ショタとお兄さんでエロパロ 保管庫@ ウィキ

少年戦士ジリオン最大の危機:第6話 522-528


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522 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21:21:23 ID: xHPgT0vr
    続編投下します。今回もショタ×ショタ、凌辱&調教です。


    「少年戦士ジリオン最大の危機:第6話」

    「本国と連絡がついただと?」
    「ええ、つい今しがた」
    副官の報告に俺は目を丸くした。ようやく…と言っていいのか?
    「それで俺達への命令は…?」
    「ただ一つ『新帝即位まで待機せよ』です」
    新帝だと?まだ決まってなかったのか。
    どうせ有力者の連中が、自分の操り人形を擁立しようと争っているのだろう。
    そんな事に振り回されるこちらの身にもなれ。
    「チッ……前線の苦労も知らぬ文官どもが」
    「そうですね閣下。ボクも同意見です」
    「ベネド…」
    部屋に入ってきた銀髪の少年(?)は皮肉っぽく笑っている。
    「参謀殿と意見が合うとは珍しいな」
    「そうですね。まボクは陛下の息子さん方には、あんり興味がないんで」
    本当に興味がなさそうに言って腰を下ろす。
    「今興味があるのは、ジリオンだけだと言いたげだな」
    「正直に言うとそうですね。やっと堕ちる所まで来ましたから」
    そう言いながらベネドは、とても嬉しそうな顔をしている。
    正直大したものだと思う。おそらく俺では奴をここまで、追い詰めることは出来なかっただろう。
    「もうすぐ陛下の敵が取れる…ボクのこの手でね」
    皇帝か……。俺を見てなんと思うかな。敵に心奪われている今の俺を。
    あの尊大な声で甘いと笑うだろうか。
    「閣下も見てて下さい…もう堕とします……必ず」

523 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21:22:57 ID: xHPgT0vr
    目の前に広がる死体・死体・死体。血の匂いが充満する町で、動いているのは帝国軍の兵士だけ。
    親の死体に取りすがって泣いている子供を、無理やり引き剥がして連れて行っている。
    町の至る所では炎が上がり、虐殺の形跡を塗りつぶしていく。
    それが6年前に僕が見たキャバン星の最後だった。
    この星をあんな風にはしたくない……それが戦い始めた理由だったのに。
    今ではこんなに、弱気になってしまっている……。
    「おはよう純也君」
    「ウアッ!?」
    そうやってまどろみながら考えていると、いきなり現われたベネドの顔。僕は驚いて声を上げ、立ち上がる。
    「驚いた?昨日はいい夢見れたかい?」
    見ていたのは、いい夢どころかとびっきりの悪夢だ。
    しかし……こいつがここにいるって事は寝てる間に何かされた?
    「ウッ…」
    そう思って自分の体をまじまじと見る。後ろ手の手錠…首輪…口に張り付いたゴッツゴ。
    それはいつもどおりだ。だが服を着ている。銀の服とメットを。
    「ンアアッ?」
    これは…僕の戦闘スーツ?
    「久しぶりにそれを着た感触はどう?本物じゃないけど」
    肩に目をやると帝国軍のマークが付いているし、お尻と股間、乳首が剥き出しになっている。
    「今日は君が堕ちる記念日だからね。やっぱりそれ着てないと」
    今日で堕ちるだって?
    「怪訝な顔しているね。でも堕ちるんだよ。確実に」
    一体どういう…あああああっっっ!?
    「ウウウアァァァッ!?」
    突然、本当に突然僕のアソコとお尻が猛烈に熱く、むず痒くなっていく。
    「アァァッ!ムファッ、クゥゥゥッ!!」
    「効いて来たみたいだね。お薬が」
    薬?この強烈な疼きが薬のせいだっていうの?
    「陛下が愛用してた媚薬を、君の可愛いおチンチンとお尻の穴に塗ってあげたのさ…って聞いてる?」
    ベネドの言葉も耳に入らないくらい、体が変な感覚に塗りつぶされていく。
    もう立ってもいられず、腰と膝を折って床にへたり込んでしまう。
    「すごい効き目だね。キャバン星人の体質に合うのかな?」
    う……うああああっっっっ!!……ダメだ…もうおかしくなっちゃう!!!
    誰かに、アソコとお尻を触って…いや、かき乱してもらいたくて堪らないよぉぉぉぉっっ!!
    「ンアアァッッッ!!グウウッ!!!」
    「うわー凄いね純也君。白目剥きそうじゃん。でも、何もしてあげないよ」
    そう言ってベネドは、へたり込んでいる僕から少し離れた所に座る。
    「ボクはここで見てるから、君が悶えてるところをたっぷりね」
    今の僕にとってそれは死刑宣告のように聞こえた。

524 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21:24:26 ID: xHPgT0vr
    「ハァ…ハァ…ハァ」
    性器と肛門を襲う疼き・痒みに、純也はもじもじと体を捩る。
    薬を塗られてから1時間程だが、純也にとっては永遠にさえ感じる時間だ。
    「結構頑張ってるね~純也君」
    ベネドがほんの軽く純也の臀部を撫でる。
    「ウウアッッ!!ムギュウウッッ!」
    純也はそれだけで体を激しくよじらせ、糞詰まりの欲望に悶える。
    「アハハッッ、面白いねお尻を一撫でしただけなのに」
    ベネドは全く余裕の表情を崩さない。
    (さーていつまで耐えられるかな?その半分以上折れた心で)
    もはや心が弱い方に流れた純也に、抗う事はできないと確信しているのだ。
    「その薬の効き目は48時間だから…後たったの2日ぐらいだね。正義の味方の純也君には楽勝過ぎるかな?」
    (!?……そ、そんな…後2日なんて絶対耐えらない!)
    ベネドの言葉に純也の顔が不安に曇る。
    「あ、ごめんごめん。2日経ったら、また同じように塗ってあげるから、実質終わりなんてないね」
    突きつけられる事実に、純也は更に絶望へと突き落とされる。
    (いままでなら、逆にファイトを湧かせたかもしれないけど…もう無理でしょ)
    ベネドには堕ちつつある人間の心理が手に取るように分かる。
    それはこれまで驚異的といえる反抗を見せてきた純也とて、決して例外ではない。
    (もう…ダメなの……僕は…?)
    「そうだよもうダメだ。楽になれよ。誰もお前を責めやしない」
    「君は良く頑張ったよ。普通ならとっくに降参してるか正気を失ってる」
    いつぞやのように、優しい言葉が純也の耳を満たす。だが現在の純也には、それを強い心で跳ね返す事が出来ない。
    「ウウアッ…」
    「へぇっ…そんな顔もできるんだ。お願いというか媚が入ったいい顔だよ」
    ベネドが純也を愛おしそうに純也の頬を撫でる。
    「ずいぶん時間がかかったけど、ようやくお利口さんになれたね」
    そのまま純也の頭にキスをするベネド。まるで犬を褒めるかのように。
    (ああっ……)
    屈辱的な言動だが、どこかでそれに喜んでしまっている自分。
    だが純也はもうそんな自分を戒める事も、心を奮い立たせることもできない。
    「じゃあ心の中で言ってみてよ。我慢の効かない、いやらしいチンポとアナルを弄って下さいって」
    ベネドはもう笑っていない。『主人』の顔になっている。
    (そんな事…言えな……うああっっ!)
    顔をそらした純也の耳に、息を吹きかけるベネド。今の純也はそれだけでも快感の壺をかき回される。
    「もう拒否もできない事はわかってる。さあ言うんだ」
    強い口調で命じるベネド。それは純也の耳から心を押し潰していく。
    純也の心が激しく葛藤するする。そして数分後答は出た。
    (………父さん…母さん…博士、恵ちゃん……ごめんなさい…)
    純也の頭の中に大事な人たちの顔が浮んでは消えていく。
    「さあ早く。言ったらゴッツゴが読んでくれるから」
    (……僕の…いやらしい、チンポとお尻を…弄って下さい……)
    「どうだいゴッツゴ?」
    「あ~聞こえませんね。俺だって100%、読み取れるわけじゃないですから」
    「じゃダメだ。もう一回」

525 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21:28:33 ID: xHPgT0vr
    おそらくゴッツゴは読み取れている。だが純也をなぶる為に、2回目を言わせようとしているのだ。
    「ウウッ…」
    「ほら早く言わないとしてあげないよ?」
    (ぼ……僕の…我慢の効かない、いやらしい純也のチンポとお尻を…いじって、イカせて下さい……)
    「お願いします、ベネド様だろ?」
    (お、お願いします……ベネド………様)
    「どうだいゴッツゴ?」
    「言った!言いましたよコイツ」
    ゴッツゴからの報告を受けてベネドは口の端を大きく吊り上げた。
    「おめでとう純也君……これで君も立派な奴隷だよ」
    「フウゥッ……」
    「最後に残ったプライドも、僕達への憎しみも……もう完全に君の心は折れた。分かるでしょ?」
    純也は反応せず、ただ何かを求めるように虚ろな目を向けている。
    「ふん…そんな事はいいから、早くイカせてくれって顔だね」
    「……」
    「約束だし、純也君が奴隷になった記念にいっぱい出させてあげる」
    ベネドはそう言って偽のスーツの、股間の部分と肛門の部分に触れる。
    「まずはお尻からだね…もうローションもいらないね」
    純也の肛座はすでにぬらぬらと濡れそぼり、はしたなく男根を求めているかのようだ。
    「ぐちゃぐちゃだねぇ…ほらどうぞ」
    「アァァァッ…」
    ベネドのペニスが予告どおり後ろから貫き、純也は声を上げる。その声は明らかに喜んでいる声だ。
    「ほらほらほら!!」
    「アフゥゥンッ…フゥァ」
    ベネドが体内をその肉棒で突くたびに、甘い声を漏らし腰を振る純也。そこにはかつての姿はまるでない。
    「どうだい嬉しいかい?チンポ奴隷の純也君」
    (う…嬉しいです!だからもっとおっ!)
    もはや純也の頭は、性的快感の事しか考えられない。
    「ハハハッ、もっと突いて欲しいですってよ。一度転ぶと脆いもんですね」
    「フゥッ…アンッ!」
    突然びゅるびゅると噴水のように噴出す精子。純也は肛門からもたらされる快だけで達してしまった。
    「もうイッちゃったの?だらしないなぁ。止めちゃうよ」
    (イヤぁぁっ……やめないで…お願い)
    その言葉に純也はぶんぶんと首を振る。
    「可愛いね。もっと早くそうなってくれれば良かったのに」
    「フッゥンッ…アアアッッッ!」
    「そうだよ純也君もっともっと惨めに、淫乱に奴隷らしく肉欲を求めるんだ!」
    (奴隷らしく…)
    「そっちの方が正義の味方面して、すましているよりずっと魅力的だよ。ほらコッチも」
    ベネドは覆いかぶさりながら純也のペニスを握り、腰の動きに合わせてしごき上げる。
    (うぅあああああっっっ!らめぇぇぇっっ!!気持良い、良すぎてあたまおかしくなっちゃううううっ!!)
    その行為に体全体と声を激しく震わせ、さらに勢いよく精液をぶちまけながら喜びを表す純也。
    「いいぞぉ!!もっとだ!もっと乱れろ!そして底の底まで堕ちろ純也いや、ジリオン!!」
    飛び散る二人の汗と体液、まだ挿入を始めて30分程だが、もう回りはビショビショになっている。
    既に純也が半狂乱ならベネドも半狂乱だ。まるで激しく愛し合う獣のような、交わりはいつまでも続いた。

526 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21:33:05 ID: xHPgT0vr
    「ふぅ…」
    激しく続いた性交を終え、ベネドはザロフの待つ中央の作戦室に戻ってきた。
    さすがに疲れたのか消耗した顔で、何かを飲んでいる。
    「見事だな……あのジリオンの心を完全に折った」
    繰り出される賞賛の言葉。だがザロフの口調はどこか暗い。
    「ありがとうございます。……なんか不満そうですね閣下?」
    ザロフの気持ちを見透かしたようなベネドの言葉。
    「………そんな事はない」
    「でもまだ終わりじゃないです。折っただけじゃダメで、しっかり砕いておかないと」
    「砕く?」
    怪訝な顔で繰り返すザロフ。
    「そう砕くんです、二度と元に戻らないように。こんな風にですね…!」
    そう言ってベネドは手に持ったグラス握りつぶした。

    真っ暗な場所で一人佇む純也。
    (ここは…?)
    牢にいたはずと戸惑う純也。なぜか拘束されておらず、ゴッツゴも剥がれている。
    (一体どうなって…ああ!?)
    純也の目の前に現れる中年の男性と同年代の少女。
    (博士、恵ちゃん!)
    こんな所にいる筈がない。そう思いつつも純也はふらふらと二人に近寄っていく。
    (助けに…来てくれたんだね!)
    「はぁ?何言ってんの?この変態、こっちに来ないでよ」
    (え!?今なんて…?)
    いるはずのない恵の口から放たれる、言われるはずのない罵倒。
    「変態って言ったのよ。男に犯されて、楽しんでるんだからそうでしょ」
    (そんな…なんでそんなこと言うの恵ちゃん?)
    二人の視線は酷く冷たい。まるで汚物を見ているかのように。
    「まったく使えないわね。せっかく飼っといてあげたのに」
    「所詮君は異星人…だから、それぐらいで参ってしまうんだね」
    (やめて……そんなこと言わないでよぉ…)
    耳を押さえてうずくまる純也。だが、今度は背後に二つの影が現われる。
    (ええっ…!?なんで父さんと母さんが?)
    驚くのも無理はない。両親は自分の目の前で死んだのだから。
    「ジリオンお前には失望したよ…私達の敵をとってくれたと思ってたのに」
    「もうあなたなんか私達の息子じゃないわ」
    (………父さんと母さんまで…)
    少し前の純也なら、この異常な事態におかしさを感じたかもしれない。
    しかしついに自ら膝を折った純也とって、大切な人達からの罵倒は傷ついた心を抉る凶器そのものだ。
    (やめてよぉ……僕頑張ったのに…最後の最後まで)
    「頑張った?本当に?お尻に突っ込まれて喜んでた上に、自分から求めてたじゃない」
    (だって…)
    「言い訳するのか?全部 本当の事じゃないか!」
    どこまでも辛辣な言葉が、傷付いた心をさらにえぐる。
    (あああああっっっ…やめて……もう言わないで…)
    「いや止めない。お前はもう戦士でも普通の人間でもない。ただの奴隷だ」
    「奴隷だ」
    「奴隷よ」
    「奴隷なんだ」
    (奴隷…僕は奴隷…)
    「そうだ、お前は奴隷……ただ意地汚く快感をむさぼるだけ存在…」

527 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21:34:54 ID: xHPgT0vr
    モニター室で純也を見ている二人。
    「どうです閣下。あの姿」
    純也はうなされ、寝言を言いながら、嗚咽を漏らし続けている。
    「催眠装置…心を砕くとはそういうことか」
    「ええ、普通の状態なら効果も薄いですけど、今の奴なら十分すぎるくらいですよ」
    「そうか…」
    改めてモニターを覗き込むザロフ。その目は幻に苛まれている純也を、哀れんでいるようだ。
    屈辱にまみれ、普通ならとうに気が狂っていてもおかしくない調教を受けてなお、諦めなかった宿敵の少年。
    その少年がついに完全に堕ち、壊れようとしている。すべての尊厳もプライドも、心の支えすらズタズタにされて。
    (なんだこの感覚は…)
    ザロフが胸を押さえる。動悸が止まらず息が荒くなっている。
    (くっ…俺はっ……!)
    ザロフは今すぐベネドを殴りつけ、純也を救い出してやりたい衝動にかられている。
    それほどまでにザロフは純也に惹かれていた。
    (だがそれは帝国軍を裏切ること…ひいては死んでいった仲間や、部下をも裏切ることになる…)
    その思いがザロフの手を止める。
    「どうしたんですか閣下?どこか具合でも」
    そんなザロフの葛藤に気付いているのか、いないのかベネドは変わらぬ笑顔で問い掛けた。
    「………少し気分がすぐれんのでな。もう休ませて貰う」
    「それはそれは…お大事に…」
    部屋から出て行くザロフ。
    (結局俺は……ジリオン…なぜあの時毒を使わなかった?)
    ザロフの頭の中に毒を握りつぶした純也が浮ぶ。
    (こうなる事は分かっていたはずだ…なのに……)
    血が出そうなくらい、ザロフは激しく拳を握り締める。だがその思いを、どこに持っていくこともできなかった。

    翌朝牢に入るベネド。純也は未だに涙を流し続けている。
    「……起きろ」
    毛布ごと純也を蹴飛ばし乱暴に意識を覚醒させる。
    「アウッッ…」
    純也は身を起こし、ベネドの方を見る。だがその顔は怯えきり、瞳には全く以前の輝きも意思もない。
    「いつまで寝てるつもり?奴隷の分際で」
    見下しながら純也を睨むベネド。純也は睨み返すこともできず視線をそらす。
    (よしよし…)
    心の中でほくそ笑むベネド。純也の心を砕ききった満足感が胸を包む。
    「…これからさゴッツゴを剥がしてあげる」
    「ッ!?」
    意外すぎる言葉に純也が表情を変える。
    「……動かないでね」
    ベネドは懐から瓶を取り出し、蓋を開け中の透明な液体を純也の口に貼り付いているゴッツゴにふりかける。
    そうやってベネドが端に手をやり、びりびりと剥がしていく。
    それまで純也がどんなに力を入れても、剥がれなかったのが嘘のように。
    「っ…ぷはっ……」
    長い長い閉塞からようやく開放された口は、久方ぶりに空気を吸い込んだ。
    「どう口が自由になった気分は?」
    「あっ……!」
    何かに気付いたような様子でベネドから離れる純也。そう喋れるようになったという事はスーツを装着できるという事だ。
    「…いいよ。戦いたいなら、装着コードを言って戦いなよ」
    ぶっきらぼうに言い放つベネド。
    (えっ…?)
    「だけど今の体力が落ちきった君が、たとえスーツ着ても何が出来るの?」
    「うっ………」
    確かに長い監禁生活と調教で、純也の体力はかなり衰えている。

528 :名無しさん@ピンキー 2010/06/28(月) 21:37:27 ID: xHPgT0vr
    「また捕まっちゃうのがオチだよ?」
    冷静に淡々とベネドは純也に告げる。
    「そしたらもう容赦はしないよ?ゴッツゴを貼るなんて生ぬるい事はしない。喉を潰す」
    「ひっ…!」
    ベネドの言葉で恐怖にすくむ純也。
    「それだけじゃない。耳も鼻も目も潰して、手足も切る」
    ゆっくり純也に近付いていくベネド。
    「あああああああっ…」
    「でも殺さない。そんな状態でずっと生かして苛めつくす。何十年とね……それでも良いなら…あれ?」
    純也は恐怖のあまり体を丸め、ガタガタと震えるている。そこには帝国をたった一人で退けた少年ヒーローはない。
    「……でも君が可愛い奴隷として奉仕してくれるなら、そんな酷いことはしない」
    「………本当?」
    しゃがみこんで自分を見下ろすベネドに、震えながら問う純也。
    「ああ本当だとも」
    ベネドは慈愛に包まれたような笑顔で、純也の肩を掴んで見据える。
    それは純也を奈落に突き落とす為の、悪魔の優しさなのだが純也にはもうそんな考えは浮ばない。
    「……ありがとうございます……僕精一杯ご奉仕しますから…」
    「そう………それで良いんだよ。もうこれから一生奴隷として過すんだ、良いね?」
    「………はい…僕は一生奴隷です…」
    焦点の合わぬ純也の瞳に勝ち誇ったベネドが写る。
    「じゃあ早速奉仕してもらおうか、僕のおチンポを舐めてくれ」
    鼻先に突きつけられる硬くなった肉棒。純也はそれを躊躇する事もなく咥えた。
    「どうボクのは美味しい?」
    「ふぉいしいです…」
    「そう、昨日お風呂入ってないからしっかり綺麗にしてね」
    「…ふぁい……」
    一心不乱に陰茎を咥え奉仕する純也。その目からは再び涙がこぼれている。
    何の涙だろうか。それは純也自身にも分かりはしなかった。

    俺はモニターを見つめている。その中では奴が……ジリオンがベネドのものをしゃぶっている。
    媚びた顔・死んだ目・繰り出される服従の言葉。全てが奴の堕落の証だ。
    「もう……終わりなのか?」
    そう呟いて目を伏せる。……調子の良い話だ。元はといえば事の発端は俺自身だ。
    「だが………だがっ!」
    俺が見たかった光景が、これなのか?だとしたらこの喪失感は一体何だというのだ!?
    「ぐぐっ……!」
    思いきり拳を叩き付けるが何も変わりはしない。……無様だな人間としても軍人としても。
    稀有な光を放っていた宝石は散々泥をかけられ、傷付けられ真っ黒になってしまった。
    その輝きが戻ることは二度とないのだろうか?…いや望みがあるとすれば一つだけ。
    確かに言葉や態度は奴隷そのものだった。だが……同時に泣いていた。
    勝手な推測だが、まだ今までのアイツは少しだけ残っているのかもしれない。
    それがあの涙を流させたのだ。だとすれば、何かのきっかけで元に戻らない保証はない。
    しかし、そのきっかけが思いつかない。どうすれば奴のズタズタに引き裂かれた心を戻せるのか。
    「………腹を括る時が来たようだな……」
    そう言って俺は目を再びモニターに落とし、絡み合う二人をただ見つめていた。