HOKE財団代表 サウド・モハメッド・アル・サウード様へ


突然のお手紙を差し上げる無礼をお許しください。

はじめまして。
私はキノウツン藩国の比野青狸と申します。
この度は一連のムラマサ問題に関してHOKE財団様にご報告、
並びに大変恐縮ながらお願いをさせていただきたい事柄があり、
お手紙を出させていただきました。

まず、此度のムラマサ問題ではキノウツン藩国民の行動で
多大なるご迷惑をお掛けすることになり、誠に申し訳ございませんでした。
また、HOKE財団様には争乱中にも関わらず様々な面でご尽力いただき、
本当に感謝の念が絶えません。

本来であればすぐにでもお礼を申し上げるべきであるところ、
こうしてお礼を申し上げることが遅れてしまったことについても、
大変申し訳なく思っている次第です。

現在は各国の皆様方のご支援もあり、
戦闘については一応の収束を見せることとなりました。
しかし、依然として災禍の爪あとは深く、
復興のためには様々な障害を乗り越えなければなりません。

現在特に被害の大きかった藩国で顕著な問題となっているのが、
「人口の離散」です。
戦火から逃れるために藩国を脱出した方々が
自国に戻りたくとも戻れない、
あるいは自国の様子もわからないという状況が続いています。

そのため、そうした人口離散が顕著な藩国について
全国的な帰還支援事業を開始するべく、
私(比野青狸)と同国人の高原鋼一郎が今回音頭を取り
現在関係各所(藩国・組織・個人)にご支援をお願いして回っております。

つきましては、
大変恐縮ながらHOKE財団様にも
人的、物的両面からご支援を賜りたく、平にお願い申し上げます。

これまでにムラマサ問題対処費用として
HOKE財団様より寄付いただいた資金につきましては、
同じく資金を管轄されているFEGの久珂様から
「国民のための支援金なので、帰還支援事業に役立ててほしい」
と温かいご支援の言葉と共に資金運用についても、
帰還事業統括担当の私たちに一任していただけることとなりました。

私たち帰還事業統括担当といたしましては、
資金の用途については(取り纏めをされた久珂様だけでなく)
多くの資金をお預かりしたHOKE財団様につきましても
「帰還事業に使用させていただく」ことをご報告させていただき、
了解を得た後に使用するのが「筋」と思います。

つきましては、
HOKE財団様に対し
  • ムラマサ問題の支援として寄付いただいた資金を帰還事業に使用しても良いか
  • 帰還事業の実行に際し、HOKE財団様に人的・物的ご支援をいただけないか
上記2点についてご回答を頂きたく、
大変勝手なお願いで心苦しいのですがご検討のほど、
どうかよろしくお願い申し上げます。


                                 敬白



(文責:比野青狸)