「怪僧が暴れてる!!!」
世間一般の人に一目で分かる格好をしている事によりインパクトを与えるウルージさんの作戦。
後にあの怪僧は1億を越える賞金首だったのか!と、よりウルージさんのキャラを際立たせる事も出来る。
ここでウルージさんは頭脳派という事が伺える強烈な一言。

「命を拾いなさったな・・・マスクの人」
裏を返せばこのまま戦えば貴方を葬る事はたやすいが、
まあ無益な殺生をする事もあるまい―と、いう余裕の発言。
本人も1億を越える大物であるが、対する敵も1億を越える。
その1億を越える敵を天秤にかけても余裕の超戦闘力。
本気を出せば覇気だけで町の一つや二つを壊しかねない、それ程の戦闘力を内に秘める。

「ヒザをついてやり過ごす以外になかろう」
ただ目の前の事態を己の感情で動くだけではなく、場の空気を読みその場を治める知性派。
また下手に天竜人を傷つけ大将を呼んでしまったら、自分は難なく倒すことができるがその時に生じる被害は絶大であり、それがシャボンディ諸島に住んでいる人々や将来有望なルーキー達に及んでしまうと感じ、ウルージさんはなんの迷いもなくヒザをついたのだ。民間人やこれから伸びていくであろう海賊たちの身を案じての行動。人としての計り知れない程の器のでかさが感じられる一言。

「おーおー 好き勝手やりなさる・・・!!」
傍若無人の天竜人を見てこの発言。
王者の貫禄すら伺える余裕の表情。
人に対して酷い仕打ちをする天竜人を一笑するウルージさんからすれば、
過去の冒険に比べれば目の前の事態など太陽が昇りやがて沈むような当たり前レベル。
ウルージさんから見てあの振る舞いの印象はたったアレだけ。
他人との格の違いを現す一言。

「船長の度量が伺えるな・・・・・・」
一介の剣士を見ただけでまだ見ぬルフィの度量を見抜く洞察力。
敵とはいえ、相手を賞賛もするその深い度量こそまさにカリスマオブカリスマ。
僧兵達が苦難の旅の中でもウルージさんについていったかが分かる。
この一言こそまさにウルージさん=超大物を伺わせる一言である。

「ハタ迷惑な一味だ・・・・・・!!」
この時のウルージさんの顔に注目して欲しい。
言葉とは裏腹に、この事態を楽しんでいるようにも見えるではないか。
ウルージさんにとって天竜人への反逆は大した問題ではないということなのだ。
また天竜人の横暴さをグッと堪えて場を治めた知性派でありつつ、
実は憤りも覚えていたことも分かる名シーンである。

「・・・「大将」ばかり警戒していた・・・!!」
この発言より、ウルージさんの前に現れたのが大将であった場合、余裕で蹴散らしていたと予想される。
大将より劣ると思われるくまがウルージさんにダメージを与えていたことから、
くまが不意打ちを仕掛けたことは確実である。

「うわァァっ!!!」
ウルージさんにとっては当然ダメージ1つないようなレベルの低い小技だったが、
くまからしてみればウルージさんを吹き飛ばす為に放った全力の一撃。
敵であってもその努力を労うことの出来るウルージさんの度量を伺わせる名言である。

「どうっ・・・!!!」
普通はダメージを受けたとしても、こんな声を出すことはないだろう。
しかし、あえて変な声を出すことによって大将黄猿の興味を引いた。
黄猿の興味を引くことにより、ホーキンスへの攻撃を戦わずして止めるという離れ技を成し遂げたのだ。
ウルージさんは戦いの最中であったとしても冷静かつ頭脳派であることが伺える一言。

「まいった・・・何て強さ・・・!!」
この場面で注目すべき点は、ウルージさんが初めて笑顔を崩しているところだ。
まさかルーキーが七武海に攻撃されてまだ笑顔だったり、ましてや一瞬で葬ってしまっては、
島に大量の海兵が押し寄せる危険がある。
だからこそウルージさんは島全体を気遣い、あえて笑顔を崩したのだ。
さらにこの台詞は名演技のスパイスにもなっている(詳しくは「どうっ・・・!!!」を参照)。

「まさか・・・あれは・・・"黄猿"!!!」
この台詞は当然ウルージさんの「どうっ・・・!!!」の演技の完成度を高める為のものである。
仮にもルーキーという立場にある自分が大将の黄猿を見て驚かないのはおかしい。
だからこの一言で自分が極めて普通の大物ルーキーであることを示し、
周囲の海賊と黄猿の警戒心を解かせた。
自分の立場を明確にすることにより、演技のリアルさを追及したのだ。
「まいった・・・何て強さ・・・!!」の台詞と初めて崩れた笑顔のスパイスもあり、
この演技はもはや神の領域に達しているといえよう。

「・・・何と言う悲運・・・!!前方に「海軍大将」・・・後方に「七武海」 ゼェ・・・ここまでか・・・!?」
この台詞にある「ここまでか」とは、当然ながら「手加減をするのはここまで」という意味である。
ウルージさんはくまとの戦闘で最初は手を抜き攻撃を受け、
後から全く同じ内容でくまを攻撃するつもりだった。
そうすることにより、不意打ちをした愚かさと、
「因果応報」という言葉の意味をくまの体に刻み込む作戦だったのである。
さらに海軍の最高戦力の1人である黄猿、鉄以上の防御力と鉄をも溶かすレーザーなどの強力な戦闘力を有すくまを同時に相手にしても余裕の笑顔。
ウルージさんの超戦闘力と超精神力の片鱗が伺える一言。

「敵ながら冗談でもありがたい・・・・・・・・・!!」
ホーキンスの占いを聞いての発言。
ウルージさんにとって大将とくまの相手など簡単なこと。
当然死相など見えるはずもないが、
ウルージさんは良かれと思い自分のことを占ってくれたであろうホーキンスに感謝をした。
ウルージさんがいかに他者を尊重しているかがわかる名言である。

「さて本当に・・・希望はあるのかどうか・・・ ボチボチ反撃してみよう・・・!!!」
ここの台詞にある「希望」とはホーキンス自身の占いの結果のこと。
ホーキンスが黄猿の前で自らの運命を占っていたのを
広域に渡る心綱で一言一句逃さず聞いていたのである。
ウルージさんが反撃を決行したのは、目の前に守るべき弱者が存在するからであろう。
100%の力を出さずにあえてセーブしているのは、
戦闘力の差を期待のルーキー2人に見せつけ、自信を失わせないため。
ウルージさんが常に偉大なる航路の海賊たちの未来を見据えていることがわかる一言。

「ずいぶん痛めつけてくれさったな・・・さっきまでの私とは思いなさんな!!"因果晒し"!!!」
ここで注目すべきは、決してくまがウルージさんに加えた以上の攻撃を決して行っていないことである。
技名の通りこれは「因果応報」、
つまり悪事を行えばいずれ自らに悪果が返ってくることを身を持ってくまに伝えたのである。
敵であるくまにすら自らの身体で教えを説くその度量。
この場面を見て感涙したウルジストも多いであろう。

「ぐわァっ!!!熱つ」
ウルージさんがその身に受けたのは鉄をも解かす熱光線。
だが、その攻撃を受けてウルージさんが放った言葉はこれだけ。
しかもそのすぐ後には何事もなかったかのように笑顔を崩さずに立ち上がっているのだ。
勿論ウルージさんにとって熱光線を回避することは簡単なことだが、
これを回避してはウルージさんの遥か後方にいる罪なき人々に被害が及ぶ可能性があった。
だからあえてその鋼の肉体を盾にすることにより熱光線の勢いと威力を殺したのである。

「これは珍しい物を見た・・・」
アプーが初めてみたと感嘆しているのに対し、ウルージさんの発言は上の通り。
この発言の違いが表すもの、それはズバリウルージさんは古代種を見たことがあるということである。
もしかするとウルージさんは、
ラフテル到着までに古代種の能力者と戦闘行為を行った経験があるのかもしれない。
しかしウルージさんの過去は"空白の100年"以上の謎。
ワンピースの連載中にその謎が紐解かれることはないであろう・・・

「ふんっ!!!」
これは決してウルージさんが黒棒を振り回すのに気張って出した声ではない。
ウルージさんにとってあんな巨大な鉄塊を振り回すことも、細い箸を振り回すに等しいのだ。
この「ふんっ!!!」は、罪無き人々を何人も殺め、
それに快楽を見出す殺戮武人キラーに対する軽蔑の意が込められている。
そう、我々が物事に不満の意を表す時に使う「フン!」を
ついついウルージさんも漏らしてしまったのだ。
いかにウルージさんが慈悲深いといっても、殺人鬼を許すことはできないのだろう…

「なるほど…」
一瞬にして総てを理解するウルージさんの圧倒的洞察力が伺える一言。

「へへへ…」
これは、僧正が初のテレビ出演に照れて発した言葉ではない。
これには、
「おーおー子供の人拙僧は外見こそ大きく恐ろしく見えるが、
 とても子供が大好きなのですぞ、友達になりませぬかな?」
という意味合いが持たされているのである。
僧正は万人に人気とはいえやはり、あの巨体…故に小さな子供達には怖がられてしまう場面もある。
そんな僧正が子供達に親近感を持って貰おう、そう考え発した言葉だということが伺える。
僧正の母なる海の如く広く優しい心が伺うことが出来、また、僧正のお茶目で寂しん坊な一面まで伺える。
まさに、ウルジスト感涙の名台詞である。

「……だが!!こちらにも意地がある…!!」
まず、ここの台詞で疑問に思う部分がある。

      “意地がある”

ウルージさん程の御方なら意地を張らずとも量産型くま程度一蹴できるであろう…
では、一体何に対して意地を張ったのであろうか?

堪の良いウルジストなら既にお気付きであろう…そう

この“意地”というのは《他のか弱き海賊や民衆を守る》という目的の為にウルージさんが張った意地である。
ウルージさんにとって量産型くまを蹂躙することなどは簡単なことだが、
これを倒す際の戦闘で周りにいるか弱き海賊や罪なき人々に被害が及ぶ可能性があった。
だからこそ、ウルージさんは自らを犠牲にしてまで他者を守るということに対して意地を張ったのである。
ウルージさんの優しき心を反映する名台詞だ。

……行こう
このセリフには死にゆく白ひげへの哀悼と、そして共に訪れる激動の時代を予感して
憂えたウルージさんの男の哀愁が漂っている。
おそらく僧正自身の深い慈悲ゆえに大海賊時代を白ひげ一人に任せることになってしまった責任と
あとのことは任せておけという半ば罪滅ぼしにも似た心があったのではなかろうか。

「鍵は”黒ひげ” 間違いなくしばらくは奴らが台風の目になる」
いくら黒ひげが台風の目になるといっても、それは人間界でのはなし。
人間界を含め、六道輪廻全ての世界を超越するウルージさんにとって、
黒ひげなど本当は降り注ぐ雨粒の中の一滴に過ぎない存在である。
ウルージさんは“しばらく”すれば自分が時代の先頭に立って、
煩悩にとらわれた衆生を導いてゆかねばならぬことを既に悟っているのだ。
ところで、「鍵は”黒ひげ”」という台詞では、実はティーチを“黒ひげ危機一髪”というおもちゃになぞらえており、
このような事態においてもユーモアを忘れないウルージさんの度量の深さが伺える。
そして、そのセンスは座布団108枚に値するといっても過言ではない。

「無茶を言うな!!!どう上陸するんだ!! 」
○考察1
 珍しくウルージさんが声を荒げたシーン。
くまを前にしても笑顔を崩さなかったウルージさんがこのような弱気な姿勢を見せた理由は
船員達を心配したからに他ならない。ウルージさん自身は「ぐわァ!!!熱つ」程度のダメージで
済ませられるが、迂闊に島に近づけば大切な部下達が雷に撃たれ傷つきかねない。
僧正の優しさが伺える発言である。
○考察2
 珍しくウルージさんが声を荒げたシーン。
この時のウルージさんは焦っているように見える。しかし文字通りに解釈してみよう。
「無茶を言うな」とは「お茶が無いのに落ち着けるわけなかろう」という意味である。
目の前の島に雷が降り注ぐ状況も構わずお茶で一休みしようというウルージさんの度量が伺える発言である。
○考察3
 珍しくウルージさんが声を荒げたシーン。
一見、ウルージさんはどうやって上陸するか悩んでいるように見える。
その通りである。
ウルージさんは何百、いや何千もの上陸する方法を一瞬にして考えついたのである。
しかし、それが仇となり、数が多すぎて悩んでいるのだ。
要するに「無茶を言うな!!!どう上陸するんだ!! 」(あァ~~方法を考え過ぎてしまった・・・どの方法で上陸するべきか・・この中から1つ選ぶなど無茶を言うな!)
ということであり、ウルージさんの発想力豊かな面が見受けられる。
また、ここで忘れてならないのが、ウルージさんが珍しく怒っている点。
誰に対して怒っているのだろうか?
それは見ての通り、悩む種を生んでしまった自分自身に対してである。
めったに怒りを表すことのないウルージさんが
久々に怒りを表したと思えば、それは自分で生んだ過ちで
それも自分自身に怒りを表すという、ウルージさんのお茶目な面も見受けられる。

「誰だ…!!?」
この発言の際にウルージさんが考えていたことはただ一つ。
ここは新世界、近くには雷が降り注ぐ島……そう、小舟で近づいてくる人物を心配したのである。
「(こんなところで何をなさってるんだ?もしかして漂流しているのか…?)」
ウルージさんの優しさで宇宙がヤバい。

「バカを言え、我々は今 雲の孤島にて傷を癒して……!!」
記念すべき新世界編初のお言葉。
ウルージさんが包帯を巻いて傷ついてる前代未聞のこの状況。四皇に勝るウルージさんなら本来傷を負うことなどないであろう。
2年前ウルージさんがライジン島に上陸しようとしていた時に老婆が雷を防げる傘をくれた。
しかし老婆が持っていた傘の数は部下の数までであった。優しいウルージさんは部下にだけ傘を渡し、自らは傘なしで上陸したのであった。ライジン島のログがたまるのに2年間かかるため、ウルージさんは2年間傘なしで雷の滝に打たれ続けたのであった。
それではさすがのウルージさんもわずかながらに傷はつく。この傷は部下を守るためのウルージさんの優しさとたくましさを象徴する名場面である。

「何をしてなさる」
四皇カイドウを前にして冷静極まる深い一言。
威風堂々の巨漢、カイドウの存在すらウルージさんの前では虚飾に過ぎない。
何をしているのかという些細な疑問を投げかける事で、立ちすくむ四皇の緊張を解こうとするウルージさんの御心に涙せざるを得ない素晴らしいシーンである。

「…本気なら止めますまい… 南無」
本気でなければ止めていた。
ウルージさんの洞察力にかかれば、その決意がどれほどのものかを察する事など容易なのである。
その後ウルージさんが唱えた言葉は「南無」、つまり念仏である。
そう、ウルージさんは仏教徒だったのだ。
戒めを破る僧侶、破戒僧海賊団船長の面目躍如である。
四皇などウルージさんにとっては米粒のような存在、ウルージさんは四皇の身投げを文字通り「高みの見物」したのである。
ウルージさんがこの世の頂点に君臨している事をまざまざと感じさせられるだけでなく、一人の漢として、心からカイドウのことを想っている事まで分かる珠玉の名場面であった。