ヤンデレな妹に死ぬほど愛されてもスマイルなウルージさん

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ウルージさんとその妹のお話です。

登場人物 パシフィスタ(回想) 主人公・ウルージ様 ( )補足説明

トントン、ガチャン
「お兄ちゃんまだ起きてる?」
「誰だ…!!?」
バタッ
「ごめんね。こんな時間に今日のこと謝っておこうと思って」
「ハタ迷惑な一味だ……!!」(一味=家族)
「どうしても外せない用事があったっから、お兄ちゃんに美味しいご飯を作ってあげられなくて本当にごめんね」
「へへへ」(気にしてないよのスマイル)
「ううん気にするよ。だってお兄ちゃんいつも私の晩ごはん楽しみにしてくれたんだもん」
「おーおー 好き勝手(に妄想)やりなさる…!!」
「作り置きも考えたんだけど、お兄ちゃんにはやっぱり作りたてのお料理食べてもらいたかったから」
「メチャクチャだ…噂以上……」(家族愛を実感)
「でも大丈夫。明日からはちゃんと作るからね」
「冗談でもありがたい………!!」
「別にっお兄ちゃんのこと嫌いになったとかそういうわけじゃないよ。本当だよ!」
「んん…?」(なぜその話が?)
「どっちかっていうとウフフフフッううん、何でもない何も言ってないよ。本当に何でもないから」
「まさか…あれは(噂のブラザーコンプレックス)…」
「あ、そうだ!お昼のお弁当どうだった?いつもと味付けを変えてみたんだけど。」
「これは珍しい物を見た…」
「そっか…よかった。口に合わなかったらどうしようっと思ってたんだけど、これでひと安心ね」
「ハァ…ハァ……!!まいった…何て強さ…!!」
「―――もうっそんなの気にしなくていいよ。家族なんだから…ね?」
「おーおー 好き勝手(な解釈)やりなさる…!!」
「料理とか洗濯とか私のとりえってそれくらいしかないし。それにお兄ちゃんはいつも私のお料理を美味しそうに食べてくれるんだもの私だってがんばっちゃうよ」
「ん?そうか…」
「ところでお兄ちゃんさっき洗濯しようとして見つけたんだけど、このハンカチ…お兄ちゃんのじゃないよね?」
「うわァァっ!!!」
「誰の?」
「厄介の種だ ヒザをついてやり過ごす以外になかろう」
「あー!分かった!綾瀬(ドレーク)さんのハンカチでしょ。匂いでわかるもん。」
「…何という悲運…!!」(嫌な話をしないといけないとは)
「それでお兄ちゃんがなんで持ってるの?」

(回想)
パ「ピピピピピピ!ピ!ピーーーーーー!!!!」
ボカァン 
ウ「ぐわァっ!!!熱つ」
ドサァ…!!!

「ええっ!?お兄ちゃん怪我したの?そのときに借りたって―――怪我は大丈夫なの?」
「……(次の話に)行こう」
「うん。うん。うん。うん。そっかぁ大したことなくてよかった」
「どうっ…!!!(聞いてない?!)」
「(あのハンカチに付いてた血。お兄ちゃんのだったんだ。ちょっともったいないことしたな。こんなことなら血の付いた部分だけ切り取ってから片づければよかった)」
「何(の話)をしてなさる」
「あ!ううん何でもないよ。ただのひとりごとだから」
「へへへ」(疑惑を帯びたスマイル)
「そういえば最近お兄ちゃん帰りが遅いよね。(夜遊び?)」
「バカを言え、我々(体の一部も我です。)は今(いつも) 雲の孤島にて傷を癒して……!!」
「―――図書室(グランドライン)で勉強?あー、あのおとなしそうなクラスメートの人(ホーキンス)でしょ?知ってる。でもあの人っておとなしいっていうより暗いよね。あんな人と話してたらお兄ちゃんまで暗い性格になっちゃうよ?」
「おーおー 好き勝手(な方に考えを)やりなさる…!!」
「お兄ちゃん…昔は私の話ちゃんと聞いてくれてたのに…最近はあまり聞いてくれないよね。」
「バカを言え(真剣に聞いてるつもりだ。)」
「…それに私とも遊んでくれなくなったし。」
「さっき(二年前)までの私とは思いなさんな!!」
「…学校(ラフテル)に行くのも綾瀬(ドレーク)さんと一緒に行こうっていうし…」
「無茶を言うな!!!どう上陸するんだ!!(ドレークを置いて行けるわけがない!!」)
「あんな人!!!!どうせお兄ちゃんのことに何もわかってないんだから!!!!」
ガシャーン
「おーおー 好き勝手やりなさる…!!」
「お兄ちゃんのことを世界で一番わかってるのは私なの!!!!他の誰でもない私!!!!」
「確かめさせてもらおうか……!!」(ウルージクイズのカードを取り出しながら)
「…ご、ごめん。どなっちゃって。お兄ちゃんがそういうところで鈍いのは昔からだもんね。わかってるよ」
「ハタ迷惑な一味だ……!!」(本日二度目)
「それはそうと今日の晩ごはんどうしたの?」
「七武海(バギーのレストランの名前)」
「そっか外食したんだ。お金渡しとけばよかったね」
「なるほど(わざわざ金銭を用意してくれるとは、)」
「それで一人でご飯食べたの?」
「またお主か……!(まだその話か)フン!」
「フーン一人で食べに行ったんだ」
「……だが!!」(見聞色で未来を見た)
「フンフンッ。やっぱりあの女の匂いがする」
「ん?(やはり)そうか…」
「お兄ちゃんの嘘つき!!!!」
ガタタンッ
ブン!! ブン!!(完全防御)
「ねー。どうしてそんな嘘をつくの?お兄ちゃんいままで私に嘘ついたこと一度も無かったのに!!!!」
「おーおー 好き勝手(に記憶の改ざん)やりなさる…!!」
「そっかぁ…やっぱり綾瀬(ドレークさんのところに行ってたんだ。へぇぇぇ~手料理を食べさせてもらったの?それはよかったね!!!!」
ドゴォン
「(思いが)熱つ」
バリリン
「お兄ちゃんは優しくてかっこよくてでもちょっと雰囲気に流れやすいところはわかってた。」
「ゼェ……(我慢の限界は)ここまでか…!?」
「でもお兄ちゃんきっといつかは私の気持ちを絶対わかってくれるって思ってたからずっと我慢してたんだよ」
「さて本当に…(その恋に)希望はあるのかどうか… 」
「―――それなのに私に隠れて浮気ってどういうことっ!?信じられない!!!!やっぱりあの女がいけないのね。
幼馴染み(=最悪の世代)とか言ってお兄ちゃんにすり寄ってくるけど、結局は赤(旗)の他人じゃない!」
「(恋に)落ちた海軍将校ドレークか」
「あんな奴にお兄ちゃんを渡さない。渡すもんですか。たとえ幽霊になって出てきてもまた始末すればいいんだもね」
「ゼェ…ゼェ……!! …「大将」(にやられることに)ばかり警戒していた…!!」
「は?どういう意味ってそのままの意味に決まってるじゃない。お兄ちゃんにすり寄ってくる意地汚い女(=海賊)どもはみんなもうこの世にいないのよ?」
「バカを言え(そんな簡単にやられるわけがない。)」
「ほら。私の手嗅いでみて。ちゃんと綺麗にしてきたからあいつらの匂い全然しないでしょ?」
「(洗ったのだろう)……だが!!(ぬぅっ!!臭う)」
「うん、そうよ今日お兄ちゃんの晩ごはんを作れなかったのは邪魔な女(海賊)を片づけてきたから。」
「ん?そうか…(すべての謎が解けた。)」
「だってぇ…あんなのいらないもん。お兄ちゃんのそばにあんなのがいたらお兄ちゃんが腐っちゃうわ」
「なるほど(周りが弱すぎると力が鈍るとでも?)」
「お兄ちゃんを守れるのは私だけ。お兄ちゃんは私だけ見てればいいの。それが最高の幸せなんだから」
「無茶を言うな!!!」(私は、守ることが幸せなのだ)
ガタタンッ×2
「何をしてなさる」
「どうして…どうしてそんなこと言うの?お兄ちゃんはそんなこと言わないっ!!!!私を傷つけること絶対言わないもん!!!!」
「メチャクチャだ…(妄想癖は)噂以上……」
「そんなのお兄ちゃんじゃない!!!!」
ガッシャバリリリンッ
「おーおー (まだ)好き勝手やりなさる…!!」
「あーそっかーあいつの料理食べたから毒されちゃってるんだー。だったらそれを早く取り除かないと」
「んん…?(ドレークが食べたのは動物系・古代種のはず)」
「あ…あでも料理を食べたってことは口の中もあいつに毒されてるんだよね。」
「どうっ…!!!(も意味が分からない。あぁそうか。お主が毒を受けたのか)」
「食道も胃の中も。内臓がどんどんあいつに毒されていくんだ。」
「鍵は”黒ひげ”(解毒剤なら彼が持っているだろう。)」
「じゃあ…私が綺麗にしてあげなくちゃね」
「…本気なら止めますまい…」 
「お兄ちゃぁぁぁぁぁん!!!」
一時間後
「ずいぶん痛めつけてくれなさったな… さっきまでの私とは思いなさんな!!」
「あァ~~……」(モコ…モコ…)
(皆さん一緒に!!)”因果晒し”!!!
ドゴォン
「えいっ!トゥゥゥ~!うんうおおお~!」
ドゴン!!ボコンボココォ…ン!!
ドサッ…!!
「ぬう…。少しは(心にも)効いたか」
前編 END

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