n-3104の備忘録
CVS
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n-3104
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CVSサーバ構築
インストール
CDの2枚目に入っているrpmファイルをインストールするだけ。
# rpm -ivh /mnt/cdrom/RedHat/RPMS/cvs-1.11.2-10.i386.rpm
リポジトリの構築
リポジトリ用のディレクトリを作って初期化するだけ。今回は /var/cvs/A と /var/cvs/B という2つのリポジトリを作ることにした。
# mkdir /var/cvs/A /var/cvs/B # cvs -d /var/cvs/A init # cvs -d /var/cvs/B init
cvs init はCVSリポジトリとして必要なCVSROOTディレクトリや各種ファイルを生成してくれるだけ。どこか別のディレクトリに情報を書き込んだりはしていない。よってバックアップをしたければ、リポジトリのディレクトリを丸ごとコピーしてtarで固めておいたりすればよい。
xinetdへの登録
cvsはxinetdを使って公開する場合はxinetd用の設定ファイルを作成する必要がある。
# vi /etc/xinetd.d/cvspserver
/etc/xinetd.d/cvspserverの中身
# cvspserver service cvspserver { socket_type = stream wait = no protocol = tcp user = root server = /usr/bin/cvs server_args =-f --allow-root=/var/cvs/A --allow-root=/var/cvs/B pserver disable = no }
設定ファイルを作成したら、xinetdを再起動する。
# /etc/init.d/xinetd restart
ユーザの登録
CVS用のユーザはLinux上のユーザが利用されるが、それとは別にCVS専用のユーザを作ることも出来る。この場合は、CVS専用のユーザをLinuxのユーザに割り当てるという考え方になる。よって、まずはLinux上にCVS用のユーザを作成し、このユーザにリポジトリディレクトリへの書き込み権限を付与する必要がある。
# useradd cvs # cd /var/cvs # chown -R root:cvs A B # chmod 775 A B
CVS用のユーザを作るには、CVSROOTディレクトリの下に"passwd"という名前のファイルを作ればよい。書式は以下の通りである。
CVSユーザ名:パスワード:Linuxのユーザ名
ユーザの追加においては再起動は必要ない。
参考
オブジェクトワークス(NRI)が公開しているガイドがとても分かりやすい。
参考:http://works.nri.co.jp/service/documents.html の「CVS on RedHat Linux 環境構築ガイド」
EclipseからCVSサーバに接続
Webアプリの開発
tomcat-pluginを利用した場合、自動的にworkフォルダ用の.cvsignoreを生成してくれるため、初回に以下のファイルをテキストとして登録するだけでとりあえず使えそう。ちなみに、classファイルについては無視するリソースに設定が見当たらないが、なぜか除外してくれる。
- *.jsp
- .tomcatplugin
EclipseとCVSサーバの対応状況
EclipseのCVSクライアントとCVSサーバの対応状況はeclipse.orgのCVS FAQで確認できる。
http://wiki.eclipse.org/index.php/CVS_FAQ#What_server_versions_of_CVS_are_supported_by_Eclipse.3F
http://wiki.eclipse.org/index.php/CVS_FAQ#What_server_versions_of_CVS_are_supported_by_Eclipse.3F