ショタとお兄さんでエロパロ 保管庫@ ウィキ

:生贄のファロ


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397 :生贄のファロ 1/5:2007/10/03(水) 22:04:14 ID:hhwo3gGT
 天の頂点に座す満月が、深い森にわずかばかりの光をもたらしている。
 近隣の村の人間も寄りつかない、邪竜が棲むといわれる森。松明も持たず、月明かりだけを頼りに禁忌の森の奥深くへと進む、二つの人影があった。
「ファロ、早く来いよ」
 先を行く大柄な少年が、後方の小柄な少年に呼びかけた。
「ちょっと待ってよ。この服、歩き難くって……」
 ファロと呼ばれた少年は、滑る苔を警戒して小股で追いかけている。
 今のファロを初めて見る者が居れば、確実に彼が男だとは思わないだろう。来年には15の成人を迎える歳だが、まだまだ幼さが残ってあどけなく、顔立ちも少女のものだ。
 透き通った深緑色の瞳には、少年らしい凛々しさを秘めてはいる。だが、蜂蜜色の髪が腰までも流れ落ち、白く滑らかな肌に桜の花弁にも似た唇が映えるその容貌は、ただでさえ見る者に端整な女の子の人形のような印象を与える。
 それに加えて今は服装も普段とは違い、白いワンピースまで着てしまっている。
「だいたい、なんでオレがこんな格好しなきゃいけないんだよ。……下着まで」
 愚痴をこぼす声でさえ、鈴を鳴らしたような聞き心地の良さがあった。
「だから、一回納得しただろ。あの人を助けるためにはおまえが女装しないと」
「おじさん達に見つかったら囮になれって? 背格好、やっぱ似てないと思うんだけど」
「しっ、静かに!」
 大柄な少年が指を口に当て、樹の陰から前方の様子を窺う。
 ファロも愚痴を止めて、大柄な友人のうしろから小柄な身体を乗り出した。
 森の木々が避けて広場になっている場所に、無数のかがり火が据えつけられている。赤々と燃える円陣の中心で縛られているのは、二人が探していた生贄の女性だ。
「見張り、居ないぞ。もう帰ったんだ」
 友人が振り返り、頷いてみせた。
 ファロも無言で頷きを返して、二人で足音を立てないように女性へと忍び寄っていく。

 二人が住む村にはおぞましいしきたりがある。それは邪竜より土地の安全と繁栄を得る代わりに、20年に一度、供物を捧げなければならないというものだった。
 供物とは若い処女に他ならない。竜に捧げられた女がどうなるのかは誰も知らないが、食べられるか、死ぬまで慰み者にされるか、それとも竜の仔でも産まされるのではないかと、村人のあいだでは噂されている。
 いずれにしろ人間としての幸福などあろうはずがない。
 姉のように慕ってきた女性が生贄などに選ばれれば、しきたりを破ってでも救出しなければと、ファロ達は決心していたのだった。
「ありがとう、本当に助けに来てくれたのね」
 縄を解かれて微笑む女性の顔には、涙の跡が残っていた。
 彼女の背後の地面には、ポッカリと巨大な穴。邪竜の棲む、暗く深い洞窟だ。
 竜など迷信だとたかをくくっているファロだが、さすがにこの場では足がすくむ。
「は、早く帰ろう。誰かに見つかったらまずいよ」
「待てよ」
「待って」
 スカートを翻して逃げようとしたら、二人の声に引き止められた。
「村に帰るわけにはいかないわ。私はもう居ないはずなんだから……。いいえ、それはいいの。それよりここをこのままにしたら、竜が村を襲ってしまうわ」
「竜なんて……」
「居るわ。私のお父さんも見たって言ってたの。ここには代わりの生贄が要るのよ」
 女性は話しながらそっと背後に周り、女装少年の両腕をつかんでいた。
 ファロが振り向こうとすると、正面の友人に肩を叩かれる。
「そういうわけなんだ。ごめんな、ごめん!」
「えっ? なに――うぐっ!」
 腹部への衝撃に視界が暗転し、状況を理解する間もなく意識が閉じていく。
 最後に聞こえたのは、泣き声混じりの女性の声だった。
「死にたくないけど、村の皆を犠牲には……。あなたは男の子だけど、綺麗だからきっと竜も……。ごめんなさい、ごめんなさい……」


398 :生贄のファロ 2/5:2007/10/03(水) 22:05:13 ID:hhwo3gGT
 目を覚ましたときには、ファロは広い洞窟の中に縛られた状態で転がされていた。
 救出した女性と友人の姿はすでになく、土で囲まれた通路は静まり返っている。
(オレ、騙されたのか? くそ、こんな縄!)
 不自由な身体に力を込めてみる。すると、呆気なく縄は緩んでファロは解放された。
 わざと甘く縛っていたのかもしれない。それでも、自分が身代わりの生贄に差し出されたという事実は変わりようがないのだが。
(あの二人がオレを騙すなんて……。これって、代わりに死ねってことじゃないか!)
 信頼する人間からの裏切りに初めての胸の痛みを覚えるが、感傷に浸る暇はないようだ。
 邪竜の有無は置いておいても、洞窟内に危険な魔獣が棲みついている可能性は高い。用意していたナイフも取り上げられたか、道中で落としていたらしく、丸腰の上にひとり。
 改めて自分を取り巻く状況を理解してしまい、華奢な身体が震えた。
(そ、そうだ、ここから出るのが先だ。今、凶暴な奴に遭ったらまずいよ)
 月光の届く場所ではないが、幸いなことに魔力を宿した発光性の苔が群生していて、洞窟内は神秘的な橙色に照らされていた。これなら歩くのに不自由はない。
「こっち、かな?」
 濡れた指先で空気の流れを調べ、女装少年はスカートをたくし上げて慎重に歩を進める。
 ゴツゴツした足場。上下左右に曲がりくねり、代わり映えのしない土の通路に、どれだけのあいだ、どれほどの距離を歩いたのかもわからなくなってくる。
 それでも先へ先へと進む内に、ファロはある変化に気がついた。
(なんだろう、この匂いは……)
 動物の体臭に似ているのだが、加えて強い生臭さのある不快な臭気が、進行方向の奥から漂ってきている。これほど息の詰まる悪臭は、今までに嗅いだことがない。
 ブシュゥ……ブシュゥ……。ふと耳を澄ませば、ふいごを吹かすような音も聞こえる。

(なにか居る!)
 ただならぬ気配に寒気を感じたファロは、その場で足を止めた。
 曲がり角に身を隠して先を窺ってみるが、相手の姿もやはり角の陰に隠れているようで、正体を見ることはできない。ただ、不気味な音が聞こえてくるだけだ。
(この臭さもコイツの匂いなのかな)
 臭気に耐えられなくなり口と鼻に手を当てても、指の隙間から嗅覚を刺激してくる。
 このまま進めば正体不明の生物と鉢合わせることになるかもしれない。かといって来た道を戻っても、外に出られるとは思えない。もちろん、現在の方向に進めば脱出できるという確証があるわけでもないのだが。
(少し様子を見よう)
 音が止むか音源を突き止めるチャンスが来るのを、息を潜めて待つ。
 いつ終わるとも知れない緊張と疲労に足が崩れ落ちそうになった頃、それは姿を現した。
 ズチュ、ズズ……。
 粘ついた水音と地鳴りを伴って這い出てきたのは、巨大なミミズに似た怪物だった。
 胴体の直径はファロの身長の倍ほどもある。黄土色の皮膚は乾燥してヒビ割れているが、ゴムのように伸縮し、硬い土壁を削り落としながら波打っている。
 頭部らしい部分には胴体とほぼ同じ直径の穴が空いていて、その奥からは無数の赤黒い触手が飛び出し、得体の知れない粘液を滴らせては複雑に蠢いている。尻尾にあたる部分は通路に隠れて見えないが、かなりの体長をしていることは容易に想像できる。
 ファロも英雄譚などで耳にしたことがある、おそらくはワームという竜の一種だ。もっとも、今の今まで想像上の生物だとばかり思っていたのだが。
(ほ、本当に竜は居たんだ。まずいよ、逃げないと!)
 口の中が乾いて吐き気がするほどの恐怖が込み上げる。悲鳴を上げて走り出したくなるのを抑えて、固まった足をそっと踏み出し、来た道を引き返そうとした。
 だが、動こうとしたそのとき、素早く触手が飛んできて足首に巻きついた。


399 :生贄のファロ 3/5:2007/10/03(水) 22:06:10 ID:hhwo3gGT
「わあぁっ!」
 両足を引っ張られて体勢を崩したファロは、地面に倒れる暇もなく宙吊りにされた。
 逆さに足を広げられた格好のせいでワンピースのスカートが重力に引かれてめくれ返り、ゆったりした半ズボン状の下着、純白のドロワーズが露わになってしまう。
「あっ!」
 男でありながら女児用の下着を穿いているところを晒す羞恥に、我を忘れてスカートを押さえたものの、眼前の光景にそれ以上身動きができなくなる。
 イソギンチャクのように絡み合う触手がグチャグチャと音を立て、その内の2本がファロの足に伸びて絡みついている。触手の塊の奥は真っ暗な空洞になっていて、生温かい風と共にあの臭気が吹き出てきていた。
「うっ、うぷっ……うっ?」
 吐き気を堪えて顔を背けていると、新たな触手が伸びてくる。
 さらに2本の触手に両手首まで拘束されて、完全に身体の自由が奪われてしまった。
「は、放せ! なにするんだよ!」
 恐怖を隠して抵抗するが触手の力は強く、少女の悲鳴じみた声で怒鳴るしかできない。
 触手は長髪の少年の身体をゆっくり回転させて頭を上にさせると、四肢を大の字に広げた格好で、邪竜と正面から相対させた。
 言葉を失う少年へ、竜の空洞奥深くから低く響いてくる。
「オマエガ我ヘノ贄カ。我ヘノ供物カ」
 恐ろしく平坦で生気の感じられない不気味な声だったが、間違いなくヒトの言葉だった。
 しかしファロは邪竜が喋るということ以上に、生贄と認識されていることに恐怖した。
「ち、ち、違う! オレは、違うよ!」
 全身で震えてしまいながらもなんとか否定の言葉を口にしたが、竜には意に介した様子はなく、空洞の奥からふいごのような音を鳴らしながら繰り返し呟いているだけだ。
「贄来タリ、供物来タリ。永年望ミシ贄トモ知レヌ。喜ベ、我ノ執心ニ値セリ」
 邪竜は女装少年を拘束したまま広い通路で方向を変え、再び這い進み始めた。



 なすすべなくファロが連れて来られた場所は、ドーム状の広間だった。これ以上奥へと続く通路はない。おそらくは洞窟の最深部、邪竜の居住空間だ。
「りゅ、竜のクセに生贄かどうかもわからないの? 降ろせってばぁ!」
 持ち前の気丈さで何度も悪態をついてみるが、四肢を縛る触手の力は一向に緩まない。
 この竜は喋ることはできるが、こちらの言うことは聞いていない。そう思える。
 だが、それでも何度も声を張り上げるごとに、絶望に染まりそうな自分自身の心が気力を取り戻していくようだった。
(まだ、駄目って決まったわけじゃない。足はそんなに速くないみたいだし……)
 竜の触手に拘束されたまま、仰向けに地面に降ろされる。
 目的地についたようだが、少なくともすぐに殺されるわけではなさそうだ。生贄がなにをされるものなのかはわからないが、生きている限り自分さえ見失わなければ。
(もしかしたら、誰か助けに来てくれるってことだってあるかもしれない。オレが自分で諦めなきゃ、逃げるチャンスだって、きっと!)
 気力を振り絞って覚悟を決めたと同時に、竜が新たな動きを見せた。
 開口部の触手が一斉に伸び上がり、地面に縫いつけられた身体にまとわりついてくる。
「く、るなっ! う、あ……うく……!」
 最初に靴が脱がされ、両足の指のあいだを細い触手がぬるぬると粘液で滑りながら通過。スカートの下に潜り込み、脛から膝裏、ドロワーズを越えて腰にまで這い上がってくる。
 ぐにゅにゅ、にゅるうぅ。
「ひあ……気持ち、わる……い……」
 さらに別の触手達がワンピースの襟元に潜り込み、その下に着せられていたキャミソールの上から薄い胸を撫で回してきた。その内の数本が枝分かれして、ヘソをほじくられる。
 頬にも、首にも、肩にも腕にも。様々な太さの生温かい触手に何十本と絡みつかれ、拘束された全身が嫌悪感に悶えるのを止められない。


400 :生贄のファロ 4/5:2007/10/03(水) 22:06:51 ID:hhwo3gGT
「やめ、ろよ……ああぁ」
 振り乱す蜂蜜色の長髪までもが触手に粘液を擦りつけられ、ベットリと鎖骨に貼りつく。
 懸命に四肢に力を込めても拘束はびくともせず、無力感を思い知らされるだけだ。ファロは少女のような容貌をからかう友人達への反抗心から、意識して誰よりも強い男になろうと振る舞っていた。強引に勧められた女装も、好きな女性を救うという男らしさのため。
 だが今、張り詰めていたものが胸の奥のどこかで悲鳴を上げている。
 まだらに粘液染みが浮かんだワンピースが、内側の触手達に盛り上げられ、ボコボコと起伏する。ろくな抵抗もできずに蹂躙される自分の身体を目の当たりにし、涙が滲む。
「我ガ寵愛ノ枷トナルカ。コノ装束ハ要ラヌ」
 邪竜が口腔からの生臭い吐息を、女装少年に吹きつけた。
 ファロの身体が一層強く押さえつけられ、反対にワンピースは内側から持ち上げられる。胸元から股間部分まで野太い触手の形が布地に浮き上がり、ついに裂け目が生じた。
 びりりりりぃ!
「そ、そんなっ……」
 前面部で真っ二つにされた白い布地は、もうワンピースとはいえない。肩口で引っかかって脱げはしないものの、陵辱される者にふさわしい粗末なマントと成り果ててしまった。
 隠されていた桃色のキャミソールと純白のドロワーズが、魔法苔の光に直接照らされる。
(こんな格好を誰かに見られることになるなんて……!)
 知恵ある者に女児用の下着姿を晒す羞恥に、みるみる内に少年の頬が染まっていく。
 薄い生地でできたキャミソールはすでに触手の分泌液に重く湿っていて、滑らかな肌の色が透けてしまっている。華奢な少年の胸に息づく小さな桜の蕾が、肌に貼りつく下着をちょこんと押し上げて、存在を主張していた。
(オレを……どうするつもりなんだ?)
 ファロの身体が再び宙に持ち上げられ、よじれ合う肉触手で形勢された台座の上へ。

 両腕は揃えて高く掲げられ、両脚は膝を腰の高さまで上げて広げた状態で固定される。
(い、いやだよ、こんな格好)
 四肢には螺旋状に触手が絡んでいて、もはや震えることすら許されない。
 濡れたヒルが下着越しに全身を這い回るような感覚。恐怖に胸が締めつけられて苦しくなった呼吸が深くなり、生臭く湿った臭気に口腔から鼻腔、肺までも穢されていく。
「はぁ、ふぁ、あ……ひうっ!」
 触手の動きが変化して、思わず短い悲鳴が出た。
 自分の身体に視線を落とせば、裾口からキャミソールの内側に侵入した触手が、薄生地を盛り上げながらゆっくりと上へ。ヘソを掠めて昇ってきたそれはマッサージするように、弾力のある軟体をファロの胸へ押しつけてきた。
「あっ、なに、やだ……はぁ……んっ」
 本物の女児と違って膨らんでいない、薄い胸。そこを揉まれるような奇妙な感触に、気恥ずかしいくすぐったさと屈辱的な気持ちの悪さが湧き上がる。
 樹液のように濃い粘液が塗り広げられて、触手の動きがスムーズになっていく。触手達は両胸の突起を避けたふたつの円を描いて、這い回り始めた。
「はあっ、あっ、ふあ、はあっ……!」
 激しい呼吸で胸を上下させて追い出そうとしてみるが、むしろ揉み込む動きを助けてしまい、奇妙な感触にさらに息が乱れてしまう。
 舌を突き出し、開きっ放しになった口元に、ぬちゃりと触れるモノ。
「えぷっ! んっ……んんんんっ!」
 すんでのところで閉じた口に押しつけられる触手は、他のモノと異なる形状をしていた。
 赤黒い幹は他と同じだが、先端が楔型。楔部分は鮮やかなピンク色で、変に生々しく艶々としている。先端の切れ目からは、ドロリとしたクリーム状の分泌物が垂れていた。
 それはまるで……ペニスそっくりだった。
「ふうぅ! んんーっ!」
 女装少年がイヤイヤをしても、柔らかな唇にしつこくクリーム粘液を擦りつけてくる。


401 :生贄のファロ 5/5:2007/10/03(水) 22:07:45 ID:hhwo3gGT
 ろくな抵抗もできずに汚されていく惨めさに、深緑色の瞳に透明な涙が溢れた。
 胸に集まる触手は次々に増え、キャミソールの下では赤黒いふたつの円が、まるで祭りの輪のように。にちゃりぐちゃりと踊り狂う。
 唇を硬く閉じ合わせてペニス触手を拒みながらも、自分の胸元の惨状に血の気が引いた。
「うんん……! くふ……んうっ!」
 触手の円陣が崩れ、胸の頂点に不意に閃く感覚……乳首をつまみ上げられたような。なにをされたかのは、すぐに耳で知ることになる。
 ぢゅうぅ、ぢゅばっ! ぢゅるぅ……ぢゅぷっ!
 下品な吸着音に合わせて乳先が吸い上げられては、弾ける粘液の泡と共に解放される。
 触手の先端が蛇のように口を開き、桜色の蕾に噛みついていた。歯がないために吸引されてもにゅるんと乳首は滑り逃れ、反動でふるふると揺れ踊り。すぐにまた、ぱくり。
「んく! うぅんっ! んふぅ!」
 自分自身でも触ることなどない突起への未知の刺激に、びくびくと身体が跳ねてしまう。激しい嫌悪感と痒みにも似たくすぐったさがないまぜになり、女装少年を混乱させた。
(なに、これ? オレの胸が、変な……感じが……)
 右の蕾が咥えられると左の蕾が解放され。左の蕾が咥えられると、右の蕾が解放され。
 左右交互にぢゅぱぢゅぱと吸われ、ほんのりと色づく乳先に血液が集まっていく。
(我慢、しないと……。こんなの、気にしなきゃ……あ、ふあっ!)
 小さな乳暈の桜色が濃くなり、鮮やかに染まるごとに感度もより鋭く。
 獲物の反応に気を良くしたのか、触手達がキャミソールをまくり上げ、華奢な少年の胸は完全に露わにされた。邪魔な下着はどけられて、吸引触手の動きがさらに激しくなる。
 乳首を頂点に肌が引っ張り上げられ、背が仰け反った。強烈に吸い上げられているのに、痛みより別の感覚の方が強い。嫌悪感とも違うなにかが、ファロの中で大きくなっていく。

 鼻だけの呼吸では限界になり、濡れた唇のあわいから漏れる、熱っぽい吐息。
「ふあ……は……むぐぅっ!」
 すかさずペニス触手がわずかな隙間をこじ開け、口内へ侵入してきた。ずるずると無遠慮に入りこんでくる触手が舌をなぞり、野太い異物は奥へ奥へと。
「うぐぐっ! くふ……ふぷぅ……!」
 唇と触手のあいだでクリーム粘液がぷちゅぷちゅと泡立つ。舌で異物を押し出そうとしてもびくともせず、苦い潮臭さを味わわされるだけ。
 ついに喉奥までも突き込まれ、反射的にこみ上げる吐き気を必死に堪える。顎が痛くなるほど広げた口腔いっぱいにペニス触手を詰められて、鼻腔へ通り抜ける生臭さに頭がクラクラした。
 不快感と息苦しさに、脳裏に霧がかかっていく。
「ふぎゅうぅ……んぐ、んぐっ」
 口内の触手に濃い粘液を注がれても吐き出せず、白い喉が上下した。海水のような潮辛さと生臭さのあるクリームが、じれったくぬるぬると食道を滑り降りる。
「くふぅっ! んくん……!」
 見開いた瞳から溢れた涙が、細流になってファロの頬を伝った。
 得体の知れない邪竜の、毒とも知れない分泌液を飲まされている。戦慄しながらも思考が途切れ途切れになってしまうのは、休みなく吸引される乳先のせいか。
(このまま、じゃ……。でも、オレが男だって、知ったら、竜も……? ひうぅ!)
 今の状況を抜け出すヒントが浮かんだ気がしたが、すぐに耳元を襲った粘着音とおぞましい感触にかき消された。両耳の穴にまでも、新たな触手。鼓膜近くにまで頭を突っこんだ肉蛇が、ぐぢゅぐぢゅと体液を塗りつけてはかき回す。
 それを待っていたかのように、口内のペニス触手もびちびちとのたうち始める。
「んぶっ、ぷゆうぅ! くううぅぅん!」
 ずぷっ、にぢゅぢゅ……。ぐちゅちゅぶ……ぢゅぶっ。
 口と両耳、3つの穴を嬲られる粘ついた音に遮られ、自分の叫び声すら聞こえなかった。