SPIRITS/魂の群れ(前編)   ◆40jGqg6Boc



エリアC-7、テレビ局外。
依然、殺し合いという極めて異質な状況下に置かれた場所の一つ。
其処には三人の女性が居た。
肌や毛髪の色や服装はバラバラで碌な共通点は見られない。
強いて言うならば性別が同じであるという点だろうか。
いや、性別というのも正しくはない。
確かに三人の内一人だけ、黒色の髪を生やした少女は紛れもなく性別的に女性といえる。
だが、残りの二人は生物学的に女性とは言い難い。
只、人間でいう女性の姿を取っているだけの事。
何故なら彼女達二人は純粋なヒトではなく、機械の身体を持つヒト成らざるもの。
アンドロイドやサイボーグといった類にカテゴライズされる存在だ。
そして先程話に出た黒髪の少女も皮膚に特殊な改造を施されており、人外の域に足を踏み入れている。

更に、彼女達は只の一般人とは違い、突出したスペックを誇る。
グノーシスと呼ばれる存在と相対するために状況に適した武装を転送、行使する膨大な戦闘力。
全高数十メートル程の大きさである人型兵器、パーソナルトルーパーを操る高度な操縦技能。
あらゆる電子機器の機能に介入、それらを狂わせて様々な障害を引き起こせる高性能な電子能力。
千差万別である彼女達各々の能力は多少質が落ちても、秀でているという事に変わりはない。

だが、この瞬間では彼女達がいかなる力を持っているかなどは特に問題にはならない。
そう。早急に状況の理解を完了しなければいけない事態が目の前で起きたのだから。
ゲジビトがギンガ・ナカジマによって破壊された事についてだろうか。
それも確かに重大な――特に彼の形見であるPDAを神妙な表情で握りしめ、座り込む少女には特に重大な出来事だ。
しかし、酷な言い方だがそれは既に終わってしまった事にしか過ぎない。
今さらどれほど後悔しようが彼の死という確定してしまった事実は覆せず、対処のしようがない。
だから、彼女達三人の視線と意識は別の事へ――1発の銃声が響いた方向へ向いていた。

「状況から考えるに、あの参加者は敵性有りと判断します」

無機質的な印象を漂わせる声が目の前で起きた出来事について言及する。
長く伸びた青髪は腰の高さ程までにあり、白銀の戦闘服が煌めく。
声の主はKOS-MOS。対グノーシス用の人型掃討兵器。
自律行動型の模擬人格OSが搭載され、その挙動は果てしなく人間に近い。
全身が機械で構成され、彼女が居た世界の人知を超えたブラックボックスを内蔵する存在。
突然、水色のツインテールの少女が一発の銃弾を受けて倒れた事実を冷静に分析し、対処案を提示するKOS-MOSの表情に陰りはない。
あくまでも冷淡に、言葉を紡ぐKOS-MOSを酷く冷酷な存在だと思うかもしれない。

「私の方は既に準備は完了しています。貴女方はどうしますか?」

しかし、水色の髪の少女――ミクが発砲された事に対して無関心ではないようだ。
無駄のない動きで支給されたブロー二ングを右腕に携え、KOS-MOSは言葉を投げかける。
目的は敵性ありと判断した男の無力化、もしくは破壊。
最小限の言動と動作がKOS-MOSの迅速な行動を物語る。
また、此処にはKOS-MOSが最優先に死守する対象であるシオン・ウヅキは居なく、彼女に指示を出す権利を持つ人間も組織もない。
そのため厳密に言えば他の人間にわざわざ一言報告を行う義務も必要ない。
だが、KOS-MOSは敢えて己の行動指針を明確にする。
それはきっと協力者達と協調的な姿勢を取り、効率的にこの状況を対処するためのものなのだろう。
あくまでも早急に、確実に、且つ最少のデメリットを計算した上で。

「ッ……ミクの救助、フランシーヌの保護を最優先! そしてあの男を沈黙させる!」
「了解しました」

言語機能が正常なのは最早そんな事を気にしている暇はなく、通常通りに言葉を選んでいるためだ。
一瞬言葉に詰まった緑色の髪の女性――ラミア・ラヴレスが声を張り上げ、KOS-MOSに応える。
戦争が永遠に続く混沌ともいえる世界を目指した武装組織、シャドウミラーの女性型アンドロイドスパイ。
通称“Wナンバー”と言われ、ラミアはW17という名を持つ。
それが以前のラミアを示す肩書だが今は違う。
信じていた楽園を離れ、自分が居るべき場所を見つけたラミアは同時に様々な事を学んでいる。
人と人とを繋ぐ絆の大事さを、戦争で得るものと失うものの意味の重さを。
故にラミアは今、この場で起こった事の深刻さを痛いほど理解していた。
力なく倒れたミクを助けるために、ラミアは走り出そうと身構えるが直ぐには動き出さない。

「……すまん。先に行かせて貰う」

後ろめたそうにラミアは言葉を絞るように口に出す。
既に走り出したKOS-MOSに向けて送ったものではない。
それは機能を停止したゲジヒトと、そんな彼をじっと凝視している一人の少女に対してのもの。
ラミア自身に直接的な落ち度はないが、それでも自分の不甲斐なさを覚えずには入られなかったのだろう。
だが、ラミアはやがて意を決したように走り出す。
造られたものとは到底思えない、苦渋に満ちた表情を浮かべて――只、一つの想いを抱いて。

(これ以上は……やらせん)

先行したKOS-MOSを追う様に、ラミアはその場を後にした。
一人その場に座り込んだ少女を残して。

◇     ◇     ◇

右手で握りしめたPDAの感触が酷く冷たい。
空いた左腕で握るもの――既に動かなくなったゲジヒトの左腕から感じ取るのもまた同質なもの。
この殺し合いで初めて出会った相手の唐突な死に少女は只、沈黙を貫く。
肩の高さ程の黒い髪を生やした、小柄な少女。
少女の名はバロット。
ルーン・バロットという名前を持っていた。

<<ゲジヒト……ごめん……>>

ゲジヒトに対し、謝罪の意を示すバロット。
以前、工業都市マルドゥックシティで与えられた彼女自身の能力の一つ。
電子攪拌(スナーク)により、ゲジヒトに呼びかけるが彼からは何も反応はない。
それは至極当然な事であり、覆せない事実。
既に彼の頭脳に当たるメイン回路は機能停止に追い込まれているのだから。
改めて彼がもう、動くことはないのだと悟りバロットの小さな顔は歪んでゆく。
過ごした時間は少なく、知っている事もまた多くはない。
だが、それでも彼が悪い……いや、嫌いな人ではない事はわかっていた。

『我々は殺さない。我々は殺されない。我々は殺させない』

掛け替えのないパートナー――ウフコック・ペンティーノの言葉は今でも忘れてはいない。
あくまでも自分達の命に危険が及ばない範囲で、出来るだけ実践するべきと定めた行動指針。
何十人の参加者で構成されるこの殺し合いでは相当の難度を求めるものだろう。
だが、ゲジヒトは確かに理解してくれていた。
自分が頷いたように彼もまたウフコックの言葉に、信念に基づいた理想に同調を示してくれていた。
理由としては十分。
バロットはゲジヒトに淡い信頼のようなものを寄せていたが――そんな彼ももう遠くへ行ってしまった。

死という概念はバロットにとって特に珍しい事柄でもない。
マルドゥックシティで事件屋の一人として、活動するまでに至ったバロット。
かたぎの職ではない事も相乗し、彼女の周囲では人が何人も死んでいった。
自分を殺すために雇われた殺し屋を返り討ちにした事も当然あり、そしてバロット自身も死を体感した。
正確に言えば、死の淵に立たされたというべきか。
自分を拾ってくれた一人の賭博師であり、宿敵ディムズデイル・ボイルドの雇い主でもある男。
そんな男にバロットは裏切られ――全身を業火に燃やし尽くされる事となったのだから。
その時にバロットは喉すらも焼かれ、出す事は勿論自分自身の声すらも忘れてしまった。
たとえ彼の気が向くままに夜の秘め事に付き合わされたとしても最低限の食事、人間としての権利は保障されていた。
たった一つ、彼から禁じられていた事を破ってしまったために。
身分すらも貰えた自分が社会的にはどんな風に一人の人間として認知されているのか。
不正な金の流用のために、偽造された戸籍を持たされていた事を知ってしまい、彼女は口封のために殺された。

――なぜ、私なの?

それが以前のバロットの口癖であり、常々思っていた事でもあり彼に騙され、焼き殺された時にも思った事。
職を失い、自暴自棄に陥った父親に性的な暴行を加えられた12の時。
制服を乱暴に剥ぎ取り、謝罪の言葉をうわ言のように呟きながら父親はやがてバロットの奥底に――侵入した。
決して嬉しい筈もない、恐らく父親の方も心の奥底では激しい自己嫌悪に陥っていたのかもしれない。
真実は計り知れないが只、バロットはじっと耐えるしかなかった。
その時は未だ父親として愛していた彼の顔を見ないように視線を逸らし、全てが終わる時までずっと……。
ずるずると引きずるように関係は続き、父親はバロットを求め、彼女もまた拒む事は出来なかった。
いつも大粒な涙を自分の身体に垂らし続け、悲しそうな表情を浮かべる父親の苦しみをどうにかしたかったから。
やがて三度目の関係を持った後、彼女を一人の妹として愛していた兄の怒りに満ちた拳、そして凶弾により彼女の家庭は文字通り崩壊した。

父親は重度の身体障害者となり、母親は既に麻薬の過剰な摂取で精神の軸がぶれ、体外受精により産んだバロットを好んではいなかった。
バロットのために引き金を振り絞った兄は余罪が露呈し、刑務所に追いやられる事になる羽目に。
それもまた家族をいかに楽にさせる様に、効率良く稼ぐためのものであり決して遊び賃目的でもなかった。
結果として自分のせいで家族は離ればなれになったとバロットは思い込む。
小さな身体に宿る心にはその現実は非常にも深く突き刺さり、彼女は福祉施設に預けられる事となった。
しかし、其処も決して彼女にとって楽園とは言い難いものであった。

所詮、行き場のない子供達が一堂に集められる場所であり閉鎖的な空間。
バロットは其処で同じような境遇の仲間達と笑い合いながら――否、互いに肩を寄り添わせながら生きていた。
問題を起こせば問答無用で追い出される事も想像には難しくはなかった。
その事を当然の事ながら熟知していたのだろう。
其処に居たワーカー達からバロット達は絶えず恐れていた。
仲間の悲痛に満ちた嗚咽をじっと我慢しながらその耳に焼きつけ、彼女自身も未だ成長しきってない身体を弄ばれた。
抵抗など出来る筈もなく、侵食される度に大切なものが削げ落ちていく感覚を覚えた色のない記憶。
生きる意味も見出せずに何度も何度もバロットは、これは自分に課せられた贖罪なのだと言い聞かせていた。
家族を崩壊させた自分には当然な仕打ちなのだと――彼女は只、現実から目を背けるように身を任せるしかなかった。

だが、暫くした後数人の仲間から脱走をバロットは持ち掛けられ、彼女は乗った。
やはり心の奥底で望んでいたのだろう。
自分を一人の人間として扱ってくれる場所を……楽園とまではいかなくても、これ以上身体を酷使しなくて済む場所を。
準備に準備を重ねて、逃亡計画は無事成功を収めたが地獄は……終わっていなかった。
施設に預けられたため学校にも行けず、碌な親類もなく全うな働き口もそうそうなかった。
結果としてバロットが身を置いた場所はマルドゥックシティのスラム街の一角。
法の穴を掻い潜り、毎晩殊勝な……歪んだ性癖を持つ人間達が集まる場所。
そう。バロットは少女娼婦として、客を取って生活を送っていた。
逃げ出した施設よりも更に過酷に、既に使い続けた身体を切り売りして……只、日々が過ぎて行った。

家族が崩壊した時も、施設で酷く性的な悪戯を受けた時も、少女娼婦として何人もの男と肌を重ねた時も思う事は一つ。
表面上は家族を離散した張本人である自分のせいであるという認識だったが、奥底の想いは違った。
様々な感情に駆られながらもバロットは何故、自分がこんな目に遭うのかを疑問に思っていた。
大声を上げて叫びたかった。
自分にこんな運命を強いる者が居るならば口汚く罵りたく……そしてやり直したかった。
逐一油を差していたつもりであった自分の人生の歯車。
壊れた機械仕掛けの玩具のように狂いきった全てをどうにかしたかった。
だが、バロットには何もなかった。
あるものといえばまるで人形のように小奇麗に整えられた躯体とあどけなさが残る少女の顔。
“早熟な幼女の誘惑”、“ミルク色のロリポップ”と称される程にその手の界隈では安っぽく扱われてはいなかった。
それでも俗にいうロリータを趣味とする層にバロットは好かれ、幸か不幸か彼女の客取りは順調だった。

只、黙って男の欲望を受け止める姿はまさに人形そのもの。
その行動はあまりにも過酷な現実から逃げるようにバロットが自分の殻に閉じこもった結果によるものだった。
濃厚な口づけを強制され、生暖かい雫を全身で受けながらもバロットは全てから眼を背けた。
バロットの反応に白ける客も当然居たが、捨てる神が居れば拾う神が居るのも自然な事。
直ぐにその筋のお得意様は数多く現れ、バロットはその時にルーン・バロットという源氏名を貰った。
バロットとはフィリピンで雛料理を指す。
卵の中から生まれる雛をこの世に生を受ける前に煮殺し、そのまま食す一品の料理。
卵はバロットが作った殻に、そして雛はバロット自身に当てはめた皮肉染みた名前。
だが、バロットはそんな名前で呼ばれる事はどうでも良かった。
既にこの世全てのものに興味はなかったのだから。
そしてボイルドの雇い主に拾われ焼き殺され――ウフコックとドクター・イースターという男に助けられた事により、転機が訪れる。

そう。それが全ての始まりであり――今、この場に居るバロットの第二の人生の始まりとも言えたのだった。
生きる意味を、信頼したい仲間を見つけてバロットは強く願った。

只、生きたい――と。

その想いは今も変わる事はない。

<<でも、私は行く……死ぬわけにはいかないから……>>

ゲジヒトが遺したPDAを握りしめ、バロットは視線を動かす。
視界に映るのは自分から離れるように駆けだすKOS-MOSとラミアの二人。
そして倒れた少女に寄り添う女性と銃を構えた男。
立ち上がり、バロットは己の為す事を見定めて――小さな拳を固く握りしめる。

――生きる。

それがバロットの選択。
今も、あの時もずっと変わらない想いをバロットは確かにその身で感じていた。

◇     ◇     ◇

ラミア達三人から離れた場所で倒れる少女が一人。
かつて初音ミクだったそれの側で呆然とした表情を浮かべる女性が居た。
否、彼女もまた人間ではなく自動人形(オートマーター)と呼ばれる存在。
自動人形の創始者であり、一人の錬金術師が己の恋人を模して造った特別な一体。
彼女にはフランシーヌという名前を与えられ、自動人形を引き連れる役目を負わされる事となった。
そう。フランシーヌ人形は只、目の前の事に驚く事しか出来なかった。

「ミク!ミク……しっかりして下さい……」

力なく横たわったミクの身体を必死に揺さぶるフランシーヌ人形。
だが、多少上ずったフランシーヌ人形の呼びかけにもミクは全く応える様子もない。
只、銃弾を受けた傷跡からぽとぽとと赤い雫が垂れ続けるのみ。
その一滴一滴がミクの死をより一層に現実であると印象付ける。
生憎、フランシーヌ人形に治療の手段などない。
出来る事と言えばぐったりとした両手を握りしめ、呼びかけを続けるしかなかった。

「もっと、貴女の歌を聴かせてください……素晴らしい笑顔を見せて下さい、ミク……これっきりになんてさせないで……。
我儘が許されるなら、せめてもう一度貴女の歌声を私は聴きたいのです……そして、私の歌も貴女に聴いて欲しい……ミク……」

初めて出会った時は不思議な少女だと思った。
何処か人間とは違い、自動人形のような印象もあったミク。
だが、ミクが見せる笑顔は自動人形のように目的のために無理やり作り出されたものではなく、極めて自然なもの。
澄んだ声で優しく聴かせるミクの歌は最古の四人が一人、パンタローネのそれとはまた違った。
パンタローネの歌はあくまでもフランシーヌ人形だけを笑わせるためのもの。
一方、ミクの歌はフランシーヌ人形の事は勿論、その場に居たラミア、そして全ての人に笑顔になって欲しいという願いを込めて歌っていた。
ボーカロイドとしての姿勢を乗せて歌ったミクにフランシーヌ人形は憧れのような感情すらも抱いていた。
故にフランシーヌ人形は機械仕掛けの身体を振い、ミクに生きて欲しいと願う。
自分が以前、一人の赤子――守りたいと強く想った笑顔に送った歌をミクにも聴かせる約束を果たしてもいなかったから。

そのため、フランシーヌ人形は迂闊にも眼を放していた。
未だ危険は自分自身の目の前に立ち続けている事を、完全に。
やがてその暴力の権化ともいえる影はゆらめくように動き出す。


「なっ!?」

両目を見開き、何が起こったかはわからないような表情を浮かべるフランシーヌ人形。
無理もない。
突如として再び聞きなれた音が、銃声が鳴り響いたからだ。
そして銃弾が向かったと思われる場所へフランシーヌ人形は急いで視線を滑らせ――彼女は言葉を失った。
視線を向けるよりも早く、フランシーヌの手の中で何かが弾けるように動いた。
それはフランシーヌに両腕を握られていたミクの身体。
擦る様にミクの躯体を抱きしめるが、ふいにフランシーヌ人形はぬめりと生暖かい感触を覚える。
赤い、新たに噴き出した赤々しい血液がフランシーヌ人形の手を塗り潰す。
そう。ミクは背中にも更に一発の銃弾を貰っていた。


「おかしいな、未だ合図が出ない……もう一回やってみようかな?」

いそいそとリロードを行いながら、フランシーヌ人形とミクを見下ろす男。
黒の学生服、それも冬服をしっかりと着込んだ彼もまた人間ではない。
彼こそ偏屈な科学者によって一応は世界征服のために造られたサイボーグ、R・田中一郎。
Rはたった今ミクの命を奪った事に何も感じる事はないような様子を見せる。
それもその筈、Rは事態を飲み込めていない。
以前、Rが所属する部室を賭けて行われたサバイバルゲーム。
勿論、実弾などは使用するわけもなく危険性はなかった。
そう。Rは今回の殺し合いもそのゲームの延長線上にあるものだと思い込んでいる。
だから、自分も含めて誰一人として死ぬ事はない。
そう思っていたのだがミクに発砲した後、流石にRも少しは疑問に思った。
――いやにリアルだ。
血の海が広がっていくのを確認したR。
脱落なら脱落ともっと明確な合図が欲しいものだ。
これではゲームを良く理解していない困った人達に無用な誤解を与えるかもしれないのに。
このゲーム――あくまでもRの主観では――の企画担当者には文句を言ってやろう。
抜けた感性の持ち主であるRはそんな事を思いながら、彼は再び確認してみた。
ミクが脱落した合図を見逃した可能性もある。
だが、これはヒットポイント制のゲームとRは思っている。
もしかすれば自分の予想よりもヒットポイントが高く設定されているのかもしれない。
そう思い、Rは再び引き金を引き絞ったが結果は変わらず。
あまりにもリアルな血が流れただけで、Rは相変わらずミクが脱落しているのかいないのかわからなかった。

――もしかしてこれはゲームじゃない?
一瞬湧いた疑問に思わずRはかぶりを振る。
しかし、またしてもRは妙案が思い付いた。
実はこのみてくれは大層な銃には碌な威力がないのではないのか、と。
そうだ。それなら納得できる。
きっとあの大袈裟な出血もこっちの攻撃を緩めようという魂胆なのだろう。
なるほど、敵もなかなか上手い手を考えてくるものだ。
だったらこっちも全力でぶつかろう。
そう考え、Rは再び銃口を構えようと腕を動かす。

『やめろ!』
だが、突如としてRに向けて横殴りに向かってきた一群がその動作を邪魔する。
“やめろ”という文字の形をしたその塊は――秘密道具コエカタマリンによって出来たもの。
使用者はラミアであり、彼女は再度ミクに発砲したRに確かな怒りを抱いているようだ。
寸前のところでコエカタマリンの存在に運よく気づいたR。
咄嗟に身を捻る事でRとフランシーヌ人形の間をコエカタマリンが過ぎ去る。
しかし、Rを敵として捉えた人間はラミア一人ではなかった。
ラミアの前を先行するように疾走していたKOS-MOSが右腕を突き出す。
握られたものはブロー二ング。
機械的な、慣れた動作でKOS-MOSは銃口をRへと向ける。

「目標の無力化を開始」

フランシーヌ人形達に誤射は好ましくない。
そのため正確な狙いを定めて、KOS-MOSは檄鉄を起こし終えた銃の引き金を引く。
狙いはRの右足。
致命傷には成り難く、何よりRの動きを抑えるのには最適な部位。
可能な限りに無力化を心得る約束は今も健在であり、KOS-MOSのメモリーにも記憶されている。
KOS-MOSは計二発の銃弾を撃ち出すが僅かに距離が足りない。
数の多さで自らの不利を悟ったのだろう。
ラミアのコエカタマリンを避けた直後に既にRは準備を整えていた。。

「む、これは逃げるしかない……お、おお!」

腰を落とし、両足をバネのように利用する。
支給されたNIKU・Q・マックスの跳躍力を使い、Rは離脱。
数十メートル程の高さでフランシーヌ人形を飛び越える形になり、Rは多少体勢を崩しながらその場を後にし、一目散に駆け出した。
予想外の跳躍力にKOS-MOSすらも思わず動作を止めて、只見届けるしかない。
やがて、気を取り直したかのようにKOS-MOSは再び走り出す。

「ブースト、発動します」

ミクとフランシーヌ人形の方をちらりと見やるが、KOS-MOSは止まらない。
ブーストを発動し、速度を上げたKOS-MOSは一直線にRを追跡する。
そしてKOS-MOSに少し遅れた形でラミアがフランシーヌ人形達へ駆け寄った。

「無事か、フランシーヌ!? 」
「ええ、でもミクが……」
「ッ……!」

フランシーヌの手を取り、ラミアは急いでミクの容態を見る。
銃創は計三発。
ラミアやKOS-MOSとは設計思想が戦闘行為とはあまりにかけ離れたミク。
当然、重厚な装甲を持っているわけもなく、既に素人目から見ても手遅れだった。
悔しさを噛みしめながらも、ラミアは即座に次の行動への思考に耽る。
常に感情の起伏を殺し、冷静さを求められるエージェントしては優秀な行為。
だが、ミクの死をぞんざいに扱っているような気がして、ラミアは自分自身に不快感を覚えた。
そんな感情を覚えながらも、頭では既に次の行動を見定めている事も相まってラミアは表情を曇らせる。
やがてバロットがラミアに追いつき、二人の視線が宙で一直線に合った。

<<ラミア……だったよね。大丈夫、彼女は私が守る。貴女はKOS-MOSの方へ行ってあげて>>
「なっ! それは助かるが……ルーン・バロット、これはお前の能力なのか?」
<<そう、これが私の力……いきなりでごめん。それと緊急の時のために私の支給品を送っておく>>
「ああ、何から何まですまんな。では……フランシーヌを頼むぞ、バロット」
<<うん、わかった>>

スナークによりラミアに対し直接意思疎通を図ったバロット。
思わずラミアは困惑するが直ぐに冷静さを取り戻し、バロットの提案を受け入れる。
そうと決まればグズグズする暇もない。
直ぐにラミアはミクの事切れた遺体に苦しそうな瞳を向けて、走り去ろうとするがふと立ち止まった。
ラミアが見つめる先には依然項垂れるフランシーヌの姿。
やがてラミアは意を決したかのように口を開き始める。

「フランシーヌ……私達には命を賭けるべき状況が……いや、命を賭ける舞台というべきものがあると私は思う。
きっとミクも……不本意な形で終わったにせよ、彼女にも彼女だけの舞台があったと私は信じたい……」

フランシーヌ人形には聞こえているのだろか。
この言葉が本当に届くだろうか。
ふとそんな心配がラミアは抱くが彼女は話を続ける。
なんとなく、ラミア自身もフランシーヌを励ますというよりは自分に言い聞かせているような心地がしていたから。

「ミクの事を気にするなとは言わない。だが、固執し過ぎるな……固執は判断を曇らせる。
ミクの死をどう捉え、どう動くか、どうしたいのか……自分自身が選択する時のな。
そして私は決めた……必ずこの場から生還する、私に居場所を与えてくれた仲間達の元へ帰還する。
だから、フランシーヌ……貴女も考えろ。自分が向かいたい未来……を」

メモリーに色濃く残る無数の影。
その中でも特に際立つ影は二人の男女。
かつての上司があまりに固執し過ぎた男性、そしてラミアの生みの親と同じ牲を持つ女性。
彼らと彼らの仲間から教えられた事はあまりに多く、そして掛け替えのないもの。
無言でこっくりと頷くフランシーヌ人形の姿をしっかりと確認する。
故にラミアは言うべき事は全て言ったといわんばかりにフランシーヌとバロットに背を向けて――


「ラミア・ラヴレス―一出る!」


彼女は全速で走りだす。
その後ろ姿をフランシーヌ人形とバロットは只、見届けていた。
やがて殆ど見えなくなったところで、バロットは腰を屈め、フランシーヌ人形を覗きこむ。
恐らく、未だ立てそうにもないフランシーヌ人形に手を借そうと思ったに違いない。
真っ白でか細いバロットの腕が誘うように差し伸ばされる。
そして時を同じくしてバロットが見せたものは少し控え目な笑顔。
語りかけるような微笑がやけに眩しく感じ、フランシーヌ人形は未だ成長しきっていないバロットの指に己の指を交わらせる。

「あ、有難うございます……」
<<気にしないで>>

声帯は使い物にならず、PDAを使って意思を伝えるバロット。
若干手こずりながらも、バロットはゆっくりとフランシーヌ人形の身体を引き上げ終える。
限りなく近いが人間のものとは違うフランシーヌ人形の肌。
だが、バロットには不思議と嫌な感じはしない。
機械仕掛けの身体といえどもそこには確かな温もりがあった。
それはバロットが知る由もないが以前、新しく生まれた命を最後まで守り通した所以かもしれない。

<<気にするな、なんて私からも貴女には絶対に伝えられない……でも、これだけはわかる。貴女には未だチャンスがある。
その子が出来なかったコトを……貴女が生きる事を諦めなければきっと出来る>>

少々特別な造りであり、スナークによる伝達は難しかったのだろう。
そのため、PDAにスナークを行い、ディスプレイに言葉を乗せたバロット。
驚いたような表情を見せて、フランシーヌ人形はバロットのPDAを、そして彼女の顔を見つめる。
そんな時、とても控え目ではあるがフランシーヌ人形にはバロットが笑っているように見えた。

<<『我々は殺さない。我々は殺されない。我々は殺させない』。私が大好きな人……本当は鼠だけど、ウフコックの言葉。
そして、私も大好きな言葉……私は出来るだけこの言葉通りに生きてみたい。
だから、貴女も貴女だけの希望を……未来を見つけて。殻に閉じこもらないで、昔の私のように……ね>>
「はい……有難うございます、バロット。貴女とラミアのお陰で少し気が軽くなった……ような気がします」

かつて固い殻に閉じこもり、絶望の淵に居たバロット。
だが、そんな事は最早過去の出来事にしか過ぎない。
流石にウフコックやドクター程信頼できる仲間が居るわけではない。
それでも今、確かにこの場に居る仲間の存在を確かめるようにフランシーヌ人形の手をそのまま握りしめる。

――もう少し握っていたいな

思わず出た自分の本音にバロットは自分でも驚くがいつまでもそうしていられない。
いつまた新たな危険人物が来るかもわからないこの現状。
取り敢えず、何処か建物の中にでも隠れようとバロットはフランシーヌ人形の手を引いて、移動を開始する。
一番身近な建物は言うまでもなく直ぐ近くにあるTV局。
規模の大きさから局員専用の休憩スペースなど、フランシーヌ人形を一先ず落ち着かせるのには充分だろう。
奇襲のため卑怯にも待ち伏せを行っている参加者も居るかもしれない。
だが、バロットには研ぎ澄まされた――強化された感覚がある。
性能は低下しているものの、周囲に潜む参加者を見つける事に秀でている事は変わらない。
フランシーヌ人形を誘導し、歩き出そうとするバロットはふとミクとゲジヒトの方を見て、自然と感情を表情に映し出す。

<<放っておけるわけがない……だってゲジヒトやミクは――私と同じだもの>>

無残な亡骸――ジャンクに成り果てたミクとゲジヒト。
共有した時間に程度の差異はあれど、二人は仲間だと思っているバロット。
だが、バロットが彼ら二人に対して神妙な目つきで眺めるのは協力関係を結んでいた事ののみではない。
只。どうにもバロットには二人の姿が以前の自分に――自分がそうなるべきだった姿とだぶって見えた。
自分の身体を焼き尽くす焦げ臭い臭気に満ちた忌まわしくもあり、今のバロットの出発点ともいえるあの日の出来事。
運命を切り開いたなどと自惚れ染みた事は決して口には出せない。
只、あの時だけ運が良かっただけ。ウフコックとドクターに拾われただけ。
永らく見向きもされなかった幸運の女神とやらに“たまたま”微笑んでもらえただけ――

そう。バロットもミクやゲジヒトとなんら変わらないのだ。
彼らがもの言わぬ身体となり、バロットが未だ健在である事については彼らとバロットの運の程度位の違いしかない。
何故なら、バロットもウフコックとドクターが居なければそもそもこんな場には居ない。
本来待ち受けていたであろう事実は只一つ。
マルドックシティで働く只の銀行員――それは勿論“与えられた”身分――が一人、あの日ひっそりと死んだだけ。
新聞沙汰にはなるかもしれない。けど、それもほんの一瞬の事だろう。
次の日には扱いは小さく……否、寧ろ
小さな幸運とこれまた小さな幸運が重なりあった事で再び手に入れた命。
無駄にするつもりは毛頭ない。
だからバロットは志半ばで散ったであろうゲジヒトとミクがどうにも不憫に思え、放っては置けなかった。

<<ちょっと、待ってて>>

PDAを見せて、バロットはフランシーヌ人形から離れる。
行き着いた先は見たところ柔らかそうな大地。
二度、三度と確かめるようにコツコツと右足でバロットは地面を小突く。
フランシーヌ人形も少し間を置きながらも、バロットの後をついていき、そして見た。
納得したように軽く頷き、彼女は右腕を其処へ突き刺すように翳すのを。

<<いけ>>

バロットの右腕に嵌められた青色の籠手。
ガンナックルから打ち出されたエネルギー弾が地面を抉り、一つの穴を模る。
思わず眼をまん丸と見張ったフランシーヌ人形。
そんなフランシーヌ人形をよそにバロットは更に次の弾丸を練り出し、連射する。
瞬く間に大きな穴が出来上がり、更にバロットは其処へ降り、今度は地面を掻く様に両手を動かす。
黙々と、只黙々と腕を動かすバロットの頬から汗が滴るのはそう遅くはない。
何故ならスナークを始めとする異能以外、バロットの身体能力は一般の少女とこれとぃつて大差はないからだ。

「何をしているのですか?」
<<ゲジヒトとミクのお墓。此処に放っておくなんて可哀想だから……>>

近寄ったフランシーヌ人形のPDAに振動が起こり、メッセージが流れる。
それは距離が十分近いため、バロットが行ったスナーク。
内容はゲジヒトとミクの埋葬を行うことを示したもの。
純粋な人間でなかろうと彼らは確かに生きていた。
ならばたとえ死体漁りに合わないように、安らかに眠って欲しいとバロットは考えた。
誰にも干渉されず、自分の存在や過去を弄り回され、躊躇なく曝け出されない様に。
そう。未だ事件屋の一人ではなく、事件の当事者――“被害者”という立場であった時に味わったあの屈辱的な出来事。
身体ではなく、心を観衆の目の前で完膚なきまでに“犯された”あの最初の裁判は――!

「バロット?」
<<……何でもない>>

知らずの内に表情に変化が生じていたのだろう。
先ずは軽そうなミクの身体を出来るだけ傷付けないように運んでいたバロットは一旦、昔の事を思い出していた。
ちなみにミクが持っていたPDAはこの先使う機会もないとは限らないため、一応回収している。
そしてそんなバロットに対し訝しげに訊くフランシーヌ人形の言葉を受け、彼女は気を取り直す。
不自然だったろうか。
思わず自問するバロットだが自信がないためYESともNOとも自答出来ない。
未だ不思議そうな顔を浮かべるフランシーヌ人形の視線がバロットはいやに痛く感じる。
しかし、フランシーヌ人形が続けた言葉はバロットが予想していたそれとは異なっていた。

「人間は、死んでしまったらこのように扱われるのですね……羨ましい」

そっとくぼみの中に寝かせるように、仰向けに置かれたミクの身体を見つめるフランシーヌ人形。
死者を弔うという様式はかつてフランシーヌ人形が束ねた自動人形達には異となる仕来たりである。
自動人形が壊れる――人間で言う死亡の状態に追い込まれた時に待ち構える結末。
その場に放置されるか、敵対者であるしろがねに研究用として確保されるかの二つ。
極稀に特別な事情があれば回収され、新たなボディを与えられるかもしれないが碌な扱いは受けられないだろう。
何故なら自動人形が壊れても喜ぶ者は居れど悲しむ存在はない。
何しろ飽きるほどに代わりは居る。
所詮、僅か二、三日で製造される自動人形など破壊される事は日常茶飯事の事。
只、フランシーヌ人形を――自分達が信じるフランシーヌ様を笑わせるために。
自動人形はそんな事を謳い、活動原となる人間の血を求めるために殺し、そして破壊されていった。

自分のせいで、自分が笑えないせいで多くの命や自動人形が潰れていく
フランシーヌ人形はそんな地獄に疲れ果て、この世から消え失せるために才賀正二という男に頼んだ。

――自分を分解してください、と

そしてフランシーヌ人形は数多くの事を学んだ。
だが、墓に埋葬するなどは教えられてはいなかったため、改めてフランシーヌ人形は思っていた。
自分がもしこの場で機能を停止したら誰か悲しんでくれる人は居るだろうか。
こんな風に大地に抱かれて、永久の眠りにつけるのだろうか。
自分を人形ではない、と始めてこの場で言ってくれた本郷はどんな顔をしてくれるのだろうか。
思いは尽きず、答えも纏まらない。
だが、一つだけ――今、自分がやりたい事はフランシーヌ人形はおぼろげに感じていた。
故にフランシーヌ人形は動き出す。

「やはり人間と自動人形の命の重みは違います……バロット、私は守りたい。
あの時、私に笑ってくれたエレオノールのような笑顔は……ミクが私に見せてくれた笑顔を私は守りたいと思います。
私の歯車が止まるその時まで……ずっと……」

フランシーヌ人形の言葉に耳を貸しながら、ミクの遺体に土を掛けていたバロット。
そんなバロットを真似するかのようにフランシーヌ人形も手を動かす。
まるでミクに礼を言うかのような手つき。
素敵な笑顔を、温かい笑顔をくれたミクに最後のお礼をいうかのようにフランシーヌ人形は時折彼女の身体に触れながら両手を土色に染める。
一瞬、動きを止め、キョトンと眼を丸くしバロットは少し驚いたような表情を浮かべた。
だが、一定のリズムで懸命に土を掛けるフランシーヌ人形を見て、バロットも直ぐに再開。
少し両目を細めながら、バロットもミクの遺体が外へ隠れるように両手で土を掻き回す。

<<フランシーヌ……そういう事なら、私も協力する。私もこんな光景は好きじゃないから
……どうせなら笑顔が見たい
だから頑張ろう。私達に出来るコト、守れるものを取りこぼさない様に……>>

限りなく近いが瞳や肌が人為的なものを感じ、自動人形など変った言葉を口に出すフランシーヌ人形。
フランシーヌ人形は普通の人間ではないことは初めのシグマの言葉からも判っている。
確かに気になるが、バロットは自分からその事を強引に訊く気は少なくとも今の時点ではない。
そんな事は他人の心にずけずけと侵入する事と同義であり、どれ程の苦痛を与えるかバロット自身も知っている。
だから、今は敢えて殻に閉じこもった貝になろう。
その内フランシーヌ人形が話したくなったらひょっこり顔を出し、しっかり訊こう。

――人の過去は本人の意思を蔑にして訪ねて良いものではないと思うから

やがて、ミクの遺体を埋葬し、ゲジヒトも埋葬した二人。
すっかり時間を喰ってしまったが、確かに縮んでいた。

そう。バロットとフランシーヌ人形の二人の距離がすこしづつ……。

【C-7 テレビ局内/一日目・午前】

【フランシーヌ人形@からくりサーカス】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、未確認支給品0~2(本人確認済)
[思考・状況]
基本思考:罪滅ぼしのために、主催者を倒す。
1:ラミア、KOS-MOS、本郷、ミーを待つ。
2:ラミアの指示に従う。
3:私は生命の水に溶けて無くなった筈では……
4:いつか、本郷やミクのような笑顔をしてみたい。
5:いずれラミアにあの歌を聞かせたい……ミクにも。
6:本郷が心配。
※原作死亡後(25巻第32幕微笑(後編))から参戦。
※コロンビーヌの姿を旧式のものだと勘違いしています。

【ルーン・バロット@マルドゥックシリーズ】
[状態]:健康、
[装備]:ガンナックル@魔法少女リリカルなのはStrikerS
[道具]:支給品一式×3(バロット、ゲジヒト、ミク)、ローズバイク@SoltyRei、ウィンチェスター1887ショットガン 4/5@ターミネーター2、予備弾丸5
[思考・状況]
1:ラミア、KOS-MOS、本郷、ミーを待つ。
2:ボイルドが……どうして。
3:ドクターやウフコックみたいな信頼できる参加者を探し、ウフコックの元へ帰る。
4:弱体化したスナーク能力に慣れる。
5:我々は殺さない。殺されない。殺させない。
6:ゲジヒトの調査を引き継ぐ……?
※スクランブル終了後から参戦。
※電子機器に対する干渉能力の大きさは、距離に反比例します。参加者に対しても同様。限界距離は6~8メートル。
 至近距離でも、人工心肺などの対象の生命活動にかかわるものを停止させることは不可能です。(阻害は可能)
※ゲジヒトの考察を出来のいい仮説の一つとして受け入れました。




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078:もう一度歌声を ラミア・ラヴレス 100:SPIRITS/魂の群れ(後編)
078:もう一度歌声を ルーン・バロット 105:鬼【イレギュラー】(前編)
078:もう一度歌声を KOS-MOS 100:SPIRITS/魂の群れ(後編)
078:もう一度歌声を フランシーヌ人形 105:鬼【イレギュラー】(前編)
078:もう一度歌声を R・田中一郎 100:SPIRITS/魂の群れ(後編)





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