83 :名無しかわいいよ名無し:2008/06/11(水) 09:23:48 ID:ngg7RAR80

第503話 「ウルージさん」


ロー「ウルージ屋、お前何人食った?」
ウルージ「無礼な事を聞きなさる。僧たる者、女にウツツは抜かさぬわ!」ドンッ!

…… 爆笑に包まれるオークション会場(まるでベラミー一味の時のように)

思わず頬を真っ赤に染めるウルージ
キッド「本気か?」
ホーキンス「奴に今、女運は見えない。」
Xドレーク「抜きたきゃあ、風俗で!」
キラー「違いない。」
ガープ「童貞王・怪僧ウルージか・・・・風俗で童貞を売るか・・・!!ぶわ っはっはっ」
市民A「何で童貞が陸にいるんだよ?
市民B「怖いわ!存在が怖い、近寄らないでー」
罵倒され、物を投げつけられるウルージ僧正…
閉じた瞳から涙が零れ落ちる。
     ウルージの回想が始まる。 10年前… 空島ビルカ


ビルカの子供A「ウルージがまた振られたってーw」
ビルカの子供B「またぁ?これで何度目だよ~?」
ウルージの家。泣き寝入りするウルージに語りかけるウルージ両親。
母ウル「すまない。こんな顔のお前を生まなければ…」
父ウル「童貞を捨てるのは諦めなさい。お前は煩悩を捨て僧になる道が一番似合ってる…」
何かを悟ったかのように思いつめるウルージ。
~1週間後~
ウル母「ごめんね。こんな母をどうか許して。」
スカイピアの寺院に預けられる(捨てられる)ウルージ。
他の僧から煙たがられ、一人さみしそうに僧修行をするウルージ。
その時号外が配られる「ビルカがビルカが!エネルに…」
父母を思い出すウルージ。脳裏に父の「お前は僧が似合ってる」という言葉が横切る。
ウルージ「父さん…」涙がこぼれる。
ウルージ「俺は僧王になる!」ドンッ

743 名前:名無しかわいいよ名無し[] 投稿日:2008/07/11(金) 11:32:07 ID:f8RRaKWp0

507話「破戒僧海賊団船長」

黄猿が一番グローブへ到着、意識を取り戻した天竜人に報告をする。
黄猿「大丈夫でぇすかい?海軍本部よりただいま、黄猿到着しやしたぁ」
ロズ「麦わら帽子を被った奴を生け捕りにして、今すぐに私の目の前に連れて来いっ」
黄猿「了解ぃしやしたぁ」
騒ぎを聞いて、遠目に事実を確認しにきたウルージさんが
ウルージさん「おーおー相も変わらず、好き勝手言いなさるな・・・しかし、本当に天竜人に手を出すとはハタ迷惑な一味だ」
余裕の笑みを浮かべるウルージさん
部下「僧正、どうされますか?」
ウルージさん「フフ、決まっている」ドンッ
余裕の笑みで何かをしそうなウルージさん
ウルージさんの存在に気がつき海兵が
海兵「黄猿殿、あそこにルーキーの怪僧ウルージがおります。」
黄猿「ぁあ、今の目的は麦わらだぁぁ、放っておけ」
海兵「はっ」
ウルージさんが黄猿へ近よる
ウルージさん「海軍の大将の人よ、悪いが麦わらの船長は私が殺ることになっておるわっ」
黄猿「・・・」
ウルージさんを無視をして、麦わらを探しに行こうとする黄猿達
ウルージさん「命拾いなすったな、海軍の大将の人よ・・・」
するとウルージさんが、天竜人に近寄りロズを片腕で締め上げる、周りが騒然とする。
部下「そっ僧正っ一体何を?」
ウルージさん「なぁに、殺しはせん」
軽くデコピンをロズにする。ロズがキれ。見ていた黄猿が
黄猿「あんまり海軍をなめるもんじゃねぇぇって」
ウルージさんを蹴りとばす、ロズを離し吹っ飛んだが立ったままのウルージさん
ウルージさん「おーおー好き勝手やりなさる。まるで天竜人の犬だな」ドンッ
黄猿が電電虫で
黄猿「ぁぁ~こちら黄猿~黄猿ぅ、天竜人に手を加えた奴がもう一人おりやしたぁ~生け捕りは難しそうなんで殺していきやっすぅ」
ロズ「おっおい黄猿、あいつも捕まえろっ」
黄猿の覇気、ロズ再び気を失う
ウルージさん「・・・」
ニヤリと笑う、ウルージさんも覇気発動、黄猿・部下以外の海兵・市民が全て気を失う
黄猿「!?」
ウルージさん「僧たる者、決して弱者には手を上げぬわっ」ッドン!
臨戦モードのウルージさんと大将

場面変わり、ぼったくりbar、レイリーから色々と話を聞いた模様
レイリー「さぁて、ルフィ君達の船をコーディングしに行くか」
ゾロ「よしきた、俺が案内してやる、1番だな」
サンジとウソップがつっこみ
「お前の頭は子供以下かっ」
ルフ「よぉぉし、行くか魚人島へ!」
シャッキー「レイさん、大将がついているころだから気をつけてね」
レイリー「ああ・・・」
シャボン玉のチャリでご一行、目の前に単身のガープが現れる
ガープ「よぉ、ルフィ」
ルフ「げぇっ、じっじいちゃん?」
ガープ「レイリーよ懐かしいのぉ」
レイリー「げぇっ、がッガープ!?」
ガープの凄む顔 終わり

 ・・・コメント・・・この二人の仲は一体!?

796 名前:名無しかわいいよ名無し[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 01:42:07 ID:/XesQjLHO

508話 「耐えるウルージ」

くま&黄猿に勝利し、ルーキー達は酒場で打ち上げ
ロー「ウルージ屋、流石に天使のコスはないんじゃないか?」
ウルージ「誤解だ、この羽は空島で生まれた者n」
ボニー「いい歳して背中に羽なんてつけちゃって(笑)」
カポネ「天使のつもりか、下劣な奴め(苦笑)」
ドレーク「撮られたきゃ夏コミで!(苦笑)」
ウルージ「・・・・・・(・・・好き勝手言いなさる・・・ヒザをついてやり過ごす以外になかろう・・・)」
キッド「・・・俺は今まで羽を馬鹿にした奴等を皆殺しにしてきた。」
ウルージ「おーおーキッド殿、分かって下さるか・・・」
キッド「お前の事だ、ウルージ。僧であるお前が全く別宗教の偶像になりきるなど冒涜、愚弄と言わずして何と言う」
ウルージ「・・・・・・・・・(メチャクチャだ・・・噂以上・・・)」

場面変わって海軍本部
海兵「くまさまと大将黄猿がルーキー共に討たれました!」
センゴク「どういうことだ!麦わらか?」
海兵「いえ、怪僧ウルージによるものだとの報告が…」
センゴク「ま、まさか伝説のウルージ・・・なのか・・・?新しい手配書を回せ!我々は奴のことを見縊っていた・・・戦争が起こるぞ・・・」
ドン!
手配書が机から落ちる
「“怪僧”ウルージ 懸賞金108億ベリー」
ドーーーーーーーーーン!!

煽り:天使爆誕!?

555 名前:名無しかわいいよ名無し[] 投稿日:2008/10/10(金) 11:25:48 ID:ci8gnWuD0

蜘蛛の糸

ある日の朝、神は極楽闊歩時に蓮池からはるか下の地獄をふと覗き、
空の快僧のウルージさんを見つける。
ウルージさんは生前、様々な破壊行為を行った為に地獄に落とされていたのだが、

ウルージさん:「いくら小さな蜘蛛といえど命のあるものに違いない。その命を奪い取るということはいくらなんでもかわいそうだ」と
小さな蜘蛛を助けた事があった。

そこで神は地獄の底のウルージさんを極楽への道へと案内するために、一本の蜘蛛の糸をウルージさんに下ろす。

ウルージさんは極楽から伸びる蜘蛛の糸を見てとても喜び、「これで地獄から脱出できるのか、ここで苦しむ者達を救えるかもしれん…」
と考える。そこで他の人に蜘蛛の糸をつたって、地獄から何万里も上にある極楽へ案内を始めた。
ウルージさん「そこの人…この糸を辿り…極楽へ行きなされ…」

何人も蜘蛛の糸につかまり、このままでは糸は重さによって切れて落ちてしまう状態になった。
ウルージさん「この蜘蛛の糸は皆の者よ、一人一人上る以外になかろう…」と促す。

自分だけが地獄から抜け出そうと考えないウルージさんの度量に心を打たれた神は…
神「なんという素晴らしい男なんだ」と蜘蛛の糸をもう一本、ウルージさん巻きつけ引っ張ったのだ…
ウルージさんは極楽につき、神が
神「あなたの慈悲深さに心を打たれました」と伝える…
ウルージさん「修行をしなされ…神の人…」と神を弟子にしてしまった、冗談でもありがたい話

空島民話「膝つきウルージさん」

475 名前:名無しかわいいよ名無し[] 投稿日:2008/10/30(木) 20:35:28 ID:VCzzXfCN0
むかしむかしのものがたり
それは今から108年も昔のお話

空の海のある島にバルバロス・ウルージさんという男がいました
大僧正のウルージさんの話はいつも膝の話ばかりだけど村の人達には
それがモモか膝かもわかりませんでした

あるときウルージさんは旅から帰って天龍人にほうこくをしました
「私は偉大なる白々海のある島で膝のような黄金をみました」
ゆうきある天龍人はそれをたしかめるため2000人の奴隷をつれて
偉大なる白々海へと船をだしたました
大きな嵐や超特急エビ達との戦いをのりこえて
その島にやっとたどりついたのは天龍人とウルージさん
そしてたった100人の奴隷達しかし そこで天龍人たちが見たものは
ただの膝、ウルージさんはうそつきの罪でついに死刑になりました

ウルージさんのさいごの言葉はこうです
「天龍人か…黄金がないだけで死刑にするとは…厄介の種だ…
        膝をつき頭を垂れ命を乞う以外になかろう…!!!」
天龍人たちはあきれてしまいました
もう誰もウルージさんをしんじたりはしません
ウルージさんは死ぬときまで
膝をつくことをやめなかったのです

(空島民話「膝つきウルージさん」)

ウル宮ハルヒージ

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 23:46:05.78 ID:U1YLM1DR0
長門「・・・」

ウルージさん「・・・あれは・・たしかSOS団の団員・・・公共施設である図書館も構わず闊歩とは・・・
     厄介の種だ。ヒザをついてやり過ごす以外になかろう。」

長門(・・・手が届かない)

ウルージさん「・・・」スッ

長門(・・・集合までそう時間もない。今回は諦める。)

ウルージさん「お節介かもしれぬが、もしかすると本まで手が届かないのでは?」

長門「・・・」

ウルージさん「おーおー好き勝手無視なさる・・・『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』か・・
     ふふ名著を拾いなさったな…無口の人。」

長門「・・・感謝する。」


キョン「おい長門。そろそろ戻るぞ。」

長門「・・・」コクリ

キョン(・・・気のせいか長門の奴随分と機嫌が良さそうだな・・・)

長門(・・・さっきから胸の動悸が収まらない・・・何故?)

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/15(木) 00:40:16.97 ID:ArL2pZ9d0
みくる「皆さんお茶が入りましたよー。どうぞ。」

古泉「失礼します。」

キョン「ありがとうございます。それにしても最近はハルヒも大人しくて平和ですね。
    このままこれができる限り長く続いてくれりゃいいんですが・・・。」

長門「・・・」

キョン(この前から長門は本を読まずにボーっとしてる事が多いな・・・こりゃあ近々何か起こらない方がおかしそうな

ダダダダガラガラ!
ハルヒ「皆喜びなさい!団長が直々に新入団員候補を見つけて連れてきたわよ!ホラ!とっとと入りなさい!」

ウルージさん「メチャクチャだ・・・噂以上・・・」

キョン「・・・予想以上に何か起こるのが早いな・・・やれやれ」

みくる「し、新入団員さんですか・・・で、デカ!!!」

ウルージさん「おーおー勝手に連れてきて好き勝手言いなさる・・・!!」

長門「・・・」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/15(木) 01:35:07.25 ID:ArL2pZ9d0
さて本当にこのSSに希望はあるのかどうか… マターリ反撃してみよう・・・!!




古泉「でどの様な方なのでしょうか・・・随分と大柄ではありますが・・」

ハルヒ「私もよく知らないわ。廊下歩いてたら怪僧が暴れているぞ!って声が聞こえてきてね。
    面白そうなんで見に行ってみたら教師に囲まれてるコイツがいた訳。」

キョン「お前・・・素性も何も聞いてない赤の他人をまた引っ張ってきたのか?」

ウルージさん「前方に「陰険教頭」…後方に「指導部担当」…さすがに己の悲運に肝を冷やした。」

みくる「え、えーと・・・どうしてそんな状況に。」

ウルージさん「ふふ・・・小動物を苛めていた輩に灸を据えてやっただけのこと・・・」

ハルヒ「ね!見るからに面白そうな奴でしょ!適当に理由つけて教師共追っ払ってそのまま引っ張ってきちゃったわ!」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/15(木) 01:46:56.97 ID:ArL2pZ9d0
キョン(・・・一応学生服は着てるが・・・ハルヒが入団を進めてる以上コイツが常人のわけが・・・)チラッ

古泉「・・・んふ」

キョン(古泉もお手上げのポーズか・・・コイツが知らないとなると・・・)

みくる「ふえー。見た目によらずお優しいんですねぇ・・・あ」

ウルージさん「おーおー好き勝手いいなさる。」

みくる「す、すいません・・・」

ウルージさん「お気になさるなお美くしい人。拙僧も言われ慣れている。」

みくる「そ、そんなこと・・・えへへ。」

キョン(・・・朝比奈さんは知る由もないというか・・・なんか普通に朗らかな会話してるし・・・)
41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/15(木) 02:04:35.43 ID:ArL2pZ9d0
キョン(こういう困った時の最終兵器は長門なんだが・・・)

長門「・・・」

キョン(さっきからこの怪しい入団候補を見つめたままフリーズしてるし・・・)

ハルヒ「みくるちゃんも気に入ったみたいだし決まりね!今日からアンタはSOS団団員よ!
    光栄に思いなさい!」

キョン「おいおい…いくらなんでももっと聴いておくべきことが

古泉「古泉と言います。これからよろしくお願いしますね。」

みくる「あ、朝比奈みくるです。よろしくお願いします。」

キョン「・・・やれやれ。何かいろいろとすまんな・・・とりあえずよろしく頼む。」

ウルージさん「ハタ迷惑な一味だ……!!
         だがこちらもそちらの団長には先ほど助けてもらった恩義がある・・・このまま返さずには帰れまい・・・」

長門「・・・」

ウルージさん「無口な人・・・また会いましたな。」

長門「・・・よろしく。」

【怪僧ウルージの旅】

【怪僧ウルージの旅】1/108話
【現在地:閏町の自宅】
僧正「ボチボチ旅立つとするか……」

――怪僧ウルージの旅が始まる

僧正「父ージ、母ージ、行ってきます」
父ージ「何かあった時はヒザをつき、頭を垂れ、靴をお舐めするんだぞ」
母ージ「水筒は持った?気をつけていくのよ、じゃあ行ってらっしゃい」
僧正「おーおー、行ってきます」

――ひも付き水筒を首にぶら下げ、僧正は家を後にした

僧正「さて家を出たはいいがどこにも行くあてがない。とりあえず気ままに歩きますかな」
老人「あのぉ…病院へ行きたいんじゃがのぉ…道をお尋ねしてもいいかのぉ…」
僧正「ふふ…道を尋ねなさったな、ジジイの人。病院へは右の路地を抜けた先にある大通りを左に進めばいいですぞ」
老人「…あい?」
僧正「……大通りを左に進めばすぐですぞ」
老人「…あい?」
僧正「まいった……なんて聴力の低さ……!!」
老人「…あい?」
僧正「ゼェ……ここまでか……!?」
老人「よく聞こえんのぉ…」
僧正「…仕方ない…おぶって連れていく以外になかろう…」

――病院に向かい歩くこと十分

僧正「ふふ…つきましたぞ」
老人「まいったのぉ…」
僧正「ん?どうなさった?」
老人「保険証を自宅に忘れたわい…」
僧正「…」
老人「家までおぶってくれんかのぉ…」
僧正「…」
老人「聞こえんかい?家までおぶって欲しいんじゃがの…」
僧正「ハタ迷惑なジジイだ」
老人「あい?」
僧正「因果を晒す以外になかろう」
老人「テンガ?」
僧正「因果晒し!!」

――どうっ!!

老人「ひゃあぁ」

――老人の因果を晒した僧正はそのまま病院を後にした

僧正「幸先の悪い旅だが…さて本当に希望はあるのかどうか…ボチボチ気ままに歩き続ける以外になかろう…」

――かくして僧正の旅は始まった


553 名前:名無しかわいいよ名無し[sage] 投稿日:2009/01/23(金) 14:00:39 ID:2lKavdY50
【怪僧ウルージの旅】2/108話
【現在地:閏町病院前大通り】
僧正「病院に行っていたらいつの間にか日が暮れてきましたな」

――グゥ~……

僧正「おーおー、好き勝手鳴りなさる。腹ごしらえする以外になかろう」
僧正「確か駅前に新しくオープンした回転する寿司屋さんがありましたな。今晩はここで食べるとしよう――」
僧正「――おーおー、思ったよりこじんまりとしたお店ですな。とりあえず入ってみますかな…」

――どうっ!!

僧正「ぐわァっ!!」

――どうやら僧正はガラス張りの自動ドアに気づかず頭から激突してしまったようだ

店員「…!!あんちゃん大丈夫かい!?」

――店内全員の視線が僧正へと向けられる

僧正「だ、大丈夫ですぞ(まいった…入店早々醜態を晒してしまった…帰りたい…!!しかし一度入店しておいて引き返すのは恥ずかしすぎる…かといって店内のみんなに注目されているこの状況で普通に席に座り寿司を食べるのはもっと恥ずかしい…!!)」
店員「本当に大丈夫かい?」

――僧正の脳裏に父ージの言葉が浮かぶ
――"何かあった時はヒザをつき、頭を垂れ、靴をお舐めするんだぞ"

僧正「そうだ…!!お舐めする以外になかろう…!!」

――僧正はヒザをつき自分がぶつかったガラス張りの自動ドアを舐め始めた…ペロ…ペロ…

店員「…!!こりゃまいった!!どうやら頭を打って気をおかしくしちまったみてえだ…!!」
僧正「ふふ…いたって健康ですぞ、心配しなさんな」
店員「これのどこが心配せずにいられるんだい!!救急車よぶよ!!」
僧正「…!?まいった…!!ドアに頭をぶつけただけでここまでの大ごとになるとは…ここは舐めるのをやめ着席し寿司を食べごまかす以外になかろう…!!」

――僧正はすっと立ち上がり空席へと歩きだした

店員「おいおい大丈夫かい!?」
僧正「(無駄な心配をかけて大ごとにならないよう、ここは気丈に振る舞うしかなかろう)…ダイジョブデース!!」
店員「…ほ、本当に大丈夫かい…?」
僧正「(いささか恥ずかしいが旅の恥はかき捨てする以外になかろう)ふふ…ダーーイジョッブデーーース!!」
店員「そ、そうか…ならよかった…じゃああいてる席に座りな」
僧正「言われなくてもそうしまーーーす!!」

――かくして無事に入店を果たしたウルージさん
――僧正の旅は今日も続く



567 名前:名無しかわいいよ名無し[sage] 投稿日:2009/01/23(金) 18:19:47 ID:2lKavdY50
【怪僧ウルージの旅】3/108話
【現在地:駅前回転寿司「天竜」店内】
僧正「"回転寿司"か…ベルトコンベアも構わず闊歩とは…おいしそうだ、醤油をつけていただく以外になかろう」

――心配性の店員をやり過ごした僧正
――カウンターに座りようやく落ち着いたようだ

僧正「まずはエビを頂く以外になかろう――おーおー、養殖物であるというのに何という美味さ…噂以上」
僧正「次はイクラを頂くとしよう――おーおー、好き勝手口の中ではじけなさる…このイクラを腹に携えていたサケの度量がうかがえる」
僧正「次はイカを頂くとしよう――……うわァァっ!!まいった、なんて辛さ…ハタ迷惑なワサビだ…お茶を飲み口直しをする以外になかろう」

――ゴキュ…

僧正「ぐわァっ!!!熱つ!!!…何という悲運…!!舌上に"ワサビ"…喉元に"熱湯"ゼェ……ここまでか…!?白身魚を食しクールダウンする以外になかろう」
僧正「ふふ…見つけましたぞ白身魚の人…!!"南の海"のカンパチか…食材ながら冗談でもありがたい…頂く以外になかろう――なかなかいけますな。さて次は……」
僧正「…ん?…まさか…あれは…"大トロ"!!漁獲制限にも関わらずマグロの大トロを提供するとは…この店の度量がうかがえるな、頂く以外になかろう」
おじさん「おっ、トロだ!!いただきまーす」
僧正「…!!ゼェ…ゼェ……!!"醤油"ばかり警戒していた…!!"空腹客"のそばをすんなり流れはしないか…!!」

――育ち盛りのウルージさんはその後も黙々と食べ続ける

僧正「前方に"ネギトロ"食べる以外になかろう…」

――コンベア上を行くネギトロに手をかけようとしたその時

僧正「あ…」
女性「あ…」

――僧正の右手と隣に座る女性客の左手がネギトロ上で重なり合う

――閏町駅前「回転寿司天竜」
――この寿司屋での出逢いは
――後に起こるあの極めて慈悲深い恋物語の
――「引き鉄」として語られる事となる

――僧正の旅はまだまだ続く

789 名前:名無しかわいいよ名無し[sage] 投稿日:2009/01/29(木) 19:27:18 ID:db5meOD40
【怪僧ウルージの旅】4/108話
【現在地:回転寿司天竜カウンター】
――「あ…」
――寿司ネタの上で触れ合う手と手

女性「す、すみません…」
僧正「おーおー、こちらこそ……ネギトロ…好きなんですかな?」
女性「あ、はい…あなたも…好きなんですか?」
僧正「好きという以外になかろう」
女性「…いう以外に……なかろう…?」
僧正「そうですぞ。好きという以外になかろう」
女性「ぷっ…」
僧正「…?な、なにか変なこと言いましたかな…?」
女性「面白い」
僧正「お、面白い?」
女性「あなたのしゃべり方、面白い」
僧正「そ、そんなこと言われたのは初めてですぞ…」

――小さな体を震わせ物憂げに微笑む女性
――その純真な眼が僧正を見つめる

女性「私…ウルコっていうの…あなたは?」
僧正「ウルコ…いい名前ですな…拙僧はウルージと申します」
ウルコ「ウルージ…いい名前…」
僧正「ありがとうと言う以外になかろう」
ウルコ「……どういたしましてと…いう以外になかろう」
僧正「…!?ま、マネしないでくだされ」
ウルコ「いやです……ぞ」
僧正「またマネを…!!」
ウルコ「ふふっ…やっぱり面白い」
僧正「………」
ウルコ「外…すっかり暗くなっちゃったね」

――カウンター越しに窓の外を見るウルコ
――僧正はそんなウルコを見つめていた

僧正「(おーおー、なんて可愛らしい人だ…華奢な体に透き通るような白い肌…そして潤んだあの瞳…)」
僧正「あァ~……(モコ…モコ…)」
ウルコ「お腹いっぱいだし、私、そろそろ帰ろうかな…」
僧正「おーおー、気をつけて帰って下され」
ウルコ「外………まっくら………私………」
僧正「……もしかして…ひとりで帰るのが怖いのですかな?」
ウルコ「…ううん、ごめんね、大丈夫。それじゃあ…さようなら」
僧正「…待って下され」
ウルコ「…」
僧正「ウルコさんを…家まで送らせてくだされ…!!」
ウルコ「…」
僧正「ウルコさんを…守りたい…!!」
ウルコ「ウルージ…さん…」

――「お願いします」
――小さな声で
――しかしハッキリとそう言ったウルコ

僧正「ではボチボチお勘定をお願いしますかな…!!」

――寿司屋で出逢ったウルコを家まで送ることになった僧正

――僧正の旅はまだまだ続く


299 名前: 名無しかわいいよ名無し [sage] 投稿日: 2009/01/27(火) 23:17:06 ID:6J1oh6JVO

ウルモン


あ!やせいのパシフィスタがあらわれた!
ゆけっ、ウルージ!
ウ「おーおー」
パシフィスタのれんぞくパンチ!
ウ「うわァアっ!!!どぅっ…!!!」
ウルージにダメージ
ゆけっ、ドレーク!
ドレークのとっしん!
パシフィスタにダメージ
ウルージのカウンター!
パシフィスタにダメージ
パシフィスタのはかいこうせん!
ウ「ぐわァっ!!!熱つ」
きゅうしょにあたった!
ウルージにダメージ
ドレークのかみつくこうげき!
パシフィスタにダメージ
あ!やせいの黄猿があらわれた!
黄猿のメガトンキック!
ウルージはたおれた!
黄猿は1億800万のけいけんちを手に入れた!
ゆけっ、ホーキンス!
ホーキンスののろい!
黄猿のフラッシュ!
ホーキンスはひるんだ!
ゆけっ、アプー!
アプーのハイパーボイス!黄猿にダメージ
黄猿のじこさいせい!
黄猿は体力を回復した!
黄猿のこうそくいどう!
アプーはにげだした!
にげられない!
黄猿のメガトンキック!
アプーはたおれた!
黄猿は1億9800万のけいけんちを手に入れた!
黄猿のこうそくいどう!
ドレークはウルージにメロメロでこうげきすることができない!
黄猿のメガトンキック!
ドレークはたおれた!
黄猿は2億2200万のけいけんちを手に入れた!
黄猿のはかいこうせん!
ホーキンスはたおれた!
黄猿は2億4900万のけいけんちを手に入れた!
主人公の手元には戦える海賊がいない!
主人公は目の前が真っ暗になった!


299 名前:名無しかわいいよ名無し[] 投稿日:2009/02/08(日) 20:13:09 ID:Tc9pulsJ0

どうっ(童)・・・話「ウル太郎」


むかし、むかし、あるところにお婆ジと爺ジがいました。
ある日の事、お婆ジは川へヒザをつきに、爺ジは山へヒザをつきに行きました。
お婆ジが川でヒザをついていると、おーおー、おーおー、とおおきな僧正が流れてきました。
お婆ジはヒザをついていたために僧正を助けることができません。すると
僧正「・・・なんという悲運!前方に「滝」・・・後方に「水面波」・・・ゼェ・・・ここまでか・・・?」
そう言うとお婆ジが棍棒を投げてくれました。
僧正「まさか・・・あれは・・・棍棒!!」
棍棒を投げた途端に僧正は棍棒を巧みに使い川から出てきました。
僧正「”お婆ジ”か・・・ふふふ我が祖母ながら命を救ってもらったのだありがたい・・・!」
お婆ジは孫の僧正をつれて寺へ闊歩して帰りました。
僧正「お久しぶりですな・・・爺の人・・・」
爺ジは僧正の帰りを喜びました。
その晩、寺で僧を集め宴会をしました。

翌日

僧正「・・・”鬼”か村を荒らし回るとは・・・厄介の種だヒザをつ・・・退治する以外になかろう・・・」
そう言った僧正はお婆ジから吉備団子を受け取り、旅に出ました。
僧正は鬼ヶ島まで闊歩していました。すると犬が出てきました。
犬「悪は可能性の段階から完全に絶やすべきである」
いきなりでした。
僧正「おーおーかわいい”犬”だ・・・吉備団子をあげる以外になかろう・・・」
犬が仲間になりました。

今度は犬とともに闊歩しているとキジが出てきました。
キジ「今夜ヒマ?」
ヒマだったので。
僧正「これは珍しいものを見た・・・吉備団子をあげてみよう・・・!!」
キジが仲間になりました。

犬とキジとともに闊歩していると、猿が出てきました。
猿「わっしもいるのでねぇ」
しかし、僧正は過去に猿にいじめられたので仲間にはしませんでした。

いよいよ鬼ヶ島が見えてきました。
なんと鬼の正体はオーズでした。
僧正「メチャクチャだ・・・噂以上・・・」
そして僧正一味は臨戦態勢に入りました。
犬は単純に強くて、キジはオーズを凍傷にさせていました。
僧正「まいった・・・なんて強さ・・・」
これでは僧正の出番がありません。
困った僧正は、
僧正「あァ~~・・・(モコ・・・モコ・・・) 」
僧正「ずいぶん出番をとられたが・・・ さて本当に・・・出番はあるのかどうか・・・ ボチボチ攻撃してみよう・・・!!! 」
しかしもうオーズは死にそうでした。
僧正「ずいぶん出番とってくれなさったな・・・ さっきまでの私とは思いなさんな!! ”因果晒し”!!! 」
ズドォン!!!!
鬼ヶ島はおろかまわりの地形まで変えてしまいました。
それでも、平和になったのには変わりません。
僧正は鬼ヶ島から持ってきた財宝を寺に持ち帰り、
犬とキジとお婆ジと爺ジと仲良く幸せに暮らしました・・・


おしまい。


475 名前:名無しかわいいよ名無し[] 投稿日:2009/02/05(木) 21:59:29 ID:con3FN3XO

泣いた"赤旗"


山の中に、一人の"赤旗"が住んでいました。"赤旗"は、人間たちとも仲良くしたいと考えて、自分の家の前に、
「心のやさしい"旗"のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」
と書いた、ハタ迷惑な立て札を立てました。

けれども、人間は疑って、誰一人遊びにきませんでした。"赤旗"は悲しみ、信用してもらえないことをくやしがり、おしまいには腹を立てて、立て札を引き抜いてしまいました。
そこへ、友達の怪僧が訪ねてきました。怪僧は、わけを聞いて、"赤旗"のために次のようなことを考えてやりました。

怪僧が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ"赤旗"が出てきて、怪僧をこらしめる。そうすれば、人間たちにも、"赤旗"がやさしい"旗"だということがわかるだろう、と言うのでした。
しかし、それでは怪僧にすまない、としぶる"赤旗"を、怪僧は、無理やり引っ張って、村へ出かけて行きました。

ブン!ブン!

「怪僧が暴れているぞ!」

「暴れたきゃ新世界へ!!」

「ふふ…命を拾いなさったな、人間」

計画は成功して、村の人たちは、安心して"赤旗"のところへ好き勝手遊びにくるようになりました。毎日、毎日、村から山へ、三人、五人と連れ立って、出かけて来ました。
こうして、"赤旗"には人間の友達ができました。"赤旗"は、とても喜びました。しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。それは、あの日から訪ねて来なくなった、怪僧のことでした。

ある日、"赤旗"は、怪僧の家を訪ねてみました。怪僧の家は、戸が、かたく、しまっていました。ふと、気がつくと、戸のわきには、貼り紙がしてありました。そして、それに、何か、字が書かれていました。
「堕ちた海軍将校ドレークくん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてくだされ。もし、私が、このまま君と付き合っていると、厄介の種だ。それで、私は、新世界に旅に出るけれども、いつまでも君を忘れませんぞ。さらば、体を大事にしなされ。どこまでも君の友達、怪僧。」
"赤旗"は、だまって、それを読みました。二度も三度も読みました。戸に手をかけてヒザをつき、しくしくと、なみだを流して泣きました。