2009年11月の活動報告
■「鵠沼6自治会のまちづくり勉強会」に参加して
8月22日(土)の勉強会では、ニコニコ自治会より、2006年度に締結した「ニコニコ住民協定」の一部を、景観条例で補完することについて自治会全世帯に意識調査を実施したとの報告がありました。現在、住民や市役所、事業者の意見を基に、藤沢市景観まちづくり課と今後の進め方を協議しています。
- 五友会では、「鵠沼の住み心地に関するアンケート調査」を実施し、「防災」「防犯」への不安感が高く、また「景観」については具体的な意見が最も多く寄せられ、関心の高さを表す結果でありました。
- 慶應義塾大学助教の髙橋武俊さんからは、藤沢市の今後20年間のまちづくりの軸となる総合計画と都市計画マスタープランについて、今、時代に合わせた見直し作業が行われていることや、そこで新しく地域分権とも言える地域に合わせたまちづくりを進めるための「地域経営会議」がスタートすることなどのお話がありました。
- 10月31日(土)の勉強会では、一照会より、「鵠沼の住み心地に関するアンケート調査」と「今後の町内会活動に関するアンケート調査」を実施し、今後、集計作業を進めていくとの話がありました。
- 五友会では、景観まちづくりに取り組むボランティアを集めた組織を作って活動していくお話や、また、これまで取り組んできた災害弱者へのケアや災害ボランティアの体制づくりの工夫について、ご説明がありました。
- ニコニコ自治会からは、鵠沼で行われているまちづくりについて、「住まいのまちなみコンクール(主催:財団法人住宅生産振興財団、後援:国土交通省)」に応募し、今度、視察があるとの話がありました。
■「五友会」で実施の「鵠沼の住み心地に関するアンケート」結果概要
鵠沼桜が岡から松が岡・藤が谷にかけての自治会である五友会では、「住みやすい、安全な街つくり」に向けて、優先的に取り組むことや時間をかけて育てていくことなどを検討するために、「鵠沼の住み心地に関するアンケート」を実施しました。その結果概要は以下となっています。(協力:五友会)
《「五友会」の住み心地への関心の高い項目》
1位:「犯罪被害に対して丌安を感じる。」(防犯)
2位:「自然災害や火災に対して丌安を感じる。」(防災)
3位:「5年後、10年後のまちなみに丌安を感じる。」(景観)
4位:「医療福祉の施設や情報が充実している。」(生活)
5位:「今のまちなみや景観に鵠沼らしさを感じる。」(景観)
実施時期:2009.5~6
配布件数:867件
回収件数:639件
回答率:73.7%
五友会では、今回のアンケート結果を踏まえ、まちづくり委員を公募選任し、取り組みを具体化するためのアイデアを集めるアンケートの実施を計画しています。
■鵠沼地域のまちづくりの動き
現在、鵠沼松が岡を中心とした地域では、自治会・町内会同士が情報を始め、いくつかの会では、2007年からまちづくりの担当者を設けて、定期的に集まって勉強会や情報交換を行っています。
|
加入 世帯数 |
まちづくり担当 役員の設置 |
まちづくりのテーマを 発見するアンケート |
A自治会 |
44 |
○ |
済(回収率95.5%) |
B自治会 |
353 |
○ |
済(回収率91.2%) |
C自治会 |
128 |
○ |
済(回収率74.2%) |
D自治会 |
867 |
○ |
済(回収率73.7%) |
E自治会 |
513 |
○ |
済(回収率67.8%) |
F自治会 |
313 |
○ |
実施中 |
G自治会 |
830 |
○ |
検討中 |
H自治会 |
(約1,000) |
○ |
検討中 |
市民団体 (当会) |
28 |
- |
済(回収率38.%) 隣近所の281世帯に配布 |
【鵠沼松が岡を中心とした地域の自治会の動向(2009年10月時点)】
■当会で、鵠沼生活景観マップ「くげぬま散歩」を作成!
鵠沼景観まちづくり会では、本年度の藤沢市公益的市民活動助成事業として認められた「くげぬま散歩ーわたしの好きな鵠沼」(A2・カラ―版)を作成しています。
マップは、表に松が岡、桜が岡、藤が谷などの地図と景観などの写真・説明など、裏には、慶應義塾大学大学院助教:高橋武俊さんと藤沢市景観まちづくり課の協力を得て「まちづくりの手法」、そして鵠沼の歴史、鵠沼の木々などを掲載しています。<公民館まつり>などで、一部100円で販売しますので、購入ご希望の方は、当会宛にご連絡ください。
2009年11月にマップができあがりました!
会報にも詳しく載せています、ぜひご覧下さい。
最終更新:2010年01月14日 08:54