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15 :第一話  地獄の断頭台:2006/07/18(火) 02:19:31 ID:zyS8Yy8B 「ん~・・・?お兄さんどうかしたの?」 本来であれば今日は一ヶ月間の労働の報酬が支払われる とても、喜ばしい日なのだが 「大した事じゃないさ…ただなぁ……男の甲斐性というか」 「変なの~」 正直に、年下の少年よりも、給料安くて凹んでました。 などと言う事は出来ずに、ベッドの上に寝そべり読書中の 少年にゆっくりと襲いかかる。 「うわっ・・・まだ、こんな時間だよ?」 青年を押し退けようともせず、この前のお出かけで購入した 水色の置き時計を首だけ動かして指し示す。 「平気平気!昼めしまで時間はあるさ…… それに、二週間振りだぜ…俺達の休み重なったの」 猫の耳を模したカチューシャをずらさないように 器用に指を手触りの良い髪に這わす。 「…しようぜ…ツィー…」 敢えて直接的な言葉を、耳たぶを甘噛みしながら囁いてみる

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