ショタとお兄さんでエロパロ 保管庫@ ウィキ

少年戦士ジリオン最大の危機:最終話

45 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:06:35 ID: iZRUPIQI
    「…純也君」
    潜伏先の家で、星川が新聞を置く。紙面にはジリオン…純也が異星人だという記事が載っている。ベネドが情報を流したのだろう。
    そしてそれに関する様々な意見…どれも純也を知っている星川にすれば腹立たしい憶測・邪推ばかりだ。
    さらにその記事は純也が、マグ帝国とは別の侵略者の尖兵かも知れない…と結んでいた。
    「なんて馬鹿なことを!」
    新聞を腹立たしげに叩きつける星川。
    「あの子は……あの子はこの星の為に、何の見返りも求めず戦ってくれたんだぞ…?どんなに傷ついても……それを…」
    星川の目に涙が浮ぶ。そしてさらに何かを言いかけた時、隣の部屋から声が聞こえた。
    「お父さん、ちょっと来て!このメールを見て」
    パソコンを操作をしていた星川恵が父を呼んでいる。
    「ああ…今行く」
    瞼を拭い。星川は立ち上がった。

    「これは…!?」
    ディスプレイを見て言葉が詰まる星川。そのメールは差出人が書いておらず、件名が『純也を救いたいなら開け』となっている。
    「お父さんどうするの?」
    確かにそれは怪しい。罠の可能性も十分にあった。
    「……開いてみよう。今は少しでも情報が欲しいんだ」
    「うん……これ…動画が添付されてるけど?」
    「再生してみなさい」
    「わかった……ええっ!?」
    二人の目に飛び込んできたもの。それは手錠と首輪をはめられ、男に肛門を犯されている純也の姿だった。
    「な…なんで?」
    「う……」
    絶句する二人を無視するかのように、どんどん場面が切り替わる。
    強制射精・鞭打ち・フェラ・三角木馬責め・女装して輪姦……二人にとってそれは見るに耐えない。
    「うっ…うっ…えぐっ……」
    とうとう恵は泣き出してしまう。
    「恵…もう見るな…お前みたいな歳の子が見るもんじゃない」
    星川は動画を停止させ、娘の肩を抱く。
    「……いや…最後まで見る…」
    「何を…」
    「だって一番辛いのは、こんな目にあわされてる純也君なんだよ!!」
    涙を流しながらも、恵ははっきりとそう父に言う。
    「しかも私達の為に……なのに私が…目をそらすなんて……そんな事できないよ!」
    「……そうだな。恵の言うとおりだ…父さんが間違っていた。最後まで見よう」
    再開される再生を二人は歯を食い縛って見る。そして動画は堕ちた純也が、ベネドものを嬉しそうに咥えている所で終わった。
    「……純也君…どうなっちゃったの?」
    「…人間の精神は過酷な状況が延々続くことに耐えられない……」
    星川は力なくうなだれる。
    「純也君がいなくなって、もう二ヵ月近い…いくら心が強くても壊れて当然だ」
    「そんな!?お父さん、純也君はもう元には戻らないの?ねぇ!?」
    父を激しく揺さぶり問いただす恵。だが星川の顔は曇ったままだ。
    「……ダメージの具合にもよるが…確実に元に戻るとはいえない…」
    「う…そ……ねぇ、嘘でしょお父さん!?嘘だといってよ!!!」
    星川は答えない。出来れば考えたくない、あの明るく優しい純也が帰ってこない事など。
    「落ち着きなさい恵…今は私達にできる事をしよう」
    「できる…事?」
    「ああそうだ。それにこのメールの本文の続きを見てみなさい」
    ディスプレイを見て表情が変わる恵。
    『動画を見て、星川純也…ジリオンを助けたいと思ったならこの番号にかけろ』
    画面には携帯らしい電話番号が書かれている。
    普通に考えればこれはもう罠としか言いようがない。……だが逆にそれは怪しすぎた。
    (なにかの策だとして…これは稚拙すぎないか?とすればこのメールの差出人は……)
    迷う星川。しかし今の彼らにはこのメールにすがるしかない。星川は決断した表情で電話を取った。

46 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:10:30 ID: iZRUPIQI
    「うあぁっ、あっ…ふぅぁあっ!はひゃぅぅっ、あぁあっ!!」
    牢の中に響く純也の嬉しそうな、甘ったるい喘ぎ声。
    純也の尻はベネドのものを、しっかりと咥え込んで離さないようにしてる。
    皮を被った性器から透明の精液が吹き出す、既に何度も達したのだろう。床には精液の水溜りが出来ている。
    「今日はもう何発目かな?すっかり純也君は、淫乱な食いしん坊になっちゃったね」
    「だってぇ……ベネド様がぁ…あんぅぅっっ!おっぱいだめぇぇ!!」
    ベネドは何かを言おうとした純也の乳首を摘み上げる。
    (痛い……けど気持ちがいいよぉ…)
    「言い訳すんじゃないよ…お腹こんなにしてさ。まだ足りないの?」
    そう言ってベネドは、自分の精液で膨らんだ純也の腹を摩った。
    「ごめんなさぁい……インランなじゅんやは、お腹パンパンでもまだせーえきがほしいんれぇす!」
    涎・涙・鼻水。顔中から液体を撒き散らして、呂律の回らぬ舌で純也はベネドに気持ちを伝える。
    「ふふふ……正直でよろしい」
    そう満足そうに微笑むと、ベネドは腰使いを早めた。その度に純也の体の中は抉られ、かき回され、喜びの声を上げていく。
    「あひぃぃぃっ!また、お腹のなかこすりぇてぇるぅぅぅっ!!」
    「良いよその顔すっごく良い。惨めではしたなくて、めちゃくちゃに犯したくなる」
    「あ……ありがとうございましゅぅぅっ!もっとおぉっっ!」
    押し寄せる快感に、純也はまともに喋ることも出来ない。頭の中はずっと前から真っ白だ。
    (僕はなんで、抵抗なんてしてたんだろう?ホント馬鹿だった。もっと早くこの感情に、屈服すれば良かったのに)
    「ああああっっ……またナカでだしてくりぇたぁ…」
    純也の膨らんだ腹が震える。またベネドが放出したのだろう。
    (もし…精液でお腹破裂して、死んじゃったら最高に間抜けだなぁ…)
    「全く…女性でもこんなに淫乱な人、中々いないよ?ついこないだまで『心は屈しない』とか言ってたのにね」
    「ぼきゅがばかでした……こんにゃにきもちいいのに…いじはって……」
    顔を上気させながら、答える純也。その表情は淫乱な奴隷そのものだ。
    「帰還命令が出るまで、たっぷり犯してテクを仕込んであげるね。君は最高の性奴になるんだ」
    「なる…なりましゅ……から、もっと…きもちよくしてくだひゃい…!!」
    堕ちてから、殆ど毎日純也はこうして犯されている。絶望と失望と恐怖に負けて壊れた純也の心。
    そこに与えられた、極上の快感。それだけで容易く純也は屈服した。
    「ご主人様に、お願いばっかりだね純也君。そんな生意気な口は塞いじゃおっと」
    そう言ってやや乱暴に、ベネドは純也の唇を奪う。以外にもそれは、二人が交わす初めての口付けだった。
    「んんんっ…ぷぅ」
    「あむっ…ううっ……」
    ベネドはそのまま舌を純也の口内に差込み、生き物のように歯や舌に絡ませる。
    お互いの唾液が混ざり合い、下になっている純也の喉へと吸い込まれていく。
    まだ挿入しているままなので、二人はまるで一つの機関になったようだった。
    「んぷっ…君の口の中、ザーメンの味がするね…ま水と栄養剤以外はそればっかり食べてるもんね」
    口の涎を拭いながらベネドはそう言って純也の頬を撫でる。
    だが言葉とは裏腹に、その様子はとても嬉しそうだ。純也をここまで落としきった満足感があるのだろう。
    「せーえき…好きですから……」
    本当に好物だという感じで返事をする純也。
    「そっかザーメン好きなんだ。じゃあ今日もこの後舐めて掃除してね」
    「わぁい、嬉しいなぁ……」
    自分の中の精液も、出した精液も全部床にぶちまけて綺麗に舐め取る。
    それを想像しただけで、また純也のペニスは元気になる。
    「また大っきくしちゃって…本当に変態で淫乱でしょうがないね純也君」
    「ごめんなさい……純也のこらえ性がないバカチンポを許してください…」
    罵りの言葉にも、純也はただ謝ることしかできない。
    「正義のヒーロー君も……堕ちたもんだね」
    そう言ってベネドはぎゅぽんっと、肛門から肉の杭を引き抜いた。
    純也の体内から、白い液体が彼の脚を伝って決壊したダムのようにこぼれていく。
    (綺麗だ……こんなに愛して貰ったんだ)
    そう思いながらかつての少年戦士は、こぼれる精液をしばらくぼんやりと見ていた。

47 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:13:04 ID: iZRUPIQI
    たっぷり時間をかけて、純也は自分が出した精液と腹の中のを全部舐めきった。
    もうまともな食事はいつ以来だろうか。栄養剤で空腹感こそ感じていないが。
    最初に飲まされた時は、不快でしょうがなかった精液の味。しかし今の純也は極上の練乳のように美味しく感じている。
    「ははっ…ほんとだ。僕の口の中精子の匂いがするや」
    口から漏れた吐息を嗅ぐと、重厚なオスの匂いが自身の鼻を満たす。
    (性奴隷・肉便器・精液便所・マゾブタ……今の僕に一番ふさわしいのはどれかなぁ)
    そんな事を考えながら壁にもたれかかる。ここで純也を楽にしてくれる稀有な存在。
    純也の体はベネドが出て行くときにした、手枷や足枷や首輪でがっちりと拘束されてる。
    もう純也は反抗したり、逃げようなどとは全く思ってない。だが一応警戒しているのだろう。
    (……別にいいや、僕も縛られてる方が好きだし。特に首輪は好きだなぁ。僕はもう人間じゃないんだって、ちゃんと分からせてくれるから)
    「あふぅぅ…んあっ」
    ベネドが出て行く時に入れられたバイブが振動を始める。それだけですっかり開発された純也の体は、また敏感に反応をしてしまう。
    「あああっ…」
    また昂ぶる純也の気持ち。だが彼のペニスの根元は、しっかり縄で結び付けられている。
    おまけに後ろ手に手錠をされているから、いかに昂ぶろうとけっしてその欲求が満たされることはない。
    その分おそらくまた次のSEXでは、とびっきりの痴態を晒してしまうのだろう。
    「あぅ…」
    喉が渇いたのか、それとも気持ちをまぎらわせるためか、金属のボールに入った水を舌を使って飲む。ボールにはマジックで「純也」と書かれてる。
    まるで奴隷どころか家畜のような扱い。だが純也は腹を立てることもなく、水を啜っている。
    (これで良いんだ。僕のやってきた事なんか無意味で、地球の人たちは僕の事なんか……)
    もはや一抹の希望すらない闇の中で、それが純也のたどりついた終着点。絶望と諦めは状況によっては、救いですらある。
    (それならこのまま奴隷として奉仕して、気持ち良くしてもらってる方がいいや)
    ボールから顔を上げる純也。その顔には壊れた笑みが張り付いていた。

    その夜、純也は夢を見ていた。内容は最近ずっと同じものだ。
    「おい、純也」
    「……うるさいなぁ。またお前か」
    真っ白な場所で同じくらいの年恰好の少年と対峙する純也。その少年は純也そっくりだ。
    「諦めるな!戦うんだ!あんな扱いされて、悔しいだろ?」
    「勝手なこと言うなよ、僕は悔しくなんかない。もう良いんだよ、僕は犬以下の奴隷でいいんだ」
    焚き付ける少年の言葉に純也はそう言い返す。
    「嘘付くな!」
    「嘘なもんか。もうどうせ誰も僕の帰りなんか待ってないし、元の僕には戻れっこない」
    尚も詰め寄り、肩に手をかける少年の手を振り払う。
    「…それなら奴隷として、可愛がってもらった方が良いに決まってるだろ?」
    捕まる前ならけっして言う筈のなかった弱気で卑屈な言葉。
    「……お前はヒーローじゃなかったのか?あの時の気持ち、残っている筈だ!」
    「違うよ。もうそんなのとっくに壊れちゃったし、捨てちゃった。ここにいるのは負けて屈服したただの奴隷だ」
    きっぱりと言い放つ純也。そっくりな少年もその言葉に二の句がつげない。
    「お前も見ただろ?縛られてお尻にオモチャを入れられて、ちんちん大きくしてる僕を!こんな淫乱で変態な僕がヒーローなワケない!!」
    いじけたように少年に背を向けて座り込む純也。もう話す気はないという意思表示だろうか。
    だが少年はそれでも純也に近寄り、背中越しに囁いた。
    「……じゃあその涙はなんだ?」
    「何言ってるんだ僕は泣いてなんか…………あれ?変だなぁ……」
    少年の指摘どおり、純也の光をなくした瞳からとめどな涙がく溢れている。
    (ちっとも悲しくなんかないはずなのに………なんで泣いてるの……?)
    意識をしていない理解の出来ぬ涙。先日ベネドに忠誠を誓った時も、流れたことを思い出す。
    『なんで泣くのか…よく考えてみろ。お前はただ逃げている』
    そう言い残して少年は虚空に消えた。そしてそのまま純也の視界も真っ白になって……。
    「んんっ…」
    夢から目を覚ます純也。目に写る暗い牢の内部、もちろん少年はいない。
    (なんだよ……いっつも言いたいこと言って、消えちゃってさ…ずるいよ)
    夢の中の少年に毒づくが、涙は止まらない。それは頬から縛められた体へと落ちていく。
    (……この涙だって大した意味なんかないに決まってる)
    「ねぇ、君もそう思うだろ?」
    純也はボールを覗き込み水に映った自分に話しかけたが、当然それは何も答えはしなかった。

48 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:14:37 ID: iZRUPIQI
    秘密基地の中にある、ザロフの仮眠室。そこで純也はベッドに腰掛け、ザロフも隣に座っている。
    「あの…なんで首輪とか…?」
    純也は裸だが、首輪も足枷もされていない。唯一縛めている手錠も前手だ。
    「必要あるまい。もうお前が暴れることもないだろう」
    ザロフは純也の質問にぶっきらぼうにそう答える
    「そうですね…すいません、余計なこと聞いて……」
    「謝るな」
    そう言って左手で、純也の肩を抱く。
    「あっ…」
    「大分やつれてしまったな…俺を恨んでいるか?」
    ザロフは肉の落ちた純也の腕や脚を擦る。
    (恨む……?…そうか元はといえば僕はザロフ様に捕まって……。そういえば僕の初めての人もザロフ様だ)
    純也をこのような状況に追い込んだ張本人。それがザロフだ。そして捕えられた日に、純也はザロフに犯された。
    望まぬ性交。それが純也が堕落させられた、この地獄の日々の始まりだった。
    「恨んでなんかないです……それより今まですいませんでした」
    ザロフに謝罪の言葉を口にする純也。微かに声が震えている。
    「なぜ…謝る?」
    「だって奴隷なのに今まで、失礼な事ばっかり…」
    半分怯えながら、目を伏せてザロフにくっつく。まるで親に叱られる子供のように。
    「……なぁ憶えているか?初めて戦った時のことを」
    そんな純也の髪を撫でながら尋ねるザロフ。その手つきはとても優しい。
    「憶えています。あの時も僕は…」
    言葉が詰まる純也。最初の戦い際、ザロフを完膚なきまでに叩き伏せた。
    (……きっと僕を連れてきたのはそれだ。お仕置きされるんだ。初めての時みたいに、思いっきり乱暴に……いやもっと酷く)
    「許してください、ザロフ様」
    「許す?一体何をだ?」
    なにかをする気配を見せず、ただザロフは髪を撫で続ける。どうやら仕置きではないと分かり、純也は少しホッとした。
    「それにしてもお前の髪は、柔らかくて気持ちがいいな。ずっと触っていたくなる」
    「…ありがとうございます」
    虜囚生活で伸びた茶色の髪。それは少女のような容姿の純也に、より女性的な印象を加えている。
    (女の子みたいな髪は、そんなに好きじゃなかったけど、褒めてもらえるとやっぱり嬉しいな…)
    一応純也の髪や身体は牢の機械で毎日洗われている。それは純也を気遣ってのものではないが。
    「俺はあの時お前に見惚れた。特に目にな」
    「目…ですか?」
    「ああそうだ。意思と信念に彩られた、真っ直ぐで力強い茶の瞳…あんな目をしてる奴は初めて見た」
    (……ごめんなさいザロフ様…もうその子はいないんです。でも良く似た淫乱な奴隷なら、ここにいますから可愛がってください)
    純也は気まずそうな顔をしている。自分の話とは思っていないかのようだ。
    「だがそんなお前を、俺達は汚し、傷つけ、奴隷に落とした……」
    「ザロフ様……」
    「許してくれなどとは言わん。その資格すらないからな」
    ザロフの口調は重苦しい。懺悔のような悔恨の言葉。
    「ザロフ様、そんな事気にしなくていいです。前みたいにもっと僕を縛って口も塞いで、めちゃくちゃにして下さい」
    向きを変えてザロフの胸に顔を埋める純也。
    「僕の……僕の汚らわしいオス穴で宜しければ…精一杯ご奉仕しますから」
    「なっ…」
    純也は顔を上げてそう言いながら、尻を左右に振る。そんな宿敵の姿にザロフは言葉を失う。
    「………それで良いのか。お前は?」
    「はい」
    ようやく言葉を紡ぐザロフ。その問いに純也は笑顔で答えた。
    (そうそれで良いんだ。僕は奴隷なんだから、御主人様を僕のことなんかで、落ち込ませたりしちゃいけない)
    「分かった…だが俺は信じてるからな」
    そのまま自然と重なる二人の唇。
    (でも信じるって、何をだろう?)
    一瞬疑問に思う純也だったが、ザロフの優しいキスにすぐにうっとりと目を細めた。

49 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:16:08 ID: iZRUPIQI
    「はぶっ……んんっ…うんっ…」
    純也の小さい口の中で、ぐちゃぐちゃという音を奏でているのはザロフの肉棒だ。
    キスの後純也は自ら進んで、それを行っている。
    正直純也のフェラチオは不慣れで下手糞だ。だがそれでも必死に、一生懸命舐め上げ、唇と舌で奉仕し続ける。
    そんな純也の気持ちが通じたのか、ザロフのペニスが脈打ち口の中に広がるあの生臭い味。
    「ううんっ…」
    達成感で顔を緩ませながら、純也はそれを溢さないように喉を鳴らして吸って飲み込む。
    「無理して飲まなくても良いんだぞ?」
    「いえ、ベネド様から飲むように言われてますから…それに、僕も大好きですし」
    そう言って口を開けてザロフに見せる。口内には一滴の精液も残ってなかった。
    その仕草はフリスビーを持ってきて、尻尾を振る子犬を思わせる。
    「後ろを向け…」
    「は、はい」
    座ってるザロフの方を向いていた純也は、その言葉で向きを変え四つんばいになる。
    ちょうどザロフに肛門を晒している格好だ。
    「ここもすっかり…変わってしまったな」
    純也の中に入るザロフの指。ローションを塗るためだ。
    だが純也のそこは、挿入の期待感からか、そんな必要もないくらい濡れて、ひくついている。
    「すいません……締りのないゆるゆるの穴で…」
    「そういう事を言いたいんじゃない」
    増えるザロフの指。二本でローションを塗りながら、体内を動き回る。
    すでに純也のペニスは、それだけで硬く大きくなっており、先走りを途切れなく出す。
    「ザロフ様ぁ……早くぅ…お尻に……挿れて下さい…」
    まるで女のような高くて甘い声。このおねだりもベネドの仕込みだろう。
    「……いくぞ」
    中から出るザロフの指。そしてその代わりに純也の入り口には熱いものがあてがわれる。
    「ああっ…きたっ……」
    純也はザロフの先端が入ってきた瞬間、体中が総毛立つような感覚に包まれた。
    いつものベネドのとは違う感触。それに純也の体は喜んでいるのだ。
    「ふんっ…」
    「あっ、あっ、あひゃう!んふゅう!!」
    やがて始まるリズミカルな出し入れ。ザロフと純也の肉がぶつかる音と、肛門から体内がかき回される音。
    それが純也の耳一杯に広がり、頭の中はいつものように気持ちよさで、白く塗りつぶされてく。
    「どうだ…?悦いか?」
    「いいっ、いいですからもっと!」
    汗を振りまき、貪欲に快を求める純也。
    「俺も良いぞ……あの時よりもな」
    「くっ、うあっ…ふっ、ふぅあっ…ああああっっ!」
    そう言ってさらにストロークが大きく早くなる。一突き一突きが体格差のせいか物凄く重い。
    衝撃が内臓を突き刺して、なにもかも壊されるような錯覚を感じる純也。
    ベネドとではそんな感覚は味わえない。

50 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:17:09 ID: iZRUPIQI
    「ひあ、はふ、ふぁあ!ふぐぅぅあっ……!はひゃあぁぁ!!」
    例えるなら、いつものベネドとの交わりは、鋭い日本刀を使ってスパッと何度も切られるような鮮やかな快感。
    しかし今日のザロフはまるで重い重い斧で、純也を力任せに叩き切ってしまうような快を与えている。
    「ふひゃ、くふゅう!……おにゃかがあづいよぉ!!あづくて、おもくて…」
    既に快感で呂律の回らなくなる舌。
    「熱くて…重くて…なんだ?」
    「きもちいいぃぃっ…ザロフさまのおちんちん、きもちいいれすぅぅっ!!!」
    その新鮮で力強い快感に、純也は堪らず甲高い絶叫する。
    その卑猥な叫びは狭い仮眠室に響く。
    「ずいぶんデカイ声、出すじゃないか」
    「ごめんなさぁい……でもほんとうに……ほんとうに、きもちいいんれぇす…!」
    半開きの口と瞼で純也はザロフに言う。
    「ありがとよ…出すぞ」
    ぶわっと純也の体内が液体で広がる感覚。ザロフが精を放った合図だ。
    「うううああっっ…!」
    それに合わせるかのように、びゅるびゅると発射される純也の精液。
    「くっ…ふぅ…」
    ザロフのペニスが純也の中から、じゅるりと音をたてて引き抜かれる。
    肛門を締める事すら忘れたのか、どろりとした白い液体が、ベッドの上にシミを作った。
    「ああっ…ごめんなさい……ホント締りが悪くて…」
    「気にするな。それより、痛くはなかったか?」
    ザロフは四つんばいのままあえぐの純也の目の前に来て、そう優しく頬を触り問い掛ける。
    「……全然痛くないです。まだ欲しいくらい」
    「そうか……すまんが俺はベネドとは違う。今日はこれだけだ」
    「謝らないで下さい。淫乱な僕が悪いんです…」
    純也はそう言って、ザロフに笑って見せた。
    その笑みは卑屈な言葉とは裏腹に、本来の彼の笑顔に近い雰囲気をもっていた。
    ザロフにそこまでは分かりはしなかったが。
    「………」
    しかしザロフは笑い返さず、とても真剣な顔で純也を見据えている。
    「僕、なにかお気に障るようなことを?」
    「……お前はこのままでは終わらない…消えちゃいない…必ず蘇る。いや、蘇らせる」
    「え?」
    そんなザロフの様子に不安に思った、純也の問いを無視して呟くザロフ。しかしその声はとても小さく、純也の耳には届かない。
    「なんでもない…寝ろ」
    ザロフは短く言い、無言でシーツを換えて横になる。
    それから純也が何度聞いても、ザロフは答える事はなくその日はそのまま二人で眠った。

51 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:22:27 ID: iZRUPIQI
    次の日僕はベネド様に呼び出されて、ザロフ様と中央の作戦室に来た。大きいモニターに僕の顔が映る。
    相変わらず何も着てないけど、手錠は外してもらった。
    ベネド様は大きめのケースを持ってる椅子に座って、ザロフ様は壁に寄りかかって立ってる。
    「お早う純也君、閣下は優しかった?」
    「……はい…」
    「そう良かったね……実はね、新しい皇帝陛下が決まって帰還命令が出たんだ」
    「帰還命令ですか?」
    つまりベネド様たちは本星に帰るんだ…じゃあ僕も……。
    「それでね、君を連れて行くために、最後の試験をしたい」
    試験だって?僕はもう完璧に奴隷ですよベネド様。
    「ほらっ、出ておいで」
    アタッシュケースから、投げ出されたのは5歳ぐらいの男の子。どうやら眠ってるみたいだ。
    「君が完全に堕ちたって確証が欲しいんだ純也君」
    確証……?どういう事だろう?
    「この子を殺して欲しい」
    「うぇっ…!?」
    僕は驚いて間抜けな声を上げる。殺すって………?
    「僕らに忠実な奴隷に成ったんだろ?その証としてその子を殺してくれよ。殴り殺しても、絞め殺しても良いからさ。薬で眠ってるから起きないし」
    「そんな事できませんっ…!」
    こんな小さな子を、殺すなんて僕には無理だ。
    「へぇ……嫌なんだ。じゃあ前に言ったみたいに、目も鼻も喉も潰してダルマかな」
    まるで見えない首輪を引くように言うベネド様。
    「そ、そんな……」
    「だって言う事を聞かない、奴隷なんて要らないだろ?」
    笑いも怒りもせず、無表情でそう宣告するベネド様。………本気だ。
    「ううっ……」
    恐怖に突き動かされ、しゃがみこんで僕は男の子に手を伸ばし首筋に手をかける。このまま力を入れていけば、窒息するだろう。
    最低だ。僕は自分のために、なんの罪も無いこの子の命を奪おうとしてる。
    でもそれが僕が選んだ道、奴隷なら……あっさり殺せる筈だ。そして殺したら僕は完全に………。
    「っう…ぐう……」
    苦しさでゆがむ男の子の顔。あと少し…あと少しで楽になるから…ごめんね。
    君のせいじゃない。ちょっと運が悪かっただけなんだ。
    「助けて…だれか……」
    「……!?」
    助けて、タスケテ、たすけて……そのうなされた言葉が僕を揺さぶり、手が止まる。そんな言葉、何度も何度も言われてた気がする。
    この子は助けを求めてるんだ。誰に?僕に?奴隷に?……いや違う。助けられる人間がいたはずだ。
    強くはなかったかもしれない。でも絶対に諦めない、屈しないそんな人間が。
    「ううっ、僕は……僕は!」
    男の子から手を離す。両手が震えてる。ダメだよぉ…奴隷なら殺さなきゃ……。
    殺さなきゃ…ダルマにされちゃうよ……怖いよ。
    ……………でも………でも、この子を殺してしまうのは………もっと怖いんだ……。
    だってこの子にはお母さんや、お父さん…家族や友達、大切な人たちがきっといる。
    …………それを暴力で理不尽に奪われる悲しさ・辛さ・苦しさ…僕はイヤというほど、知ってるはずじゃなかったのか?
    そんなものから守りたくて、僕は戦ったんじゃないのか!?
    「そうだよ…そんな事も、忘れちゃってた………いや、逃げてたんだ」
    ………なんだ……全部『あいつ』の言うとおりだったんだ。
    もうあんなの捨てた筈なのに、壊れちゃった筈なのに。そっちの方が楽なのに。
    御主人様の言う事をなんでも聞く、快楽だけを求める奴隷に成った筈なのに。
    あの気持ちが湧いてきて止まらない。帝国と戦っていた時の気持ち…守りたいっ、助けたいっ……。この子を…いや、皆を!
    たとえ誰からも感謝されなくて、迷惑がられて嫌われて、遠ざけられたってかまわない。
    「何をやっている殺せ!奴隷なら殺すんだ!!」
    「違う…っ!」
    口が勝手に動く。でも不思議と恐れはない。
    「なんだと?」
    「僕は………奴隷じゃないっ!!」
    僕は気付いたら『ベネド』にそうきっぱりと宣言していた。

52 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:25:43 ID: iZRUPIQI
    「……やはり残っていたな」
    そのザロフ将軍の言葉とほぼ同時に、モニターが光った。
    『純也君!!』
    画面に映って僕の名前を呼んでるのは……恵ちゃん!?
    『純也君…大丈夫?ごめんね……何もしないで、あなたにばっかり苦労させて…絶望しても仕方ないよね』
    恵ちゃん泣いてるの?僕の為に?
    『でも…これを見て……あなたのやった事は無駄なんかじゃない!あなたは大切なものを守ってくれた!』
    画面が切り替わる。写ったのは女の子だ。
    『お兄ちゃんのお陰でママとタクヤと一緒にいられるよ。ホントありがとう!』
    ペコリと頭を下げる女の子。
    『あなたのお陰で息子に生きて会えました。お礼を言わせてください!』
    『君の勇気には我々も助けられ励まされた…敬礼!!』
    『お兄ちゃん助けてくれてありがとう!おれ、ぜったいお兄ちゃんみたいに、つよくなるよ!!』
    『瓦礫の中でもうダメだと思ったけど君のお陰で、家族共々助かったよ。本当にありがとう……』
    次々に現われては僕にお礼を言ってくれる人たち。
    その一言一言が胸に染みて熱い。なんだか氷が溶けていくような……。
    『純也君、勝手なお願いだけど……負けないでくれ。君はこんなにも皆に感謝されている」
    博士……!博士がこの映像を…?
    「君は独りじゃない。私達も一緒に戦う、いつも君と一緒だ!』
    画面いっぱいに広がる笑顔の人・人・人。これが僕が助けた人たち…僕が守ったもの……。
    「ああああああああっっ……!!」
    涙が………溢れて止まらない。僕は……こんなにも感謝されてたんだ。
    もう誰も助けてくれないと思ってた。僕のやった事は無駄なんだって勝手に絶望してた。
    でも、今ようやく分かった。僕のやった事は無駄なんかじゃない………!
    だってこんなにも力をくれる。背中を押してくれる。さっきまで、人を殺めようとしていた僕に。
    いじけて、あきらめて、こわがって、快楽と絶望に逃げてた僕に、戦う勇気をもう一回くれる。
    ありがとう恵ちゃん…ありがとう博士…ありがとう皆……。僕、やるよ!
    もう一回立ち上がって、立ち向かってみせるよ。だって僕は……ヒーロー………なんだから…!!
    「コードオン、ジリオン…!」
    幾何学模様に光る僕の右腕。その光は埋め込まれた戦闘スーツ装着プログラムの光だ。
    そしてその光は右腕から全身に伝わっていく。
    「はああぁぁぁっ…」
    「そうだ…その目だ……」
    装着が終わる。久しぶりの筈なんだけどそんな気がしない。
    ……やっぱりこの感触、好きなんだな。
    「戦う…戦うんだ…!」
    正直体は重くてだるい。たぶん捕まる前とは比べ物にならないだろう。
    だけどそんな事より、心の奥底から熱いものがこみ上げて、僕を全力で突き動かしてくれてる。
    「くっ…良いのか!?負けたら、ダルマだぞ?」
    「そんなの関係ない!負けない、もう絶対に負けたりしない!!」
    皆の声が助けてくれた。どこか暗くて狭い場所に閉じこもってた僕に、手をさし伸ばしてくれた。
    僕は一人なんかじゃない、あんなにたくさんの人が思ってくれている。そう考えたら、もう何も怖くない、誰にも負ける気がしない。
    「なぜだ…!奴の心は完全に折って砕いたはずなのに!?それにあの映像は…?」
    「ジリオンを甘く見たな参謀殿。言ったろ……今まで参謀殿が堕としてきた連中と一緒にするなと」
    「ボクの調教は完璧だった筈です!!」
    「だが最後の最後の土壇場で、奴は残っていた本来の自分を取り戻し抗った。そしてあの映像による自己肯定……全てが完全に復活した」
    「くぅぅう…閣下なんで、そんなに冷静なんですか!?許せない…!!」
    歯軋りしながら僕を睨みつけるベネド。許せないのはこっちの方だ。今までの借りを…返してやる!

53 : 名無しさん@ピンキー : 2010/07/30(金) 23:27:58 ID: iZRUPIQI
    「待てジリオン」
    突っ込んでいこうとした僕の前に立つザロフ将軍。
    「何だ?」
    「知っての通り俺達には帰還命令が出ている。俺達の負けだ…大人しく帰るから、ここは見逃してくれんか?」
    「閣下なにを言ってるんですか!?戦いましょう。こいつは陛下を殺し、ボクらの慈悲を裏切った大罪人だ!」
    「…これ以上の戦闘は無意味だ。ジリオンも元に戻っちまったしな」
    「弱気すぎますよ!それでも帝国に聞こえた、ザロフ将軍ですか!!」
    ベネドは必死にザロフ将軍を焚き付けている。
    「……すまんな参謀殿。問答する気はないんだ」
    「なっ…ぐっ!?」
    諦観したように呟くと、ザロフ将軍はベネドの腹を殴りつけて気絶させた。
    「お前の忠節、皇帝はきっと……ところでジリオン、さっきの話どうだ?」
    「……あなた達が帰るというのなら、それは止めない……だけどまた地球を侵略するのなら僕は戦う!」
    「安心しろ、新帝陛下は穏健派だ。その可能性は低い…じゃあな」
    ベネドを抱きかかえて出ていこうとするザロフ将軍。
    「ま…待って!」
    「…まだ何か用か?謝罪でもしろというのか?」
    「そんなんじゃない。ザロフ将軍あなたは―――」
    あの映像を流してくれたんじゃないのか?と言いかけた所を手で制された。
    「それ以上は言うな……今度こそお別れだジリオン。俺が出会った中で最高に強く、美しい戦士よ。またどこかで会おう」
    真顔で言って僕に背を向けて去っていこうとする。
    「………ありがとう」
    自然と口から出る礼の言葉。ザロフ将軍がこっちを見て口を開く。
    「……甘いな…以前幾度も戦い、自分を散々嬲った男に礼とは」
    「それでも…言いたかったんだ」
    「……この基地の入口は開けておく。服も置いておくから、早くあの娘に顔を見せてやれ」
    そのままザロフ将軍は、もう振り返ることなく僕の目の前から去っていった。

    夕焼けの住宅街を歩く純也。Tシャツと半ズボンを着ている。
    やがて純也は『星川』と表札に書かれた家の前で足を止めた。
    「帰ってきたんだ…」
    そう呟いてインターホンを鳴らす。間髪をいれず、中から慌ただしい足音が聞こえてきた。
    「純也君……!!」
    ドアを開けたのはポニーテールの少女だ。その目は既に泣き濡れている。
    「ただいま…恵ちゃん」
    「………おかえり!」
    感極まったのか恵は純也に抱きつく。
    「痛いよ恵ちゃん…」
    「純也君……こんなに痩せて…」
    純也に抱きついたまま、涙で服を湿らせる恵。
    「大丈夫、僕は平気だよ……」
    「嘘っ!……あんなに長い間裸で縛られて、お尻にいっぱい酷い事されたのに…」
    純也の体を見回す恵。手首や足首、首回りには赤黒い枷の跡が痛々しく残っている。
    さらに恵には見えない、服の下の鞭で打たれた跡や縄の跡、そして何より無惨に押し拡げられた肛門。
    それら全てがこの二ヶ月あまり、純也の受けてきた辛苦の証人だ。
    「………正直言うとね、辛かった。辛くて…半分以上負けてしまってた」
    これまでの過酷な責めを思い出し曇る純也の表情。
    「でも…僕がこうして元の僕でいられるのは、恵ちゃん達のお陰だよ……本当にありがとう」
    そう言って微笑む純也。その笑顔は恵の知ってるそれその物だった。
    (純也君………良かった…私の好きな純也君のままで、戻って来てくれた!)
    恵が喜びながら、純也を見ると間抜けな音が響く。純也の腹の音だ。
    「………お腹すいちゃった。ご飯食べたいな…」
    「うん…いっぱい美味しいもの作るからね……」
    「うわぁ、楽しみだな」
    二人は満面の笑みで、家の中に入っていった。