重歩兵考察

目次


重歩兵とは

特徴

耐4AS3~4程度のランクを組める兵。
ランクボーナスに加えて戦死による減点を防ぐ術に長けた兵科。
ユニットの性質上横幅を大きく取るので配置し難い。
適度な硬度と適度な反撃能力と高いランクボーナスのため、敵戦力はこの兵科を正面突破することが不可能に近い。
ただしコストは軽歩兵の2倍程度なので、フルランク投入する場合はかなりのポイントを消費することになる。
歩兵は移動力が低いので戦術的には『受け』の兵科である。

戦略上の役目

  • 戦場設定
ランク兵は戦闘前から戦闘結果に大きなボーナス(旗・兵力・ランク)を持っている。
そのため正面からの戦闘であれば、同一兵科の上位種かイカレた戦闘系スペシャルキャラクター以外にはまず負ける事がない。
ランク兵は存在することによって自分の正面にある敵ユニットにプレッシャーを与えるのだ。
突破を防ぐために中央・右翼・左翼のいずれかに1ユニット配置される事が多い。
敵の進軍を阻止するために後で配置するか、主戦場の設定のために序盤で配置するかで大きくその後の動きと価値が変動する。

  • 鉄壁
重歩兵は高い戦闘結果ボーナスを持つと同時に厚い装甲を持っている。
ダメージによる減点がほとんど発生しないので、ダメージを与えずともボーナスのみで戦闘に勝利できる。
仮に与えたとしてもユニットとしての力に変動が無い。
重歩兵が強いと言われる所以だ。

  • 遊兵候補
重歩兵は軽歩兵と同じ『ランク兵』と呼ばれるカテゴリーのユニット。
ランク兵はただただ正面にプレッシャーを与え続ける将棋の歩やチェスのポーン的な役割だ。
このユニットの最大の弱点は敵に無視されることだ。
敵を追いかける移動力も、自陣に飛び込んできたユニットに対処する機動力も持たないので、全兵科中最もポイントを割くのに最も無効化されやすい兵科なのだ。
初期配置の順番や位置をミスすれば全く何もせぬまま6ターン目を迎えることも少なくない。
ユニット数が少なければ相手に対処され易く、多ければ置くスペースが無いので運用上大変厄介なユニットでもある。

  • 高ポイント
高いポイントがマイナスに評価される重歩兵だが、考えようによっては敵が最もポイントを確保し難いユニットでもある。
機動型編成のプレイヤーが「ランクに触れなければ良い」と言うが、ランクに触れないようにするという行動は上手くやれなければ戦列を乱すことにつながる。
乱れた戦列を自軍の機動戦力が突いていけば、逆に敗走するのは機動編成の方だ。
ランクへの対策が「戦闘させずに勝つ」ことであるならば、ランクの最も重要な使い方もまた「戦闘しないで勝つ」ことなのです。

地形

ランク歩兵が最も活躍するのは地形が密集している場所です。
ただし、移動進路上に地形が密集している場合はただの邪魔でしかなく、防壁として利用できる地形が理想です。
ランクの弱点はなんといっても側背なので、そこをカバーしなければいけません。
しかしその役目をユニットに任せてしまうとそこから突き崩されたり、最悪誘発されたパニックでなし崩しに敗走する場合があります。
地形をパニックを引き起こしたり、敗走したりしない優秀な壁ユニットとして活用できれば機動型の編成への勝機が見えてくるはずです。

実際の動き

重歩兵は前進して戦線を押し上げるか、停止して陣形を再編するかの2択であると考えて良い。
敵を追いかけるのではなく、進路に追い込まれた獲物をじっくりと料理するのが基本です。
突撃は突撃距離ギリギリで行ってはならず、極端に言えば相手の2cm手前まで行進移動で進んでもよい。
相手がほぼ確実に逃げれない距離まで詰めたら猛然と突撃をかましましょう!!
不用意な突出は死を招くので、戦闘勝利時に追いかけたい衝動に駆られても自制が必要。

対策

  • 単独でのサイドフランクは命取り?
重歩兵は攻防がそこそこ高く、ランクが多ければ多い程サイドフランクに対する耐性が高くなるので、単独での突撃であればサイドフランクされても勝つことが多い。
余程強力な重騎兵でもなければ安易に単独で突撃しないこと。

  • ランクとは戦闘しない
一度戦闘継続状態に入ってしまえば余程のことがない限りランク歩兵には勝てません。
戦闘せずに対抗する手段についてはユニット対策の対ランク歩兵の項目を参考にしてください。

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最終更新:2009年12月26日 20:50
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