のおじさん事件もこの手の問題です。
■結論
普通にしゃべればいいと思います。
討論などのテーマトーク、アンケートなどは、世論を踏まえてテーマを選別すれば問題ないでしょう。
■おまけ
放送禁止用語は時代によって変わります。
「これって言っていいのかな?」と、気になった時点で調べてみましょう。
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最終更新:2007年09月16日 13:49