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*Pyridine
#right(){[[戻る>化合物各論]]}
#center(){&ref(Py.png)}
[略] Py
[和名]ピリジン
芳香族性アミン。低い塩基性と,他の物質を溶かす性質からトリエチルアミンと同様に溶媒として用いられる。
ピリジンは求核性を持ち,求電子剤と反応して系内でピリジニウム塩を生じる。このピリジニウム塩は反応性が非常に高く,容易に求核置換反応を受ける。すなわち反応を触媒する求核触媒としての作用をもつ。
ピリジンは酸をトラップしてピリジニウム塩として析出し,系内から離れる。そのため,反応によって酸が生じるような反応に対してピリジンを加える事で酸をトラップし,副反応を抑える事ができる。
-物性
|CENTER:構造式|CENTER:&ref(Py.png)|
|CENTER:示性式|CENTER:C5H5N|
|CENTER:分子式|CENTER:C5H5N|
|CENTER:分子量|CENTER:79.10|
|CENTER:CAS No.|CENTER:110-86-1|
|CENTER:沸点|CENTER:115.2 ℃|
|CENTER:融点|CENTER:-41.6 ℃|
|CENTER:密度|CENTER:0.98272 g/mL|
|CENTER:pKa|CENTER:5.19|
|CENTER:Rf値|CENTER:白く焼け抜ける|
**実験法
***入手
市販されている。
***精製
還流したのちに減圧蒸留で精製する。詳しくは[[溶媒の乾燥]]へ。
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*Pyridine
#right(){[[戻る>化合物各論]]}
#center(){&ref(Py.png)}
[略] Py
[和名]ピリジン
芳香族性アミン。低い塩基性と,他の物質を溶かす性質からトリエチルアミンと同様に溶媒として用いられる。
ピリジンは求核性を持ち,求電子剤と反応して系内でピリジニウム塩を生じる。このピリジニウム塩は反応性が非常に高く,容易に求核置換反応を受ける。すなわち反応を触媒する求核触媒としての作用をもつ。
ピリジンは酸をトラップしてピリジニウム塩として析出し,系内から離れる。そのため,反応によって酸が生じるような反応に対してピリジンを加える事で酸をトラップし,副反応を抑える事ができる。
-物性
|CENTER:構造式|BGCOLOR(white):CENTER:&ref(Py.png)|
|CENTER:示性式|CENTER:C5H5N|
|CENTER:分子式|CENTER:C5H5N|
|CENTER:分子量|CENTER:79.10|
|CENTER:CAS No.|CENTER:110-86-1|
|CENTER:沸点|CENTER:115.2 ℃|
|CENTER:融点|CENTER:-41.6 ℃|
|CENTER:密度|CENTER:0.98272 g/mL|
|CENTER:pKa|CENTER:5.19|
|CENTER:Rf値|CENTER:白く焼け抜ける|
**実験法
***入手
市販されている。
***精製
還流したのちに減圧蒸留で精製する。詳しくは[[溶媒の乾燥]]へ。
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